三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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尊厳の芸術 / The Art of Gaman
Day 846: 2012年11月19日
Tokyo (My Sweet Home)
82,141km
みなさん、こんにちは。三郎です。この文章は19日の朝出かける前に書いています。
「強制収容所」と聞きますと、恐らく殆どの方がナチス・ドイツが作った強制収容所を連想されると思うのですが。
ワシも以前ポーランドのアウシュビッツ強制収容所を訪ね(エピソードはこちらとこちらから)、それは、まぁ、極悪・非道な場所だった、と印象を受けました。
しかし我々日本人として忘れてはいけないもう1つ(一箇所だけではないですが)の強制収容所があったのです。
それは第二次世界大戦中にアメリカ合衆国をはじめその影響かにあったラテンアメリカ諸国、そして英連邦(オーストラリアやカナダ)に在住する日系人に対する強制収容所。詳しくはこちら(ウィキペディア)をご参照ください。
ナチスによる強制収容所の過酷さ、そして非人道的な行為は世界中の人々の知るところですが、アメリカ合衆国主導の対日系人強制収容所も相当酷いものでした。財産も没収され、身の周りのものもろくに持たされないで灼熱の砂漠の真ん中に強制移住させられたその自然環境の厳しさにおいては、ナチスの作った強制収容所以上だったのでは、と考えます。
そんな厳しい、絶望的な環境でも日系人の方々は決して希望を捨てなかった。くず鉄からハサミやノミなどを加工し拾っていた木切れや、石、貝殻など材料に、日用品や美術工芸品を生み出していったのです。逆境の中でもその創造力を豊かに実らせていった、その日系人の方々には同じ日本人として誇りを感じ、また尊敬の念を抱かずにはいられません。
その作品の数々がただいま上野の東京藝術大学美術館にて「尊厳の芸術展 / The Art of Gaman」として展示されているのです。
今夜高速バスにて名古屋に向かうのですが、是非この素晴らしい魂の芸術の数々をこの目で見たく、上野に行こう、と思っています。
道連れは小雨です。彼女とはアルゼンチンのエル・カラファテで別れて以来10ヶ月ぶりの再会となりますね。
彼女も日本の将来を真剣に考え、現在どうするべきかに取り組んでいる素晴らしい人。そんな彼女と「尊厳の芸術展」に行けるワシは幸せモノですね。
続き・・・(名古屋にて続きを書いてます。写真は後ほどアップします。)
1時過ぎに上野駅で小雨と再会。コートに身を包み、さらに大人っぽくなった小雨。
まずは腹減ったのでアメ横近辺で昼飯。今日は寒いので暖まるものを、と担々麺屋へ。
上野と言えば西郷ドン!!!
上野公園を抜けて「尊厳の芸術展」を開催している東京芸術大学美術館へ向かいます。ここら辺はなかなか雰囲気もいいですねぇ。
やってきました、芸大。ワシは芸大の隣の上野高校に通っていたので、懐かしいですねぇ。
で、なんと、なんと、東京芸術大学美術館は月曜日休館!!!
残念至極・・・
気を取り直して、近くの茶亭にてお抹茶とお菓子をいただきます。
お茶も
お菓子もお見事!
至福の一時。
日本はやはりイイなぁ。
公園から下り、不忍池を歩いたり。
歩きながら、小雨と様々な話をします。
紅葉が奇麗だ。
日が暮れると、更に寒くなります。珈琲を飲みながら会話の弾む二人。
8時過ぎには小雨は駐屯地に向かわなければいけないので、天丼を食べたら電車に乗り込みます。
小雨もなかなか外出許可は出ないのに、わざわざ上野まで会いに来てくれて、ありがとう。「尊厳の芸術展」は見れなかったけど、楽しいそして有意義な一日だったよ。
また、西から戻って来たら会いたいねぇ。
新宿に向かい、西口にあるバス会社のラウンジで出発を待つワシ。
名古屋行きのバスは11時45分発。座席と座席の間にカーテンがあったり、窓際にハンガーがあったり、マスクや目隠しをくれたりとかなり快適。これで名古屋まで2,700円はお買い得。
出発したら直ぐに就寝。おやすみなさい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
さて、中部・近畿方面に行ってきます。Yoshi DR650やホセ、そして近畿周辺在住の旅友との再会が楽しみです!
本日も「世界一周」ボタンをクリックして応援をよろしくお願いいたします!!
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「強制収容所」と聞きますと、恐らく殆どの方がナチス・ドイツが作った強制収容所を連想されると思うのですが。
ワシも以前ポーランドのアウシュビッツ強制収容所を訪ね(エピソードはこちらとこちらから)、それは、まぁ、極悪・非道な場所だった、と印象を受けました。
しかし我々日本人として忘れてはいけないもう1つ(一箇所だけではないですが)の強制収容所があったのです。
それは第二次世界大戦中にアメリカ合衆国をはじめその影響かにあったラテンアメリカ諸国、そして英連邦(オーストラリアやカナダ)に在住する日系人に対する強制収容所。詳しくはこちら(ウィキペディア)をご参照ください。
ナチスによる強制収容所の過酷さ、そして非人道的な行為は世界中の人々の知るところですが、アメリカ合衆国主導の対日系人強制収容所も相当酷いものでした。財産も没収され、身の周りのものもろくに持たされないで灼熱の砂漠の真ん中に強制移住させられたその自然環境の厳しさにおいては、ナチスの作った強制収容所以上だったのでは、と考えます。
そんな厳しい、絶望的な環境でも日系人の方々は決して希望を捨てなかった。くず鉄からハサミやノミなどを加工し拾っていた木切れや、石、貝殻など材料に、日用品や美術工芸品を生み出していったのです。逆境の中でもその創造力を豊かに実らせていった、その日系人の方々には同じ日本人として誇りを感じ、また尊敬の念を抱かずにはいられません。
その作品の数々がただいま上野の東京藝術大学美術館にて「尊厳の芸術展 / The Art of Gaman」として展示されているのです。
今夜高速バスにて名古屋に向かうのですが、是非この素晴らしい魂の芸術の数々をこの目で見たく、上野に行こう、と思っています。
道連れは小雨です。彼女とはアルゼンチンのエル・カラファテで別れて以来10ヶ月ぶりの再会となりますね。
彼女も日本の将来を真剣に考え、現在どうするべきかに取り組んでいる素晴らしい人。そんな彼女と「尊厳の芸術展」に行けるワシは幸せモノですね。
続き・・・(名古屋にて続きを書いてます。写真は後ほどアップします。)
1時過ぎに上野駅で小雨と再会。コートに身を包み、さらに大人っぽくなった小雨。
まずは腹減ったのでアメ横近辺で昼飯。今日は寒いので暖まるものを、と担々麺屋へ。
上野と言えば西郷ドン!!!
上野公園を抜けて「尊厳の芸術展」を開催している東京芸術大学美術館へ向かいます。ここら辺はなかなか雰囲気もいいですねぇ。
やってきました、芸大。ワシは芸大の隣の上野高校に通っていたので、懐かしいですねぇ。
で、なんと、なんと、東京芸術大学美術館は月曜日休館!!!
残念至極・・・
気を取り直して、近くの茶亭にてお抹茶とお菓子をいただきます。
お茶も
お菓子もお見事!
至福の一時。
日本はやはりイイなぁ。
公園から下り、不忍池を歩いたり。
歩きながら、小雨と様々な話をします。
紅葉が奇麗だ。
日が暮れると、更に寒くなります。珈琲を飲みながら会話の弾む二人。
8時過ぎには小雨は駐屯地に向かわなければいけないので、天丼を食べたら電車に乗り込みます。
小雨もなかなか外出許可は出ないのに、わざわざ上野まで会いに来てくれて、ありがとう。「尊厳の芸術展」は見れなかったけど、楽しいそして有意義な一日だったよ。
また、西から戻って来たら会いたいねぇ。
新宿に向かい、西口にあるバス会社のラウンジで出発を待つワシ。
名古屋行きのバスは11時45分発。座席と座席の間にカーテンがあったり、窓際にハンガーがあったり、マスクや目隠しをくれたりとかなり快適。これで名古屋まで2,700円はお買い得。
出発したら直ぐに就寝。おやすみなさい。
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