三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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イード・アル=アドハー(عيد الأضحى ) / Feast of the Sacrifice (Eid al-Adha)
Day 822: 2012年10月26日
Luxor to Cairo - Egypt (On a train to Cairo)
82,141km
今日10月26日(ヒジュラ暦の12月10日)はイスラム教最大の祭事「犠牲祭」。
朝の礼拝を済ませた後、牛や羊を屠ります。ウィキペディアによると「犠牲祭はイスラム教で定められた宗教的な祝日。アブラハムが進んで息子のイシュマエルをアッラーフへの犠牲として捧げた事を世界的に記念する日。」、だそうです。
7時前に起きて宿の外に出てみると、早速一頭の牛が屠られた後でした。道には血が。
牛は解体されて、貧しい人に配られる、そうです。
朝飯を食べて、8時に空港へ向かうケンさんを見送ります。ケンさんとは明日カイロで再会の予定です。
ちょっと部屋で休んでから、鉄道駅まで行き、カイロ行きのチケットを買おうとしましたが、行列が・・・。
しばらく待っていると、エジプト人のおっちゃんがやって来て「外国人は違うチケットだから、列を無視して窓口にいきなさい。」、と。
本当なのかどうかわかりませんが、つボイ先生を列に残し、窓口に向かうと、違うおっちゃんが、「いと、どこへ向かん打だ?」、と「今晩カイロだよ。」、と答えると、窓口のガラスをドンドンと叩いてなにやらアラビア語で窓口の係りと話してます。「今は混んでいるから2時に戻って来い、って言ってるぜ。」とおっちゃん。
まぁ、本当に2時になったらチケットが買えるのかわかりませんが、待ってても仕方が無さそうなので、宿に帰る事に。とりあえず、ありがとう、おっちゃん。
宿に戻る途中、路上では羊の解体が・・・。
ここから下は牛や羊の解体写真があります。気分を害する可能性がありますので、ご注意ください。写真を掲載するべきかどうか考えたのですが、やはりこのブログはワシが見て体験したことの記録なので掲載することにしました。
羊の生首に笑顔の近所の人々と外国人のお姉さん。
「残酷」って声が聞こえてきそうですが、我々の食べている肉も多かれ少なかれこうして屠殺したあと解体されて肉屋さんに並ぶんですよ。
そして、もう一頭の牛が屠られて、解体が始まっていました。
路上は血だらけですが、牛ほど大きな動物でもこの程度の血なのかと、ワシはそれにビックリ。
そして、もう一頭を屠ります。
前脚と後脚を縄で縛りつけ、倒し、
アッラー(神)への感謝を唱えつつ牛の喉笛を斯き切ります。
喉から血がほとばしりますが、それほどドッバっと出るわけではないのですね。
牛は徐々に力を失いながらも、もがきます。
その生命力の強さには尊敬の念を抱かずにはいきません。
残酷、かもしれませんが、こうして我々は他の生物の命を糧に生きているのです。
彼らからもらった「命」を最大限に活かしながら、日々を過ごしていきたいです。
地元の子供たちも、牛が連れてこられ、縛られ、倒され、屠られ、解体される様を見ています。
「命をいただく」とはキレイごとじゃぁないんだぞ、としっかりと学んでいると思います。
昼過ぎに駅に戻ると先ほどの人だかりは何処へやら、ってくらい閑散としてました。
窓口に行き、「今晩カイロ行き。」、というと、「あー、満席だよ。」と。「んじゃ、明日は?」って訊いたら、「あ、6時45分のなら今日空いているよ。1人115ポンド。」、と。「んじゃ、それにして。大人2枚ね。」。
なので、今夜カイロに向けて夜行列車で行きます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
犠牲祭は今日から4日間。今日動物を屠り、家族や友人たちとお肉を頂いて過ごすのです。日本で言えばお盆、欧米で言えばクリスマスみたいな感じですかね。
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Luxor to Cairo - Egypt (On a train to Cairo)
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今日10月26日(ヒジュラ暦の12月10日)はイスラム教最大の祭事「犠牲祭」。
朝の礼拝を済ませた後、牛や羊を屠ります。ウィキペディアによると「犠牲祭はイスラム教で定められた宗教的な祝日。アブラハムが進んで息子のイシュマエルをアッラーフへの犠牲として捧げた事を世界的に記念する日。」、だそうです。
7時前に起きて宿の外に出てみると、早速一頭の牛が屠られた後でした。道には血が。
牛は解体されて、貧しい人に配られる、そうです。
朝飯を食べて、8時に空港へ向かうケンさんを見送ります。ケンさんとは明日カイロで再会の予定です。
ちょっと部屋で休んでから、鉄道駅まで行き、カイロ行きのチケットを買おうとしましたが、行列が・・・。
しばらく待っていると、エジプト人のおっちゃんがやって来て「外国人は違うチケットだから、列を無視して窓口にいきなさい。」、と。
本当なのかどうかわかりませんが、つボイ先生を列に残し、窓口に向かうと、違うおっちゃんが、「いと、どこへ向かん打だ?」、と「今晩カイロだよ。」、と答えると、窓口のガラスをドンドンと叩いてなにやらアラビア語で窓口の係りと話してます。「今は混んでいるから2時に戻って来い、って言ってるぜ。」とおっちゃん。
まぁ、本当に2時になったらチケットが買えるのかわかりませんが、待ってても仕方が無さそうなので、宿に帰る事に。とりあえず、ありがとう、おっちゃん。
宿に戻る途中、路上では羊の解体が・・・。
ここから下は牛や羊の解体写真があります。気分を害する可能性がありますので、ご注意ください。写真を掲載するべきかどうか考えたのですが、やはりこのブログはワシが見て体験したことの記録なので掲載することにしました。
羊の生首に笑顔の近所の人々と外国人のお姉さん。
「残酷」って声が聞こえてきそうですが、我々の食べている肉も多かれ少なかれこうして屠殺したあと解体されて肉屋さんに並ぶんですよ。
そして、もう一頭の牛が屠られて、解体が始まっていました。
路上は血だらけですが、牛ほど大きな動物でもこの程度の血なのかと、ワシはそれにビックリ。
そして、もう一頭を屠ります。
前脚と後脚を縄で縛りつけ、倒し、
アッラー(神)への感謝を唱えつつ牛の喉笛を斯き切ります。
喉から血がほとばしりますが、それほどドッバっと出るわけではないのですね。
牛は徐々に力を失いながらも、もがきます。
その生命力の強さには尊敬の念を抱かずにはいきません。
残酷、かもしれませんが、こうして我々は他の生物の命を糧に生きているのです。
彼らからもらった「命」を最大限に活かしながら、日々を過ごしていきたいです。
地元の子供たちも、牛が連れてこられ、縛られ、倒され、屠られ、解体される様を見ています。
「命をいただく」とはキレイごとじゃぁないんだぞ、としっかりと学んでいると思います。
昼過ぎに駅に戻ると先ほどの人だかりは何処へやら、ってくらい閑散としてました。
窓口に行き、「今晩カイロ行き。」、というと、「あー、満席だよ。」と。「んじゃ、明日は?」って訊いたら、「あ、6時45分のなら今日空いているよ。1人115ポンド。」、と。「んじゃ、それにして。大人2枚ね。」。
なので、今夜カイロに向けて夜行列車で行きます。
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犠牲祭は今日から4日間。今日動物を屠り、家族や友人たちとお肉を頂いて過ごすのです。日本で言えばお盆、欧米で言えばクリスマスみたいな感じですかね。
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