三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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ギザのピラミッド第2弾 観光客が多いとラクダ引きもウザくない!?/ 2nd visit to Pyramids of Giza
Day 824: 2012年10月28日
Cairo - Egypt (Venice Hosokawaya Hotel)
82,141km
今日は先日の失敗から学んで、ギザへは朝早くから向かいます。ルクソールに行く前に比べると、朝の気温がかなり低くなっているように感じます。
7時にケンさんと待ち合わせをして、地下鉄でギザ駅まで。それからバスで大ピラミッド入り口近くまで。2回目なので馴れたものです。
バスを降りると、そこには大ピラミッドが。
やはり、何度見てもいいものですね。
チケット売り場まで歩いていく途中、またラクダ引きらしき男が「チケットはこっちだよ。」とラクダ乗り場の方に案内しようとします。「お前、なんでウソを教えるんだ。こっちは前に来ていて知ってんだ。アッラーの神が見ているぞ!!」、と撃退。初っ端からウザい・・・。今日も無駄な体力・気力を使わなければいけないのか・・・。
今日は結構観光客が多いですね。しかもエジプト人が多い。流石に大型連休なので、家族連れが多いです。
入り口でショウコちゃんという日本人女性パッカーと出会い、一緒に周ることに。
先ずは大ピラミッドを見学。やはりその大きさ、質量は圧倒的です。
第2ピラミッド。ギザ大地にいると、一番目立つのがこのピラミッドなんです。高さは大ピラミッドより低いのですが、真ん中にあるのと、基盤部分の大地が大ピラミッドのそれよりも高いので、高く見えるんですね。
天辺に化粧石を残しているのも、大ピラミッドより立派に見える理由ですかね。
今回は写真を撮るのを忘れてしまったのですが、下に転がっている化粧石は花崗岩なんですけれど、天辺付近のそれは石灰岩みたいですね。基礎部分の3段目までは巨大な石材を使っているのに、それ以降は比較的小さな(それでも大きいですが)石材を使っているのが特徴です。なので、このピラミッドはカフラー王一代で建造された、という定説よりも、何世代かに分けて造られた、という説のほうがワシは信憑性があると思います。
大ピラミッドを第2ピラミッド辺りから見た図。まだ時間が早いせいか、そんなに暑くないのです。
ここまで来て、ショウコちゃんのドライバーから携帯電話で催促があり(彼女は今日サッカラやダハシュールも周るそう)、急いで入り口まで戻ることに。よい旅を!!
そういえば、ラクダ引きが全然こっちに来ない。観光客が多いせいで、彼らも商売繁盛。供給過多だった先日と違い、需要過多、あんですかね。暑くもないし、これは快適に周れますな。
そして第3ピラミッドへ。前回はあんまり第3ピラミッドを見れなかったので(暑さでクラクラになっていたので)、今回はしっかり見ましょう。
前回も見ましたが、基礎部分の花崗岩の化粧石が素晴らしい。
仕上げは結構荒いのですが。前回も言いましたが、クスコ辺りの石積みに似ているような。
ピラミッド入り口付近にはかなり磨耗していますが、ヒエログリフが刻まれています。定説通り第4王朝のファラオであるメンカウラー王の建造なのか、はたまた、それ以前に存在していたピラミッドに王がヒエログリフを刻ませたのか。
辺りには相当な量の化粧石が散乱しています。これをピラミッドに再び取り付けることはしないのですかね。
第3ピラミッドは3大ピラミッドのなかでも一番小さく、3分の1くらいの大きさなのですが、ワシもケンさんも一番気に入ったピラミッドなんです。
さて、前回行けなかった見晴らし台まで歩いて見ましょう。遠目から第2ピラミッド。
おぉーーー、3大ピラミッドが一望できます。
ヒツジもご満悦。
エンジェルも。
そして、チェ・サブローも!!!
いいですねぇ。
さて、歩いてスフィンクスまで行って見ましょう。先ずは、後ろから。
河岸神殿を覆っていた花崗岩の外壁が散乱しているのですが、ここでもレリーフの痕を発見。全く装飾が無いかと思ってましたが、あるんですね。が、しかし、建設当初から装飾があったのかは、これではわかりませんね。
河岸神殿の中は人だかり。ケンさんはルクソールから新王朝時代の装飾だらけの神殿しか見ていないので、「とても新鮮だ!」と言ってましたね。この簡素ですが、力強い神殿はワシは好きです。(写真は前回訪れたときのものです)
アジア人が珍しいのでしょうか、エジプト人の子供たちに、「一緒に写真撮ってくれ!!!」とせがまれるワシら3人衆。この「有名人」的な扱いは久しぶりですね。
ここで物売りの少女がワシに付きまとって来ました。とても可愛らしい女の子なんですが、まぁ、モノは買う気がないので、「いらないよ!」っていうのですが、構わず着いて来ます。
ワシの「Fazedores de Chuva」のTシャツにはブラジルの国旗が付いているので、彼女は「ブラジルから来たの?」っと訊いてきたので、「そうだよ。」って答えたら、スペイン語でも話してくるんです。
ワシとのやり取りが気に入ったのか、モノを売ることはそっちのけでワシとの会話を楽しみ始めました。
なんと10ヶ国語くらい片言なら話せるみたいです。日本語も多少出来るんです。アラビア語、英語、イタリア語、スペイン語は結構流暢に。彼女の名前はナディア。
つボイ先生が「三郎さん、そこまで懐いているんだから、なんか買ってあげないとヒドイですよ。」、っていうんで、まぁ、買ってあげようかな、とパピルスのしおり10枚セットを言い値の10ポンド(150円くらい)で購入。
スフィンクスを眺めながら、しばらく歓談してました。
とても可愛らしい女の子。13歳って言ってましたが、どうみても10歳以下ですよね。もう、ここで働き始めて8年、だって。お母さんとお姉さんもここで行商してるとか。
しばらく話した後、彼女に別れを告げて、スフィンクスをちょっと眺めた後、再び河岸神殿を通り、大ピラミッドに向かおうとしたら、ナディアが外でワシらを待ってました。「これあげる!!」と絵葉書をワシらに一枚ずつプレゼントしてくれた彼女。本当にワシらのことを気に入ってくれたんだね。キミに会えて本当に嬉しいよ。
ありがとう、ナディア。しおりと絵葉書は宝物にするよ。
そのあと、お母さんとお姉さんに挨拶し、大ピラミッドに向かいました。
大ピラミッドの周辺には3つの衛星ピラミッド(女王や王女の墓といわれています)があるんですが、なんと、ピラミッドの天辺まで大勢の観光客が登っています・・・。
見た感じ、エジプト人ですね。子供だけじゃなく、大人まで・・・。
守衛も今日に限っては観光客が多過ぎるので、全く注意をしませんね・・・。
大ピラミッドにまで登ってる始末。「登るな!!」って書いてあるのにね。
「太陽の船」の墓場にも柵を乗り越えて侵入してはしゃいでいる10代のガキどももいました。
自分らの先祖の遺産にたいして全く尊敬をしていない。悲しくなってきますね。
まぁ、ピラミッドはクフ王が建造したとして紀元前2550年ごろから現在まで4,500年以上も崩れていないので、多少の人間が登った程度で崩れないのですけれども。
流石に11時を過ぎると暑くなって来ました。8時過ぎから12時近くまで4時間くらい堪能いたしました。帰りますか。
夕方、再びケンさんと待ち合わせをして、外で飯を。ケンさんが宿で知り合った大学生のヒロくんも参加。
かれは某日○銀行に就職が決まったというとても優秀な若者。なんと7ヶ国語を話せるとか!!! ワシよりのスペイン語が堪能です。これにはビビリました。
旅で学んだことを活かして、日本に貢献して欲しいものです。
明日はサッカラにでも行こうかな、って思ってましたが、まぁ、のんびりしよう、ってことになりました。一時帰国まであと3日。
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期待を裏切り今日は快適にギザのピラミッドを見て周れました。ナディアにも出会えたしとてもいい1日でした。
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82,141km
今日は先日の失敗から学んで、ギザへは朝早くから向かいます。ルクソールに行く前に比べると、朝の気温がかなり低くなっているように感じます。
7時にケンさんと待ち合わせをして、地下鉄でギザ駅まで。それからバスで大ピラミッド入り口近くまで。2回目なので馴れたものです。
バスを降りると、そこには大ピラミッドが。
やはり、何度見てもいいものですね。
チケット売り場まで歩いていく途中、またラクダ引きらしき男が「チケットはこっちだよ。」とラクダ乗り場の方に案内しようとします。「お前、なんでウソを教えるんだ。こっちは前に来ていて知ってんだ。アッラーの神が見ているぞ!!」、と撃退。初っ端からウザい・・・。今日も無駄な体力・気力を使わなければいけないのか・・・。
今日は結構観光客が多いですね。しかもエジプト人が多い。流石に大型連休なので、家族連れが多いです。
入り口でショウコちゃんという日本人女性パッカーと出会い、一緒に周ることに。
先ずは大ピラミッドを見学。やはりその大きさ、質量は圧倒的です。
第2ピラミッド。ギザ大地にいると、一番目立つのがこのピラミッドなんです。高さは大ピラミッドより低いのですが、真ん中にあるのと、基盤部分の大地が大ピラミッドのそれよりも高いので、高く見えるんですね。
天辺に化粧石を残しているのも、大ピラミッドより立派に見える理由ですかね。
今回は写真を撮るのを忘れてしまったのですが、下に転がっている化粧石は花崗岩なんですけれど、天辺付近のそれは石灰岩みたいですね。基礎部分の3段目までは巨大な石材を使っているのに、それ以降は比較的小さな(それでも大きいですが)石材を使っているのが特徴です。なので、このピラミッドはカフラー王一代で建造された、という定説よりも、何世代かに分けて造られた、という説のほうがワシは信憑性があると思います。
大ピラミッドを第2ピラミッド辺りから見た図。まだ時間が早いせいか、そんなに暑くないのです。
ここまで来て、ショウコちゃんのドライバーから携帯電話で催促があり(彼女は今日サッカラやダハシュールも周るそう)、急いで入り口まで戻ることに。よい旅を!!
そういえば、ラクダ引きが全然こっちに来ない。観光客が多いせいで、彼らも商売繁盛。供給過多だった先日と違い、需要過多、あんですかね。暑くもないし、これは快適に周れますな。
そして第3ピラミッドへ。前回はあんまり第3ピラミッドを見れなかったので(暑さでクラクラになっていたので)、今回はしっかり見ましょう。
前回も見ましたが、基礎部分の花崗岩の化粧石が素晴らしい。
仕上げは結構荒いのですが。前回も言いましたが、クスコ辺りの石積みに似ているような。
ピラミッド入り口付近にはかなり磨耗していますが、ヒエログリフが刻まれています。定説通り第4王朝のファラオであるメンカウラー王の建造なのか、はたまた、それ以前に存在していたピラミッドに王がヒエログリフを刻ませたのか。
辺りには相当な量の化粧石が散乱しています。これをピラミッドに再び取り付けることはしないのですかね。
第3ピラミッドは3大ピラミッドのなかでも一番小さく、3分の1くらいの大きさなのですが、ワシもケンさんも一番気に入ったピラミッドなんです。
さて、前回行けなかった見晴らし台まで歩いて見ましょう。遠目から第2ピラミッド。
おぉーーー、3大ピラミッドが一望できます。
ヒツジもご満悦。
エンジェルも。
そして、チェ・サブローも!!!
いいですねぇ。
さて、歩いてスフィンクスまで行って見ましょう。先ずは、後ろから。
河岸神殿を覆っていた花崗岩の外壁が散乱しているのですが、ここでもレリーフの痕を発見。全く装飾が無いかと思ってましたが、あるんですね。が、しかし、建設当初から装飾があったのかは、これではわかりませんね。
河岸神殿の中は人だかり。ケンさんはルクソールから新王朝時代の装飾だらけの神殿しか見ていないので、「とても新鮮だ!」と言ってましたね。この簡素ですが、力強い神殿はワシは好きです。(写真は前回訪れたときのものです)
アジア人が珍しいのでしょうか、エジプト人の子供たちに、「一緒に写真撮ってくれ!!!」とせがまれるワシら3人衆。この「有名人」的な扱いは久しぶりですね。
ここで物売りの少女がワシに付きまとって来ました。とても可愛らしい女の子なんですが、まぁ、モノは買う気がないので、「いらないよ!」っていうのですが、構わず着いて来ます。
ワシの「Fazedores de Chuva」のTシャツにはブラジルの国旗が付いているので、彼女は「ブラジルから来たの?」っと訊いてきたので、「そうだよ。」って答えたら、スペイン語でも話してくるんです。
ワシとのやり取りが気に入ったのか、モノを売ることはそっちのけでワシとの会話を楽しみ始めました。
なんと10ヶ国語くらい片言なら話せるみたいです。日本語も多少出来るんです。アラビア語、英語、イタリア語、スペイン語は結構流暢に。彼女の名前はナディア。
つボイ先生が「三郎さん、そこまで懐いているんだから、なんか買ってあげないとヒドイですよ。」、っていうんで、まぁ、買ってあげようかな、とパピルスのしおり10枚セットを言い値の10ポンド(150円くらい)で購入。
スフィンクスを眺めながら、しばらく歓談してました。
とても可愛らしい女の子。13歳って言ってましたが、どうみても10歳以下ですよね。もう、ここで働き始めて8年、だって。お母さんとお姉さんもここで行商してるとか。
しばらく話した後、彼女に別れを告げて、スフィンクスをちょっと眺めた後、再び河岸神殿を通り、大ピラミッドに向かおうとしたら、ナディアが外でワシらを待ってました。「これあげる!!」と絵葉書をワシらに一枚ずつプレゼントしてくれた彼女。本当にワシらのことを気に入ってくれたんだね。キミに会えて本当に嬉しいよ。
ありがとう、ナディア。しおりと絵葉書は宝物にするよ。
そのあと、お母さんとお姉さんに挨拶し、大ピラミッドに向かいました。
大ピラミッドの周辺には3つの衛星ピラミッド(女王や王女の墓といわれています)があるんですが、なんと、ピラミッドの天辺まで大勢の観光客が登っています・・・。
見た感じ、エジプト人ですね。子供だけじゃなく、大人まで・・・。
守衛も今日に限っては観光客が多過ぎるので、全く注意をしませんね・・・。
大ピラミッドにまで登ってる始末。「登るな!!」って書いてあるのにね。
「太陽の船」の墓場にも柵を乗り越えて侵入してはしゃいでいる10代のガキどももいました。
自分らの先祖の遺産にたいして全く尊敬をしていない。悲しくなってきますね。
まぁ、ピラミッドはクフ王が建造したとして紀元前2550年ごろから現在まで4,500年以上も崩れていないので、多少の人間が登った程度で崩れないのですけれども。
流石に11時を過ぎると暑くなって来ました。8時過ぎから12時近くまで4時間くらい堪能いたしました。帰りますか。
夕方、再びケンさんと待ち合わせをして、外で飯を。ケンさんが宿で知り合った大学生のヒロくんも参加。
かれは某日○銀行に就職が決まったというとても優秀な若者。なんと7ヶ国語を話せるとか!!! ワシよりのスペイン語が堪能です。これにはビビリました。
旅で学んだことを活かして、日本に貢献して欲しいものです。
明日はサッカラにでも行こうかな、って思ってましたが、まぁ、のんびりしよう、ってことになりました。一時帰国まであと3日。
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