三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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スジャータ村の静寂、からの! / Tranquility of Sena village & chaotic back street of Buddha Gaya
Day 891: 2013年1月3日
Buddha Gaya, India (Shanti Guesthouse)
83,981km
ネズミさん。
朝起きると今日もいい天気。スジャータ村にでも歩いて行きますか。
昨晩から宿のWiFiに繋がらなくなって、今朝もダメ。ブログのアップだけはしたいので、WiFiがあるカフェにて朝飯。
コウイチはトースト、
ワシは久しぶりインド式の朝食を。
ブッダガヤの寺院地区からガヤーに向う本道に出ると、更にクラクションの音が響き渡る喧騒に。
しばらく本道を歩き、ミャンマー寺で右折。
そこから橋を渡る。川は乾季だから殆ど干しあがっている。
橋の真ん中くらいで、後ろからやって来たインド人が日本語で話しかけてきた。
「どこ行きますか。スジャータ村行きますね。私はスジャータ村住んでる。日本語学校あるね。子供たち日本語勉強してる。見にくる?」、と。
よく聞く話では学校に観光客を連れて行き寄付を迫る、とか。
玉ちゃんの話しでは、「スジャータ村に学校があって昨日それを見てきた」、と。
そこで、「一万円を寄付しろ。」、と言われたそうです。「そんなに持ってないよ。」、と言うと「え、一万円も持ってないの」、とインド人。
そこで玉ちゃんは何故だか1,000ルピー(1,500円)を寄付してしまった、と。
これは相手にしないのが一番だ、と思い日本語があんまり分からない振りを。
スジャータ村に到着すると、早速その学校が待ち受けていた!
自称校長が、「学校見てください。」、と来たがワシは素知らぬ振り。
コウイチが「なんで日本語学んでるんですか?」、と訊くと、返事は無し。
これを潮時にワシらはそこから退散。
辺りにを見渡せば、田園の長閑な風景が。
やはり、こうでなきゃね、田舎は。
気付けばクラクションの音もしないし、この静寂さ。初めてインドでいい所に来たな、と。
先程の学校輩以外は村の人々は素朴だし。
牛糞を乾かして壁に貼って防寒。
ノンビリ。
スジャータ村は本当はセーナー村という。お釈迦様が前正覚山で6年間(!)の断食の苦行を終えて、空腹を抱えてこの村まで降りて来た時、スジャータという娘が乳粥をお釈迦様に供えたという。
それから、お釈迦様ブッダガヤ菩提樹の下で瞑想をされ覚りを得られた。
なのでここはスジャータ村として知られている。
ここから前正覚山までは3キロばかり。適当に当てを付けて歩いて行くと、山が見えて来た!
続き
ここから前正覚山までは3キロばかり。
適当に当てを付けて歩いて行くと、山が見えて来た!
途中から地元の少年2人がワシら後を付けて来た。「何処に行くの?」、「山だよ。」、と言葉を交わす。
しばらく付けて来るから、立ち止まり水を飲んで彼らを先に行かせる。
ちょっと距離をおいてから、再び歩き出す。
しばらくすると、二股路に。そこで先程の少年たちが、「こっちだよ」、と手招く。
「ふむ、そっちじゃないように思うけどな」、と思いつつも、彼らが招く方へ。
で、ちょっと行くとあぜ道だけになった。
「山は、こっち、こっち」、と少年たち。確かに山は見える。が、しかし、あぜ道を行くのはおかしい。バイクやリキシャで行ける、と聞いていたからね。
しばらく、あぜ道を歩いた後、少年たちが、立ち止まり、「こっちこっち、こっちが近道」、と。
これはなんか怪しいな。山もまだ遠いし。
なので、「山、遠いし、帰るわ。」、と言って振り向き来た道を戻るワシら。少年たちはそこに置き去り。
畑で働いている人に挨拶しながら戻るワシら。
先程の二股路まで戻ったけど、なんか山へ行くのはもうどうでもよくなったので、ブッダガヤに帰ることに。
また干上がった川の橋を渡ると、干上がった川底に洗濯物が干されているし。これではせっかく洗濯したのにまた汚れてしまうのでは!?
橋まで来ると、またエンジン音
とクラクションとの喧騒の中へ。
「あぁー、戻って来てしまった。」
スジャータ村の静寂から戻って来て、やはりこのクラクションがワシらのストレス源になっているのだと気が付いた。
クラクションにゴミ、糞。街を歩いているだけでもストレスがたまる。
昼飯はチベットりに肉モモを。コウイチは肉モモの旨さに感動!
まぁ、日本やオーストラリアで食べたら、別に普通の餃子なんだろうけど。
昼飯を食べたらもうやる事が無い。それでは散歩でも行くか、と大正覚寺前を通り、今まで行ったことがない東側へ。
こちら側は観光客が殆どいない、地元民の地区。
人だかり、バイク、クラクション。路上に野菜やら商品やらを広げて露店を開いている。
そして驚いたのは、路上にのゴミ多さ。
なんだ、こりゃ。
バラナシよりもゴミが多い。
路上のゴミはかなりの厚みとなって溜まっていて、歩くとフカフカ。気味が悪い。
この人たちはよく自分の住んでいる場所をここまで汚くできるな。
どういう神経をしているのだろう。
今のところインドの何処に行ってもゴミと糞だらけだったけれど、ここは最悪だ。
旅人で優しいインド人に出会った、インドが好きだ、という人もいる。確かに優しいインド人もいるだろうし、インド人、インド文化、インドの自然、インド宗教・スピリットなどに触れてインドに感銘を受けたのだろう。
が、しかし、ワシは自分たちの住む所をこういう状態にして平気な顔をしているインド人には全くもって好感が持てない。
彼らには「公共」と言う概念が欠落しているのだ、と思う。
今回の旅でこのインドは51ヶ国目。ここまで公共心が無い人民はいなかった。
他人を基本的に尊重していないから、こういう風に出来るのだろう。クラクションも鳴らしまくるのだろう。危険な運転もするのだろう。窓口で並ばないのだろう。ツバを路上で吐くのだろう(これは男性も女性も。インドではなんでそんなにツバを吐くのか、というくらい、みんなペッ、ペッ、と吐いている)。無賃乗車もするのだろう。
ここを歩いていて、何だか哀しくなってきた。
途中まで歩いて、引き返し、大正覚寺の前を通って玉ちゃんの宿に向かってると、丁度玉ちゃんが歩いて来た。
玉ちゃんは体調不良だったのだ。しかもここ初日は金縛りにあったとか!
路上では煩いし空気も悪い(ブッダガヤという小さな街でも空気が悪い)ので、チベット料理屋にお茶でも飲みに行こうと。
お茶を飲み、しばらく閑談。玉ちゃんは昨晩は金縛りにあわないように電気を付けっ放しで寝たとか。
夕飯はブータン料理屋でトゥクパを。
これは汁麺なんだけど、麺は冷麦みたい。まぁ、煮麺みたいでそこそこ旨い。
玉ちゃんもやはり喉をやられているのだそう。コウイチもまた「風邪引いたかも」、と。ワシも喉がガラガラするな。
埃っぽいのは気候のせいだろうけど、確実に空気が汚染されている。
仏教の聖地ブッダガヤ。おそらく皆さんのご想像では静寂で清らかな光満ちた土地、でしょうが、実際は喧騒の、埃っぽい、空気が汚染されたゴミだらけの土地。
やはり何事も実際に来て、自分の目で見ないと分からないモノですね。
さて明日はゆっくり休養して体調を整えますか。
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インドで初めてイイなぁって思える場所でした、が、しかし、この後!?
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コウイチはトースト、
ワシは久しぶりインド式の朝食を。
ブッダガヤの寺院地区からガヤーに向う本道に出ると、更にクラクションの音が響き渡る喧騒に。
しばらく本道を歩き、ミャンマー寺で右折。
そこから橋を渡る。川は乾季だから殆ど干しあがっている。
橋の真ん中くらいで、後ろからやって来たインド人が日本語で話しかけてきた。
「どこ行きますか。スジャータ村行きますね。私はスジャータ村住んでる。日本語学校あるね。子供たち日本語勉強してる。見にくる?」、と。
よく聞く話では学校に観光客を連れて行き寄付を迫る、とか。
玉ちゃんの話しでは、「スジャータ村に学校があって昨日それを見てきた」、と。
そこで、「一万円を寄付しろ。」、と言われたそうです。「そんなに持ってないよ。」、と言うと「え、一万円も持ってないの」、とインド人。
そこで玉ちゃんは何故だか1,000ルピー(1,500円)を寄付してしまった、と。
これは相手にしないのが一番だ、と思い日本語があんまり分からない振りを。
スジャータ村に到着すると、早速その学校が待ち受けていた!
自称校長が、「学校見てください。」、と来たがワシは素知らぬ振り。
コウイチが「なんで日本語学んでるんですか?」、と訊くと、返事は無し。
これを潮時にワシらはそこから退散。
辺りにを見渡せば、田園の長閑な風景が。
やはり、こうでなきゃね、田舎は。
気付けばクラクションの音もしないし、この静寂さ。初めてインドでいい所に来たな、と。
先程の学校輩以外は村の人々は素朴だし。
牛糞を乾かして壁に貼って防寒。
ノンビリ。
スジャータ村は本当はセーナー村という。お釈迦様が前正覚山で6年間(!)の断食の苦行を終えて、空腹を抱えてこの村まで降りて来た時、スジャータという娘が乳粥をお釈迦様に供えたという。
それから、お釈迦様ブッダガヤ菩提樹の下で瞑想をされ覚りを得られた。
なのでここはスジャータ村として知られている。
ここから前正覚山までは3キロばかり。適当に当てを付けて歩いて行くと、山が見えて来た!
続き
ここから前正覚山までは3キロばかり。
適当に当てを付けて歩いて行くと、山が見えて来た!
途中から地元の少年2人がワシら後を付けて来た。「何処に行くの?」、「山だよ。」、と言葉を交わす。
しばらく付けて来るから、立ち止まり水を飲んで彼らを先に行かせる。
ちょっと距離をおいてから、再び歩き出す。
しばらくすると、二股路に。そこで先程の少年たちが、「こっちだよ」、と手招く。
「ふむ、そっちじゃないように思うけどな」、と思いつつも、彼らが招く方へ。
で、ちょっと行くとあぜ道だけになった。
「山は、こっち、こっち」、と少年たち。確かに山は見える。が、しかし、あぜ道を行くのはおかしい。バイクやリキシャで行ける、と聞いていたからね。
しばらく、あぜ道を歩いた後、少年たちが、立ち止まり、「こっちこっち、こっちが近道」、と。
これはなんか怪しいな。山もまだ遠いし。
なので、「山、遠いし、帰るわ。」、と言って振り向き来た道を戻るワシら。少年たちはそこに置き去り。
畑で働いている人に挨拶しながら戻るワシら。
先程の二股路まで戻ったけど、なんか山へ行くのはもうどうでもよくなったので、ブッダガヤに帰ることに。
また干上がった川の橋を渡ると、干上がった川底に洗濯物が干されているし。これではせっかく洗濯したのにまた汚れてしまうのでは!?
橋まで来ると、またエンジン音
とクラクションとの喧騒の中へ。
「あぁー、戻って来てしまった。」
スジャータ村の静寂から戻って来て、やはりこのクラクションがワシらのストレス源になっているのだと気が付いた。
クラクションにゴミ、糞。街を歩いているだけでもストレスがたまる。
昼飯はチベットりに肉モモを。コウイチは肉モモの旨さに感動!
まぁ、日本やオーストラリアで食べたら、別に普通の餃子なんだろうけど。
昼飯を食べたらもうやる事が無い。それでは散歩でも行くか、と大正覚寺前を通り、今まで行ったことがない東側へ。
こちら側は観光客が殆どいない、地元民の地区。
人だかり、バイク、クラクション。路上に野菜やら商品やらを広げて露店を開いている。
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路上のゴミはかなりの厚みとなって溜まっていて、歩くとフカフカ。気味が悪い。
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今のところインドの何処に行ってもゴミと糞だらけだったけれど、ここは最悪だ。
旅人で優しいインド人に出会った、インドが好きだ、という人もいる。確かに優しいインド人もいるだろうし、インド人、インド文化、インドの自然、インド宗教・スピリットなどに触れてインドに感銘を受けたのだろう。
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玉ちゃんは体調不良だったのだ。しかもここ初日は金縛りにあったとか!
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夕飯はブータン料理屋でトゥクパを。
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玉ちゃんもやはり喉をやられているのだそう。コウイチもまた「風邪引いたかも」、と。ワシも喉がガラガラするな。
埃っぽいのは気候のせいだろうけど、確実に空気が汚染されている。
仏教の聖地ブッダガヤ。おそらく皆さんのご想像では静寂で清らかな光満ちた土地、でしょうが、実際は喧騒の、埃っぽい、空気が汚染されたゴミだらけの土地。
やはり何事も実際に来て、自分の目で見ないと分からないモノですね。
さて明日はゆっくり休養して体調を整えますか。
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いつも会社の帰りの電車の中で 楽しく読んでます 僕も単車(スズキ 1100刀)に乗り 25年前にインドに行き 世界をウロウロしてます
宝くじが当たれば単車で世界を旅したく考えてる45才独身男です
僕も10月に
ネパールに行ってたきた所です
インドは多分帰ってきてから 又行きたくなる所だと思います
ブログ楽しみにしているので これからも元気で旅して下さい
そうですか、スズキ刀1100ですか!いいバイクですよね。僕もオーストラリアのツーリング仲間とエアーズロックに単車で行ったとき、仲間が刀1100に乗っていたので、単車を交換して、一日走らせました!時速 220キロまででましたね!
インドはまた来たくなりますかねぇ。まぁ、そうなってくれると嬉しいですが。
これからも応援、よろしくお願い申し上げます!
>初めてメールさせていただきます
>いつも会社の帰りの電車の中で 楽しく読んでます 僕も単車(スズキ 1100刀)に乗り 25年前にインドに行き 世界をウロウロしてます
>宝くじが当たれば単車で世界を旅したく考えてる45才独身男です
>僕も10月に
>ネパールに行ってたきた所です
>インドは多分帰ってきてから 又行きたくなる所だと思います
>ブログ楽しみにしているので これからも元気で旅して下さい
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