三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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ナンキン虫との闘い / A war with bedbugs!
Day 898: 2013年1月10日
Bangkok, Thailand (Sakura House)
83,981km
昨晩はイイものを観たなぁ。アキコちゃんご指名の30番にドリンクを奢ったからお会計は380バーツ(1100円チョイ)になってしまったけどね。
彼は我々の横に座って「ニコニコ」とショーの説明をしたりしてただけだけどね。彼はやはり男性が好き、だとのことで、アキコちゃんはフラれてしまった。残念!
彼はカンボジア人でこちらには出稼ぎ、とのこと。なかなかの好青年。
宿に戻り、ブログをつけてから就寝したのはもう2時。
昨日わかってたのだけど、あえて書かなかった事実が。
それは、この宿にはナンキン虫が発生していて、夜行性の奴らの動きを不活発にする為に夜は電気を付けっ放しなのだ。
幸いアイマスクを持っているから、それを付けて寝たんだけど、イマイチ眠りが浅い。
ナンキン虫は確実にいる。何故なら、昨日チェックインして、ベッドの横にバックパックを置いておいたのだけれど、1時間も経たない内に2匹バックパックの上を歩いているのを見て殺したのだ。
朝起きて、しばらく梅ちゃんと話しながらネット。コウイチは起きて来ないし。
10時過ぎにコウイチが起きて来て、遅い朝食。タイ飯は美味い。
今日は簡単な市内観光でもしようかな、と思ってたけど寝不足。
ちょっと仮眠取ろう、と思ったら2時半まで寝てた!
で、ふと、ベッドシーツを見ると動く奴が!
ナンキン虫だ!
茶色い身体を思いっきり手で叩く。
が、しかしナンキン虫は潰れない。噂通りだ、何回かぶっ叩き、床に出して靴で叩いて始めて潰れた。こいつは手強い。
で、もう一匹今度は黒い奴が。これも手でバン!と叩くと、ベチャっと血を噴き出して潰れた。
「うわぁ、刺されたんだ」。
ナンキン虫は人によっては刺されると全身に痒みが出るという困りもの。
どうもワシは右足の脇を刺されたようだ。
ちょっと紅くなっていて、ポッチが2箇所。痒みは蚊に刺された程度。
うーん、これ位だったら耐えられるな。
コウイチにムヒを貰い塗っておいたら、痒みも消えた!ワシは耐性が有るのか、それとも刺された部位が良かったのか?
4時ごろ陽がちょっと傾いてから、観光へ。
涅槃仏で有名なワット・ポーに。
流石に日中の陽射しは強い。まだ、この気候に慣れていないから
、ダウンしてしまうだろう。
大通りの真ん中には象の像があったり。ヒツジもインドの埃っぽい空気は嫌いだったけど、ここでは喜んでいる!
小雨リラックマも。
ワット・ポーはタイ王国の第一寺院だったこともある由緒正しい大寺院。
参拝料は100バーツ。これにボトル水が付いてくる。
なかなか煌びやかな、創り。
が、しかし、レンガやタイル、コンクリート造りなのだ。
タイは小乗仏教なので、我々日本人に馴染みの深い大乗仏教とはお寺の造りも装飾も違う。
仏像の趣も大分違う。
小乗仏教とは、観音などの菩薩は無く、個々の修行により解脱、極楽に行くという、大乗仏教よりは厳しい教え。極楽に行く乗り物「舟」が個人用で小さいので「小乗」仏教と呼ばれる。
これに対してインド北部、そしてアジア北部で発展した大乗仏教は菩薩が解脱するすれすれの所で我々を待っていてくれて、一緒に大きな「舟」に乗って解脱する、という楽チンな教え。
まあ、大乗も小乗も色々な宗教と混ぜあって発展したから、原始仏教とは別モノなんだけど、小乗仏教のほうが、どちらかというと、お釈迦様が教えた仏教に近いような、そんな印象。
で、この寺の最大の名物「涅槃仏」。食中りにあい、死の時を迎える仏陀の姿。
死の床にありなが、微笑をしている、という死をも凌駕している
お釈迦様。涅槃とは全ての説法をし終えた絶対的覚りの境地。
タイ人の信心深さを示すように、像は巨大で黄金に輝いている。
ブッダガヤーの大正覚寺よりも聖地、という感じの。
まぁ、観光客が多いけど。
ここではコウイチに色々仏教について解説。インドで仏教の聖地に行っているから、コウイチも多少の興味が湧いてきたらしい。
お寺の見学が終わり、カオサン通りに向かい、ちょっと宿探し。今のところ痒く無いとはいえ、ナンキン虫に刺されるのは嫌だからねぇ。
が、しかし、何処も「明日の11時に来て」、と。でないと、空き状況が分からないらしい。
フム。
まぁ、飯でも食べながら考えるか、と歩いていたら、なんか見知った顔が前から歩いて来る!
なんとツルちゃん!
メキシコ・シティの宿「ペンション・アミーゴ」で一緒で彼と別れてから既に2年!
いやぁ、懐かしい。
早速彼と屋台で夕飯!イーサンというタイの北部地方の料理。辛いけど美味い。
タイの話し、インドの話し中南米の話し、知り合いの話し。
また何処かで会おう!
宿に戻り、とりあえず今日はベッドを移って一夜を越しますか。
コウイチと梅ちゃんはまたゴーゴー・ボーイズに行ったけど、ワシは頭が痛いのでお留守番。
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ナンキン虫に初めてやられました。幸いそれほど痒く無く、被害も最小限です。さて、他に良い宿が見つかれば良いのですけど。
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昨晩はイイものを観たなぁ。アキコちゃんご指名の30番にドリンクを奢ったからお会計は380バーツ(1100円チョイ)になってしまったけどね。
彼は我々の横に座って「ニコニコ」とショーの説明をしたりしてただけだけどね。彼はやはり男性が好き、だとのことで、アキコちゃんはフラれてしまった。残念!
彼はカンボジア人でこちらには出稼ぎ、とのこと。なかなかの好青年。
宿に戻り、ブログをつけてから就寝したのはもう2時。
昨日わかってたのだけど、あえて書かなかった事実が。
それは、この宿にはナンキン虫が発生していて、夜行性の奴らの動きを不活発にする為に夜は電気を付けっ放しなのだ。
幸いアイマスクを持っているから、それを付けて寝たんだけど、イマイチ眠りが浅い。
ナンキン虫は確実にいる。何故なら、昨日チェックインして、ベッドの横にバックパックを置いておいたのだけれど、1時間も経たない内に2匹バックパックの上を歩いているのを見て殺したのだ。
朝起きて、しばらく梅ちゃんと話しながらネット。コウイチは起きて来ないし。
10時過ぎにコウイチが起きて来て、遅い朝食。タイ飯は美味い。
今日は簡単な市内観光でもしようかな、と思ってたけど寝不足。
ちょっと仮眠取ろう、と思ったら2時半まで寝てた!
で、ふと、ベッドシーツを見ると動く奴が!
ナンキン虫だ!
茶色い身体を思いっきり手で叩く。
が、しかしナンキン虫は潰れない。噂通りだ、何回かぶっ叩き、床に出して靴で叩いて始めて潰れた。こいつは手強い。
で、もう一匹今度は黒い奴が。これも手でバン!と叩くと、ベチャっと血を噴き出して潰れた。
「うわぁ、刺されたんだ」。
ナンキン虫は人によっては刺されると全身に痒みが出るという困りもの。
どうもワシは右足の脇を刺されたようだ。
ちょっと紅くなっていて、ポッチが2箇所。痒みは蚊に刺された程度。
うーん、これ位だったら耐えられるな。
コウイチにムヒを貰い塗っておいたら、痒みも消えた!ワシは耐性が有るのか、それとも刺された部位が良かったのか?
4時ごろ陽がちょっと傾いてから、観光へ。
涅槃仏で有名なワット・ポーに。
流石に日中の陽射しは強い。まだ、この気候に慣れていないから
、ダウンしてしまうだろう。
大通りの真ん中には象の像があったり。ヒツジもインドの埃っぽい空気は嫌いだったけど、ここでは喜んでいる!
小雨リラックマも。
ワット・ポーはタイ王国の第一寺院だったこともある由緒正しい大寺院。
参拝料は100バーツ。これにボトル水が付いてくる。
なかなか煌びやかな、創り。
が、しかし、レンガやタイル、コンクリート造りなのだ。
タイは小乗仏教なので、我々日本人に馴染みの深い大乗仏教とはお寺の造りも装飾も違う。
仏像の趣も大分違う。
小乗仏教とは、観音などの菩薩は無く、個々の修行により解脱、極楽に行くという、大乗仏教よりは厳しい教え。極楽に行く乗り物「舟」が個人用で小さいので「小乗」仏教と呼ばれる。
これに対してインド北部、そしてアジア北部で発展した大乗仏教は菩薩が解脱するすれすれの所で我々を待っていてくれて、一緒に大きな「舟」に乗って解脱する、という楽チンな教え。
まあ、大乗も小乗も色々な宗教と混ぜあって発展したから、原始仏教とは別モノなんだけど、小乗仏教のほうが、どちらかというと、お釈迦様が教えた仏教に近いような、そんな印象。
で、この寺の最大の名物「涅槃仏」。食中りにあい、死の時を迎える仏陀の姿。
死の床にありなが、微笑をしている、という死をも凌駕している
お釈迦様。涅槃とは全ての説法をし終えた絶対的覚りの境地。
タイ人の信心深さを示すように、像は巨大で黄金に輝いている。
ブッダガヤーの大正覚寺よりも聖地、という感じの。
まぁ、観光客が多いけど。
ここではコウイチに色々仏教について解説。インドで仏教の聖地に行っているから、コウイチも多少の興味が湧いてきたらしい。
お寺の見学が終わり、カオサン通りに向かい、ちょっと宿探し。今のところ痒く無いとはいえ、ナンキン虫に刺されるのは嫌だからねぇ。
が、しかし、何処も「明日の11時に来て」、と。でないと、空き状況が分からないらしい。
フム。
まぁ、飯でも食べながら考えるか、と歩いていたら、なんか見知った顔が前から歩いて来る!
なんとツルちゃん!
メキシコ・シティの宿「ペンション・アミーゴ」で一緒で彼と別れてから既に2年!
いやぁ、懐かしい。
早速彼と屋台で夕飯!イーサンというタイの北部地方の料理。辛いけど美味い。
タイの話し、インドの話し中南米の話し、知り合いの話し。
また何処かで会おう!
宿に戻り、とりあえず今日はベッドを移って一夜を越しますか。
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