三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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船と島とモスリムと / Ship, island and Muslim
Day 962: 2013年4月13日
Istanbul, Turkey (Istanbul Harmony Hostel)
89,181km
今日はアニーとプリンセス諸島へ。
土曜日だから、船は満席。
僅か2.5リラ(250円)で1.5時間の船旅が楽しめる。
船内は地元の家族連れもいれば海外からの観光客も。
トルコ人、といっても色んな民族が混じって今のトルコ共和国民を形成しているから、金髪の人もいれば黒髪で髭がやたら濃い人もいる。
まぁ、どちらかといえばコーカソイド系の人が多いのだけれど、でもなんとなくヨーロッパの人たちとは違う。
トルコ人の見た目の特長は?、となると難しい。
彼ら同志は我々日本人が中国人と韓国人を見分けられるように見分けられるのだろうけど。
まぁ、アニーと歴史の話をしたり。
さて、島に上陸。うわ、凄い人集り。
イスタンブールにはビーチは無いから泳いでいる人はいない。まぁ、この季節まだ寒いから、ビーチがあってもどのみち泳いでいるはいないだろうけど。
イスラム教では女性は公共の場で肌を露わにしてはいけない、となってるから、緩いイスラム国のトルコでもコートにほっかむりの女性が多い。
でも、若い女性は「欧米式」の服装をしている人も多い。
緩いイスラム国のトルコ女性がビーチでどんな格好をし、どう過ごすのか興味あるところだ。
そうそう、インドでもそうだったけど、トルコ人男性は女性の肌が少しでも露出していると、ジッと見てる。胸の谷間なんか、ほぼ見えてないのにジッと見てる。
性にたいしてまだタブーが多いからこうなってしまうのだろう。
さて、島だ。
少し歩いた後ベンチに座ってサンドイッチを作って食べながら歓談。
アニーは親の代からイスタンブール生まれでトルコ人なんだけど、アルメニア系でキリスト教の家。彼女自身は別に信仰が厚いわけでもない。
彼女はトルコでは「ぶっ飛んでいる」のだ。
以前にも書いたけど彼女は来月からヨーロッパと北アフリカをバックパック一人旅するのだ。資金が尽きるまで。
我々日本人では「普通」の感覚ても(いや普通でもないか)、トルコでこんな感覚を持った女性がいるってことに驚かされた。まぁ、それはワシのトルコやイスラム国に対するレッテルがあるからなんだけど。
トルコではやはり彼女は「異常」と見られてしまうようだ。
織田信長が若い頃周りに理解されず「うつけ者」と言われたように彼女もそういう目で見られてしまう。
だからワシみたいな海外からの来た旅人と一緒にいてホッとするのだろう。
アタテュルクによる1922年の共和制革命から「世俗的」イスラム国として歩んで来たトルコ。
が、しかし、最近揺れ返しが来ているのだそうだ。シャーリア(イスラム法)が復権してるそうな。
まだまだ「お硬い」とはいえ西欧化された若い世代が揺れ返しに適応できるのか?
それとも彼らが揺れ返しを望んでいるのか?
アニーみたいな感覚を持った人には更に住み辛くなるのだろう。
片やEUに加盟したくて片やイスラム法の復権。
経済発展に湧き生活体系なども西欧化しているトルコ。この先の舵取りが気になる。
夕暮れまで歩いて、最終便に乗って本土まで。
これからイランや中央アジアとイスラム諸国を旅するわけだけど、アニーと話していて色々考えさせられる。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ワシは今までモロッコ、トルコ、エジプト、マレーシアとイスラム国を訪れたのですが、やはり風土も違えば土着の文化も違ってそれぞれイスラムの捉え方が違うように感じました。まぁ、端的にいえば「お硬い」のですが、それもアリかな、と。
が、しかし、道徳の拠り所がコーラン一辺倒というのは、いただけません。この先トルコはどうなっていくのでしょう?
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まぁ、どちらかといえばコーカソイド系の人が多いのだけれど、でもなんとなくヨーロッパの人たちとは違う。
トルコ人の見た目の特長は?、となると難しい。
彼ら同志は我々日本人が中国人と韓国人を見分けられるように見分けられるのだろうけど。
まぁ、アニーと歴史の話をしたり。
さて、島に上陸。うわ、凄い人集り。
イスタンブールにはビーチは無いから泳いでいる人はいない。まぁ、この季節まだ寒いから、ビーチがあってもどのみち泳いでいるはいないだろうけど。
イスラム教では女性は公共の場で肌を露わにしてはいけない、となってるから、緩いイスラム国のトルコでもコートにほっかむりの女性が多い。
でも、若い女性は「欧米式」の服装をしている人も多い。
緩いイスラム国のトルコ女性がビーチでどんな格好をし、どう過ごすのか興味あるところだ。
そうそう、インドでもそうだったけど、トルコ人男性は女性の肌が少しでも露出していると、ジッと見てる。胸の谷間なんか、ほぼ見えてないのにジッと見てる。
性にたいしてまだタブーが多いからこうなってしまうのだろう。
さて、島だ。
少し歩いた後ベンチに座ってサンドイッチを作って食べながら歓談。
アニーは親の代からイスタンブール生まれでトルコ人なんだけど、アルメニア系でキリスト教の家。彼女自身は別に信仰が厚いわけでもない。
彼女はトルコでは「ぶっ飛んでいる」のだ。
以前にも書いたけど彼女は来月からヨーロッパと北アフリカをバックパック一人旅するのだ。資金が尽きるまで。
我々日本人では「普通」の感覚ても(いや普通でもないか)、トルコでこんな感覚を持った女性がいるってことに驚かされた。まぁ、それはワシのトルコやイスラム国に対するレッテルがあるからなんだけど。
トルコではやはり彼女は「異常」と見られてしまうようだ。
織田信長が若い頃周りに理解されず「うつけ者」と言われたように彼女もそういう目で見られてしまう。
だからワシみたいな海外からの来た旅人と一緒にいてホッとするのだろう。
アタテュルクによる1922年の共和制革命から「世俗的」イスラム国として歩んで来たトルコ。
が、しかし、最近揺れ返しが来ているのだそうだ。シャーリア(イスラム法)が復権してるそうな。
まだまだ「お硬い」とはいえ西欧化された若い世代が揺れ返しに適応できるのか?
それとも彼らが揺れ返しを望んでいるのか?
アニーみたいな感覚を持った人には更に住み辛くなるのだろう。
片やEUに加盟したくて片やイスラム法の復権。
経済発展に湧き生活体系なども西欧化しているトルコ。この先の舵取りが気になる。
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ワシは今までモロッコ、トルコ、エジプト、マレーシアとイスラム国を訪れたのですが、やはり風土も違えば土着の文化も違ってそれぞれイスラムの捉え方が違うように感じました。まぁ、端的にいえば「お硬い」のですが、それもアリかな、と。
が、しかし、道徳の拠り所がコーラン一辺倒というのは、いただけません。この先トルコはどうなっていくのでしょう?
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