三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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ナイル川クルーズ。エドフ・ホルス神殿 / River Nile cruise & Edfu the temple of Horus
Day 819: 2012年10月23日
Edfu to Luxor - Egypt (On a Cruise ship to Luxor)
82,141km
朝6時過ぎに起きたら、エドフに到着していました。ここはホルス神殿で有名なところ。モーニング・ティーをいただいて出かけます。
が、しかし、船着場から神殿までは歩くのはちょっと遠い。「馬車に乗ったほうがよろしいですよ。相場は送迎で40ポンドです。」、とレセプション。ちょうど一人旅のギリシア人ニックがいたので4人で馬車をシェアすることに。
で、早速馬丁たちと交渉。ニックが「ここは俺に任せとけ。」、とニヤっと笑って、馬丁と交渉を始めます。なんと往復で80ポンド、と吹っかけています。「それは、高い!! 40ポンド以上は払わん!!!」、とニックが一括。
まぁ、しばらくすったもんだしてましたが、結局40ポンドで交渉成立。だったら、最初っから40ポンドにしておけよ。そうすれば、こちらも気持ちよく出かけられるのに。
実際「アラブの春」以降観光客が激減して、彼らも必死なのはわかるんですけど、数少ない観光客から搾り取る、っていう考えは目先の利益に目が眩んで、ですね。
こういう情勢だからこそ、実際にエジプトを訪れている我々のレビューとかが多少なりとも他の観光客を呼び寄せることになるのですから。
パカパカと馬車に揺られていきます。馬丁がチップをくれ、とニックに言っているみたいですが、ニックは「バナナを買ってやるよ。」なんて言ってます。完全に馬鹿にしていますね。馬丁はバナナでは不満みたいで、チップ、チップとしつこいです。
街の風景。雑多な感じがいいですねぇ。
そして来ました、ホルス神殿。
フィラエ島のイシス神殿と同じくプトレマイオス朝時の建造なのでかなり残っています。
オシリスとイシスの子、天空神ホルス。そして現役のファラオはホルスで、死後オシリスになるのです。
いろいろ面白いレリーフもあります。右のホルスと左のファラオの間に千手観音みたいなレリーフがあるんです。
写真だとちょっと分り辛いですかね。
ホルスと言えば「隼」ですね。
だからでしょうか、やたらとこの神殿には鳥が多い!
正門の上にはラーの象徴が。
柱の装飾やレリーフも見事。オリジナルの屋根が残っているのは嬉しいですね。
レリーフもホルスが目白押し!
正門の上に通じる階段。神官団のレリーフ。
プトレマイオス朝のレリーフは以前の王朝時のレリーフと比べて、肉体の表現がより豊か。これはやはりギリシアの影響ですね。
このカルトゥーシュは「プトレマイオス」と書いてあると思います。何世かはワシではわからないですが。
空の青さも素晴らしい。神殿に映えます。
ホルス神殿、大規模なものではないですが、レリーフや建物自体の保存状況がいいので楽しめました。
帰りも馬車に揺られて、パカパカ。
40ポンドと小銭をチップで、と渡したら、馬丁は「10ポンドのチップをくれ」、と言ってきました。「お前40ポンドでいいって言ったろ! 行くぞ!!」とニック。流石アレクサンダー大王時にエジプトを征服しただけはありますね。名づけてニックドロス大王!!! まぁ、エドフ神殿も大王の家臣プトレマイオスの子孫が造ったものですからね。エジプト人は過去も現代もギリシア人には適わないものなんですかね。
ワシらも「チップは自分から請求するもんじゃぁ、ねぇ」と船に乗り込みました。
ここら辺は文化の違いなのかもしれませんが、1回売り手と買い手が金額で納得したら、後で多く請求したりするのは無しですよね。
船に乗り、ビュッフェスタイルの朝飯を食べて、甲板で歓談。
そしてちょっと面白いものを目にしたんです!!!
それは、
小船を客船に引っかけて曳航されながら、商売をする物売り!!
結構な速さで、曳航されているのにもかかわらず、小船の上に立ち、品物を見せては、ビニール袋に商品を入れて、甲板に投げ入れる、というなかなかの曲芸。
これには乗客が大喜び。商品も飛ぶように売れます。
これが、アイデアなんですね。
「観光客が来ない、商売上がったり」、とただぶータレている他の奴らとは違い、この兄弟は観光客に「ワオ!」を見せることで商売繁盛。
どうせ買うなら、いいアイデアを出して、リスクも犯して果敢に売り込んでくる彼らから買いたくなりますよね。
一時間以上商売をしていたでしょうか。船は速度を落とし、水門に近づきます。
そうすると、小船に乗った物売りたちがワラワラと客船に近寄ってきます。でも、前出の兄弟が既に殆どの客を取ってしまったので、売れ行きは芳しくない。
水門はかなり狭く、抜けるのには時間がかかります。物売りたちは安くしたりとそれなりに頑張りますが、殆ど売れずに船は水門を抜けてしまいました。
昼飯時などで、ビュッフェ式の昼飯を食べて昼寝。こりゃあ、太るわ。
起きたら、夕飯。デブまっしぐら。
明日はルクソール着です(実際夜の時点で到着してました)。朝飯を食べたら、ブーメラン・ホステルまで10キロくらい歩いていきます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
何処へ行っても、観光地はすれた人がいるものですが、エジプトは今まで訪れたどの国よりも酷いですねぇ。これでは「また来よう」、って思わなくなってしまいます。
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82,141km
朝6時過ぎに起きたら、エドフに到着していました。ここはホルス神殿で有名なところ。モーニング・ティーをいただいて出かけます。
が、しかし、船着場から神殿までは歩くのはちょっと遠い。「馬車に乗ったほうがよろしいですよ。相場は送迎で40ポンドです。」、とレセプション。ちょうど一人旅のギリシア人ニックがいたので4人で馬車をシェアすることに。
で、早速馬丁たちと交渉。ニックが「ここは俺に任せとけ。」、とニヤっと笑って、馬丁と交渉を始めます。なんと往復で80ポンド、と吹っかけています。「それは、高い!! 40ポンド以上は払わん!!!」、とニックが一括。
まぁ、しばらくすったもんだしてましたが、結局40ポンドで交渉成立。だったら、最初っから40ポンドにしておけよ。そうすれば、こちらも気持ちよく出かけられるのに。
実際「アラブの春」以降観光客が激減して、彼らも必死なのはわかるんですけど、数少ない観光客から搾り取る、っていう考えは目先の利益に目が眩んで、ですね。
こういう情勢だからこそ、実際にエジプトを訪れている我々のレビューとかが多少なりとも他の観光客を呼び寄せることになるのですから。
パカパカと馬車に揺られていきます。馬丁がチップをくれ、とニックに言っているみたいですが、ニックは「バナナを買ってやるよ。」なんて言ってます。完全に馬鹿にしていますね。馬丁はバナナでは不満みたいで、チップ、チップとしつこいです。
街の風景。雑多な感じがいいですねぇ。
そして来ました、ホルス神殿。
フィラエ島のイシス神殿と同じくプトレマイオス朝時の建造なのでかなり残っています。
オシリスとイシスの子、天空神ホルス。そして現役のファラオはホルスで、死後オシリスになるのです。
いろいろ面白いレリーフもあります。右のホルスと左のファラオの間に千手観音みたいなレリーフがあるんです。
写真だとちょっと分り辛いですかね。
ホルスと言えば「隼」ですね。
だからでしょうか、やたらとこの神殿には鳥が多い!
正門の上にはラーの象徴が。
柱の装飾やレリーフも見事。オリジナルの屋根が残っているのは嬉しいですね。
レリーフもホルスが目白押し!
正門の上に通じる階段。神官団のレリーフ。
プトレマイオス朝のレリーフは以前の王朝時のレリーフと比べて、肉体の表現がより豊か。これはやはりギリシアの影響ですね。
このカルトゥーシュは「プトレマイオス」と書いてあると思います。何世かはワシではわからないですが。
空の青さも素晴らしい。神殿に映えます。
ホルス神殿、大規模なものではないですが、レリーフや建物自体の保存状況がいいので楽しめました。
帰りも馬車に揺られて、パカパカ。
40ポンドと小銭をチップで、と渡したら、馬丁は「10ポンドのチップをくれ」、と言ってきました。「お前40ポンドでいいって言ったろ! 行くぞ!!」とニック。流石アレクサンダー大王時にエジプトを征服しただけはありますね。名づけてニックドロス大王!!! まぁ、エドフ神殿も大王の家臣プトレマイオスの子孫が造ったものですからね。エジプト人は過去も現代もギリシア人には適わないものなんですかね。
ワシらも「チップは自分から請求するもんじゃぁ、ねぇ」と船に乗り込みました。
ここら辺は文化の違いなのかもしれませんが、1回売り手と買い手が金額で納得したら、後で多く請求したりするのは無しですよね。
船に乗り、ビュッフェスタイルの朝飯を食べて、甲板で歓談。
そしてちょっと面白いものを目にしたんです!!!
それは、
小船を客船に引っかけて曳航されながら、商売をする物売り!!
結構な速さで、曳航されているのにもかかわらず、小船の上に立ち、品物を見せては、ビニール袋に商品を入れて、甲板に投げ入れる、というなかなかの曲芸。
これには乗客が大喜び。商品も飛ぶように売れます。
これが、アイデアなんですね。
「観光客が来ない、商売上がったり」、とただぶータレている他の奴らとは違い、この兄弟は観光客に「ワオ!」を見せることで商売繁盛。
どうせ買うなら、いいアイデアを出して、リスクも犯して果敢に売り込んでくる彼らから買いたくなりますよね。
一時間以上商売をしていたでしょうか。船は速度を落とし、水門に近づきます。
そうすると、小船に乗った物売りたちがワラワラと客船に近寄ってきます。でも、前出の兄弟が既に殆どの客を取ってしまったので、売れ行きは芳しくない。
水門はかなり狭く、抜けるのには時間がかかります。物売りたちは安くしたりとそれなりに頑張りますが、殆ど売れずに船は水門を抜けてしまいました。
昼飯時などで、ビュッフェ式の昼飯を食べて昼寝。こりゃあ、太るわ。
起きたら、夕飯。デブまっしぐら。
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