三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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年に2回だけの奇跡 in アブ・シンベル / The bi-annual event in Abu Simbel
Day 817: 2012年10月22日
Aswan to Edfu - Egypt (On a Cruise ship to Luxor)
82,141km
さて、無事にアブ・シンベル大神殿の至聖所に朝日が差し込むイベントを見る算段をつけまして(前の日の日記に追加しましたのでご覧ください!)、夜11時過ぎまで安眠していた我ら3人衆。
11時半ごろ「タカシ」が部屋に来て「出発だよ!」、と。迎えのミニ・バンに乗り込み、他のツアー参加者を拾いながら街外れの検問まで行きます。ここで軍警察の検問を受けて、AK47突撃銃を持った軍警察官がミニ・バンに乗り込み、警察隊の車両が先導する「コンボイ」を組んでアブシンベル神殿群まで行くのです。観光バスやミニ・バンが20台くらいでしょうか。
行程は4時間くらいなので、しばらくケンさんと話をしていましたが、多少の睡眠をとることに。結構運転が荒いので、時々目が覚めてしまいます。時速130キロくらいでコンボイ隊の中で追い越し競争をしてるんです・・・。ドライバーはひまわりの種をポリポリかじりながら「レース」を楽しんでます。おいおい。
ドライバーはずーっと、CDの(?)コーランの暗唱をかけているので、結構頭に残ってしまいます。
神殿入り口には4時ごろに到着。朝日は5時半過ぎなので1時間半くらい時間はあります。ドライバーは「6時半にここに戻って来て!!」と言っていますが、7本の指を立てながら「6時半」って言うんですね。なので、何回か「6時半か7時半か?」と確認しましたが、笑顔で7本の指を立てて「6時半!!」って言うだけなんです。と、いうことで、朝日が出てから1時間も見て周れない、ってことですね。
チケットは観光税などコミで95ポンド。結構高いです。
闇の中を歩いていくと見えてきました、アブ・シンベル大神殿!!!
デカイです。流石エジプトの英雄ラムセス2世の威信をかけて建造した神殿です。
神殿前まで来ると、係員が「急いで急いで、こっちこっち。はい、こっち側を歩いて」と誘導してきます。結構ぶっきら棒な感じでムカつきます。
で、神殿内に入るのですが、左側に通されて、そこには先着の観光客が待っています。「あれ、自由に見て周れないの!?」。
神殿内は写真撮影厳禁なので写真は一枚もありません・・・。
で、係員に「なんでここで待たされるんだ!?」と訊いたら、首を振るだけで応えてくれないのです。英語は理解できないのか!? しゃべっている英語はセリフか!?
ただ、「座れ、座れ」というだけで、どの位ここで待たされるのか、何でここで待たされるのか、この後どういう風に朝日を見れるのか、など一切説明無し。かなり不満が貯まります。
人間は自分の運命がどうなるかの情報を与えられない(牢獄や捕虜になったときに)のが一番精神的に苦痛を感じる、と聞いた事がありますが、当にそんな感じの苦痛ですね。
まぁ、気を直して、周りを見ると、見事なレリーフ。ラムセス2世のカデシュでの「戦勝」を讃えた壁画ですね。
神殿の造りも、曲線が無く、直線的で「男」ッぽい。第19王朝は軍人出身の王朝なので、武張ってる、というか男らしいのです。
それにしても、見事。
ここで待たせられるよりも、神殿を自由に歩き周りたい。
一体至聖所に朝日が差し込むのが見られるのか、それともこの場所で朝日の時間を迎えてしまうのか、さっぱりわかりません。とても不満な時間を過ごします。
「これだったら外で神殿が朝日に照らされるのを見たほうがよかった、ね」とケンさんと意見が一致。まぁ、つボイ先生は気にしてないようでしたけど。
だんだんと神殿内が明るくなってきます。朝日が昇りかけているんでしょうね。が、しかしワシらはまだまだ待機させられっぱなし。いい加減キレて外に出ようか、と思うくらいです。
柱が神殿中央とワシらが待機させられている場所の間にあるので、あんまり見れないんです。
そして、軍のお偉いさんでしょうか、そんな感じのオッサンたちが神殿の中央を闊歩して奥に入っていきます。「おいおい、観光客を差し置いて、それは無いんじゃないの!?」。
「こんなところで朝日を迎えるのか・・・」、「まさかねぇ」なんて言ってたら、
「速く速く」と係員たちがワシらを誘導し始めました。
「速く速く」とせかされて、神殿の右側から、中央へでた一瞬だけ、ほんの一瞬だけ、至聖所を拝むことが出来ました。
確かに4対ある像のうち、向かって一番左側にある闇の神「プタハ」だけが闇の中で、他の3柱の像を朝日が照らしていました。(写真はネットから転用)
思ったよりも神像は小さく、また神殿も奥行きがありませんでした。
そのまま、神殿の右側(入り口から見て)を見学することは許されず、係員にせかされて神殿の外に出たわけです・・・。
なんと最低な運営の仕方・・・。
これでエジプトが一気に嫌いになりました。
毎年2回このイベントをこなしてきている割には、なんと拙い・・・。
こんなことならこの日を外して普通に神殿を見たかった。
また、外で待って朝日が神殿の外を照らすのを見たかった・・・。
外に出ると、朝日がキレイ。あぁ、やっぱり、この朝日と神殿が朝日に照らされて色が変わっていく様を見たほうがよっぽどよかった、って再び思いましたね。
神殿外には、神殿内にこれから入ろうとする客の列が。
この様子だと、我々に与えられた時間内に神殿内に戻るのは不可能なようです。
中にいるときから、なんか音楽が聞こえてくるなぁ、なんて思ってたら、外で民族衣装に身を包んだ人たちが踊ってました。ヌビアの伝統舞踊ですかね。
そして、愕然とする事実時発見!!!
それは、そとには至聖殿を移すスクリーンが設置してあって、太陽が昇るにつれ、だんだんと神像を光に染める様子が手に取るように見れたのです!!! 少し遅れて、外で待っていたほうがよかったのです。
エジプトのクソ観光局の運営方法には本当に頭に来ましたね。
まぁ、気を取り直して、この素晴らしい神殿を眺めます。ヒツジも立腹していましたが、まぁ、神殿に、ラムセス2世に免じて機嫌を直しましょう。
さて、余った時間で小神殿の方に行って見ましょう。
こちらでも民族舞踊が。
あらら、小神殿は閉鎖されています・・・。大神殿のイベントで人数を使いすぎて、小神殿に手が周らないのでしょうか・・・。
あれ、お姉さんがこちらへやって来ます。
なんと、ワシらも舞踊の輪に誘われました!!! お姉さんに誘われて、デレデレなつボイ先生。
まぁ、そんなこんなで結構楽しむことも。
それにしても、よくもまぁ、こんな馬鹿デカイものを60㍍も上に持ってきたものですね。世界の人々の想い、またユネスコの努力には敬意を感じられずにはいられません。
でも、エジプト政府(当時はなせる大統領)はこれらの素晴らしい遺産を水に沈めようとしてたんですからね。どうしようもないですね。
神殿自体は切り刻まれた跡は殆ど見られないんですが、
岩山全体を見れば刻まれてブロックにされたことがわかります。
小神殿も然り。
日は刻一刻と昇っていきます。人造湖「ナセル湖」に映える朝日。
時間通り、6時半に駐車場に戻ると、
なんと、
ワシらのミニバンが無い!!!
やっぱり7本指を立ててたから「7時半」っていうことだったのか・・・。
この時間は勿体無いので、大神殿内を見れるかもしれない、という淡い期待を胸に抱きつつ、戻ろうとしましたが、再入場は叶わず・・・。
結局駐車場でドライバーを待つワシら・・・。
7時半になって、ドライバーは戻ってきました。「6時半って言ったじゃないか、今7時半だよ。」とケンさんが言うと、「イエス。ここ!!」と満面の笑みで答えるドライバー。これでは怒る気にもなれませんね。
一路アスワンの街に戻ります。途中ガソリンスタンドで給油。軍警察はAK47突撃銃を車内に置き去りにして、タバコ休憩・・・。セキュリティー甘すぎだよ。
というか、給油中なのに、給油をしている人もタバコを吸っている、という恐ろしさ。
スタンドのボロさも今まで行ったどの国よりも、ボロい・・・。
そんなエジプト。
アスワンには11時前に帰着。宿に戻り、生憎「タカシ」はいなかったので挨拶は出来ません弟子たが、荷物を受け取って、豪華客船に乗り込みます。1泊35米ドルで3食付。これは本当にお得です。
朝飯は食べてなかったので、ビュッフェ・スタイルの昼飯が嬉しい。しかもクオリティーが高い!!!
流石に3人とも眠気には勝てず、夕方まで仮眠。
夕方6時に目が覚めると、船はコム・オンボに到着しようとしていました。
ここコム・オンボにはプトレマイオス朝時代に建造されたセベク神の神殿があります。
セベク神とはワニ頭の神。もともとは「セベクを信仰する人をワニの害から守る」、という神だったのですが、後に「水の守り神」となり人気のある神となったのです。
まぁ、他の神殿では結構マイナーなキャラなのですが、ここでは全面的にセベクです。
面白いレリーフもチラホラ。
ここは声が反響する場所。個人個人自分にあった音階あって、それを見つけてここで唱えていると、病気も治る、とか(By ここの神殿で出会ったカナダ人のスピリチュアル系のお姉さん)。ケンさんの音階は見つかりましたか!?
夕暮れていき、神殿がライトアップされて、美しい。
ギリシア人王朝であるプトレマイオス朝の建造なので、レリーフやヒエログリフも趣が今までの神殿と違います。
やはりギリシアの影響を受けていますね。
半月が神殿を照らします。
なんか趣があって、暗がりの神殿もいいですね。
「ワニ博物館」もあって、ワニのミイラが盛りだくさん。
1時間くらいしか滞在時間はありませんでしたが、充分見て周れて楽しかったですね、この神殿。
船に戻り、ビュッフェ形式の夕飯を食べて、男3人夜風に吹かれながら語り合ったのでした。
明日の朝はエドフのホルス神殿を訪ねます。寝ている間に移動しているのはありがたいですね。
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本当にエジプトは観光客をもてなす心があるのですかねぇ。観光業が国の産業の重要な位置を占めていると思うんですが、この駄目さ加減は特筆モノです。
本日も「世界一周」ボタンをクリックして応援をよろしくお願いいたします!!
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Aswan to Edfu - Egypt (On a Cruise ship to Luxor)
82,141km
さて、無事にアブ・シンベル大神殿の至聖所に朝日が差し込むイベントを見る算段をつけまして(前の日の日記に追加しましたのでご覧ください!)、夜11時過ぎまで安眠していた我ら3人衆。
11時半ごろ「タカシ」が部屋に来て「出発だよ!」、と。迎えのミニ・バンに乗り込み、他のツアー参加者を拾いながら街外れの検問まで行きます。ここで軍警察の検問を受けて、AK47突撃銃を持った軍警察官がミニ・バンに乗り込み、警察隊の車両が先導する「コンボイ」を組んでアブシンベル神殿群まで行くのです。観光バスやミニ・バンが20台くらいでしょうか。
行程は4時間くらいなので、しばらくケンさんと話をしていましたが、多少の睡眠をとることに。結構運転が荒いので、時々目が覚めてしまいます。時速130キロくらいでコンボイ隊の中で追い越し競争をしてるんです・・・。ドライバーはひまわりの種をポリポリかじりながら「レース」を楽しんでます。おいおい。
ドライバーはずーっと、CDの(?)コーランの暗唱をかけているので、結構頭に残ってしまいます。
神殿入り口には4時ごろに到着。朝日は5時半過ぎなので1時間半くらい時間はあります。ドライバーは「6時半にここに戻って来て!!」と言っていますが、7本の指を立てながら「6時半」って言うんですね。なので、何回か「6時半か7時半か?」と確認しましたが、笑顔で7本の指を立てて「6時半!!」って言うだけなんです。と、いうことで、朝日が出てから1時間も見て周れない、ってことですね。
チケットは観光税などコミで95ポンド。結構高いです。
闇の中を歩いていくと見えてきました、アブ・シンベル大神殿!!!
デカイです。流石エジプトの英雄ラムセス2世の威信をかけて建造した神殿です。
神殿前まで来ると、係員が「急いで急いで、こっちこっち。はい、こっち側を歩いて」と誘導してきます。結構ぶっきら棒な感じでムカつきます。
で、神殿内に入るのですが、左側に通されて、そこには先着の観光客が待っています。「あれ、自由に見て周れないの!?」。
神殿内は写真撮影厳禁なので写真は一枚もありません・・・。
で、係員に「なんでここで待たされるんだ!?」と訊いたら、首を振るだけで応えてくれないのです。英語は理解できないのか!? しゃべっている英語はセリフか!?
ただ、「座れ、座れ」というだけで、どの位ここで待たされるのか、何でここで待たされるのか、この後どういう風に朝日を見れるのか、など一切説明無し。かなり不満が貯まります。
人間は自分の運命がどうなるかの情報を与えられない(牢獄や捕虜になったときに)のが一番精神的に苦痛を感じる、と聞いた事がありますが、当にそんな感じの苦痛ですね。
まぁ、気を直して、周りを見ると、見事なレリーフ。ラムセス2世のカデシュでの「戦勝」を讃えた壁画ですね。
神殿の造りも、曲線が無く、直線的で「男」ッぽい。第19王朝は軍人出身の王朝なので、武張ってる、というか男らしいのです。
それにしても、見事。
ここで待たせられるよりも、神殿を自由に歩き周りたい。
一体至聖所に朝日が差し込むのが見られるのか、それともこの場所で朝日の時間を迎えてしまうのか、さっぱりわかりません。とても不満な時間を過ごします。
「これだったら外で神殿が朝日に照らされるのを見たほうがよかった、ね」とケンさんと意見が一致。まぁ、つボイ先生は気にしてないようでしたけど。
だんだんと神殿内が明るくなってきます。朝日が昇りかけているんでしょうね。が、しかしワシらはまだまだ待機させられっぱなし。いい加減キレて外に出ようか、と思うくらいです。
柱が神殿中央とワシらが待機させられている場所の間にあるので、あんまり見れないんです。
そして、軍のお偉いさんでしょうか、そんな感じのオッサンたちが神殿の中央を闊歩して奥に入っていきます。「おいおい、観光客を差し置いて、それは無いんじゃないの!?」。
「こんなところで朝日を迎えるのか・・・」、「まさかねぇ」なんて言ってたら、
「速く速く」と係員たちがワシらを誘導し始めました。
「速く速く」とせかされて、神殿の右側から、中央へでた一瞬だけ、ほんの一瞬だけ、至聖所を拝むことが出来ました。
確かに4対ある像のうち、向かって一番左側にある闇の神「プタハ」だけが闇の中で、他の3柱の像を朝日が照らしていました。(写真はネットから転用)
思ったよりも神像は小さく、また神殿も奥行きがありませんでした。
そのまま、神殿の右側(入り口から見て)を見学することは許されず、係員にせかされて神殿の外に出たわけです・・・。
なんと最低な運営の仕方・・・。
これでエジプトが一気に嫌いになりました。
毎年2回このイベントをこなしてきている割には、なんと拙い・・・。
こんなことならこの日を外して普通に神殿を見たかった。
また、外で待って朝日が神殿の外を照らすのを見たかった・・・。
外に出ると、朝日がキレイ。あぁ、やっぱり、この朝日と神殿が朝日に照らされて色が変わっていく様を見たほうがよっぽどよかった、って再び思いましたね。
神殿外には、神殿内にこれから入ろうとする客の列が。
この様子だと、我々に与えられた時間内に神殿内に戻るのは不可能なようです。
中にいるときから、なんか音楽が聞こえてくるなぁ、なんて思ってたら、外で民族衣装に身を包んだ人たちが踊ってました。ヌビアの伝統舞踊ですかね。
そして、愕然とする事実時発見!!!
それは、そとには至聖殿を移すスクリーンが設置してあって、太陽が昇るにつれ、だんだんと神像を光に染める様子が手に取るように見れたのです!!! 少し遅れて、外で待っていたほうがよかったのです。
エジプトのクソ観光局の運営方法には本当に頭に来ましたね。
まぁ、気を取り直して、この素晴らしい神殿を眺めます。ヒツジも立腹していましたが、まぁ、神殿に、ラムセス2世に免じて機嫌を直しましょう。
さて、余った時間で小神殿の方に行って見ましょう。
こちらでも民族舞踊が。
あらら、小神殿は閉鎖されています・・・。大神殿のイベントで人数を使いすぎて、小神殿に手が周らないのでしょうか・・・。
あれ、お姉さんがこちらへやって来ます。
なんと、ワシらも舞踊の輪に誘われました!!! お姉さんに誘われて、デレデレなつボイ先生。
まぁ、そんなこんなで結構楽しむことも。
それにしても、よくもまぁ、こんな馬鹿デカイものを60㍍も上に持ってきたものですね。世界の人々の想い、またユネスコの努力には敬意を感じられずにはいられません。
でも、エジプト政府(当時はなせる大統領)はこれらの素晴らしい遺産を水に沈めようとしてたんですからね。どうしようもないですね。
神殿自体は切り刻まれた跡は殆ど見られないんですが、
岩山全体を見れば刻まれてブロックにされたことがわかります。
小神殿も然り。
日は刻一刻と昇っていきます。人造湖「ナセル湖」に映える朝日。
時間通り、6時半に駐車場に戻ると、
なんと、
ワシらのミニバンが無い!!!
やっぱり7本指を立ててたから「7時半」っていうことだったのか・・・。
この時間は勿体無いので、大神殿内を見れるかもしれない、という淡い期待を胸に抱きつつ、戻ろうとしましたが、再入場は叶わず・・・。
結局駐車場でドライバーを待つワシら・・・。
7時半になって、ドライバーは戻ってきました。「6時半って言ったじゃないか、今7時半だよ。」とケンさんが言うと、「イエス。ここ!!」と満面の笑みで答えるドライバー。これでは怒る気にもなれませんね。
一路アスワンの街に戻ります。途中ガソリンスタンドで給油。軍警察はAK47突撃銃を車内に置き去りにして、タバコ休憩・・・。セキュリティー甘すぎだよ。
というか、給油中なのに、給油をしている人もタバコを吸っている、という恐ろしさ。
スタンドのボロさも今まで行ったどの国よりも、ボロい・・・。
そんなエジプト。
アスワンには11時前に帰着。宿に戻り、生憎「タカシ」はいなかったので挨拶は出来ません弟子たが、荷物を受け取って、豪華客船に乗り込みます。1泊35米ドルで3食付。これは本当にお得です。
朝飯は食べてなかったので、ビュッフェ・スタイルの昼飯が嬉しい。しかもクオリティーが高い!!!
流石に3人とも眠気には勝てず、夕方まで仮眠。
夕方6時に目が覚めると、船はコム・オンボに到着しようとしていました。
ここコム・オンボにはプトレマイオス朝時代に建造されたセベク神の神殿があります。
セベク神とはワニ頭の神。もともとは「セベクを信仰する人をワニの害から守る」、という神だったのですが、後に「水の守り神」となり人気のある神となったのです。
まぁ、他の神殿では結構マイナーなキャラなのですが、ここでは全面的にセベクです。
面白いレリーフもチラホラ。
ここは声が反響する場所。個人個人自分にあった音階あって、それを見つけてここで唱えていると、病気も治る、とか(By ここの神殿で出会ったカナダ人のスピリチュアル系のお姉さん)。ケンさんの音階は見つかりましたか!?
夕暮れていき、神殿がライトアップされて、美しい。
ギリシア人王朝であるプトレマイオス朝の建造なので、レリーフやヒエログリフも趣が今までの神殿と違います。
やはりギリシアの影響を受けていますね。
半月が神殿を照らします。
なんか趣があって、暗がりの神殿もいいですね。
「ワニ博物館」もあって、ワニのミイラが盛りだくさん。
1時間くらいしか滞在時間はありませんでしたが、充分見て周れて楽しかったですね、この神殿。
船に戻り、ビュッフェ形式の夕飯を食べて、男3人夜風に吹かれながら語り合ったのでした。
明日の朝はエドフのホルス神殿を訪ねます。寝ている間に移動しているのはありがたいですね。
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