三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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アスワンへ / To Aswan
Day 816: 2012年10月21日
Luxor to Aswan- Egypt (Nabian Oasis Hostel)
82,141km
電車に乗ってアスワンへ行ってきます。
目的は、
アブ・シンベル大神殿!!!
10月22日の早朝、朝日が神殿の最奥部「至聖殿」まで照らすのです。4体ある像のうち闇の神「プタハ」以外が照らされる、という凝り様。この現象は年に二回、2月22日と10月22日に起こるのだそう。
が、しかし、アスワンからアブ・シンベル神殿まではツアーに参加していくか、護衛付きのコンボイで行くしかない、らしいのです。ツアーは早朝3時半に出発し、7時半ごろ到着なので、朝日は見れません・・・。
さて、我々(ケンさん、つボイ先生、そしてワシ)は朝日が至聖殿を照らすのを見れるのか!?
乞うご期待!!!
PCを持っていかないので、結果はルクソールに戻ってきてからの報告となります。
2日待ってください!!!
追記☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
10時発の列車に乗り込むケンさん、つボイ先生、そしてワシ。2等の8号車の指定座席に座ります。
しばらくすると車掌さん(? 私服なので本当に車掌さんかはわかりません)がワシらのチケットをチェックし、「違うトレインだよ!」、と。「エっ!!?」と焦るワシら。
しかしなんだかんだ言った後、「まぁ、ここに座っとけ!」と行ってしまった車掌さん。一体なんだったのか??
進行方向は南で合ってるし、10時に首発した列車はこれだけだし・・・。違う列車ということなのか、違う車両ということなのか、はたまた違う座席だ、ということなおか。向こうの英語は拙いので、よくわからん。
まぁ、とりあえずはアスワンまで行くみたいなので、そのまま座ってました。
1時過ぎにアスワンの駅に到着。
ここいオマールの友達「タカシ」が迎えにきてくれていました。早速宿まで歩きます。
宿に着くとタカシはお茶を出してくれて早速アスワン近郊でできるツアーなどのインフォメーションを明瞭に説明してくれました。これは本当にありがたい。情報って本当に大切なんですよね。
で、「明日は特別なので、普段は3時半出発のツアーが午前0時に出発する。」とのこと。
しかも、帰りはファルーカ(小さい帆船)か豪華客船でナイル川を下りながらコム・オンボ遺跡やエドフ遺跡を訪ねてルクソールに戻る、というなんて魅力的なプランも。願ったり叶ったり。
ファルーカは1-2日下って、あとはバス移動。175ポンドくらい。で、豪華客船は1泊35米ドル。2泊のプランから。ファルーカの2倍以上しますが、豪華客船は3食付きで移動費込みで1泊35米ドル。これはここで逃したら二度と乗る事の無いであろう豪華客船プランで満場一致!!
今日余った時間はフィラエ島のイシス神殿を訪ねることにしました。
なんtもワシらが望んでいたこと全てをテキパキとこなしてしまうタカシ。何事もなかなか進まないエジプトではその光が更に増します。
早速迎えの車が来て(1人25ポンド)、フィラエ島への船着場まで。「ラッキーだったら他の観光客と船をシェアできるから往復1人5ポンドだけど、誰も他にいなかったら、一艘往復50ポンドだよ。」とドライバーのアフメッドさん。
生憎客は我々しかいません・・・。
で、遺跡入場チケットを買って、桟橋まで行くと。
なんと往復で100ポンド、と吹っかけて来ました。
「往復で50ポンドでしょ。それ以上は払わん!!」、と言っても、「観光客が少ないから仕方がないんだ。75ポンド!」とまだ吹っかけて来ます。
「観光客が少ないのは俺たちのせいじゃないだろ。そんなこと言ってんなら、帰るわ。」と、帰りかけると、「OK, OK,往復50ポンドだけどチップも入れて60ポンド!」ってな具合で本当にイライラしてきます。
仕方がないのでアフメッドさんを呼んできて、交渉してもらいましたが、「まぁ、60ポンドでいいんじゃない!?」と言うので、これ以上時間を無駄にするわけにもいかないので60ポンドで交渉成立。こういうところでいちいち交渉しなければならないのは本当に面倒くさい・・・。
だんだんとエジプトという国が嫌いになってきます。ルクソールの宿オマールやアスワンのタカシは旅人が何を求めているのかちゃんと把握し、それを提供してくれます。そうすると、我々も多少プレミアを支払ってでも彼らからサービスを受けたくなる、ということを他のエジプト人はわかっていないんですね・・・。もっと快適に旅が出来るようにならないものですかね。
こういう交渉を楽しむ、ってのもあるんですけど、クソ暑い中、毎回毎回、ってのは疲れます。
船に乗りしばらくすると、見えてきましたフィラエ島。
この神殿があった「本フィラエ島」もアスワン・ハイ・ダムで出来た人造湖「ナセル湖」に水没しているのですが、ユネスコの支援により、「現フィラエ島」に神殿全体を移築したのです。しかも、水没前の「本フィラエ島」そっくりに「現フィラエ島」を削ったとか・・・。そこまでやるか、ユネスコ。天晴れです。
上陸すると、神殿に圧倒されます。末期王朝のギリシア系プトレマイオス朝時の建造なので比較的新しく、保存状態も良好。
カルナック神殿とは違い、やはりギリシア建築や美術の絵影響が見られます。
正門、が素晴らしい。
これが女神「イシス」。冥界と豊穣の神「オシリス」も妹であり妻。天空の神「ホルス」の母。
イシスとホルス。イシスは地母神でおそらくメソポタミアの「イシュタル」とオリジンは一緒。プトレマイオス朝、さらにローマ時代にイシス信仰は隆盛を迎えたのです。
イシスが乳飲み子のホルスを抱えた像がエジプトのみならず、ローマ帝国内で出土します。
この信仰が下地になり、後のキリスト教(カトリック)の聖母マリア崇拝につながるのです。
柱が見事。趣がありますねぇ。
水辺にある神殿なので、なんか新鮮な感じがしていいですね。
これは落書きか!? エジプトの壁画を模倣しようとしたのでしょうか!? 下手ウマ具合が好きです。
19世紀初頭の落書きとかも会って、まぁ、落書きは落書きなんですけど、そこまで古いともう歴史的価値がある落書きですね。
1時間ほど見て周りましたが、3人でいろんな想像を膨らませて、楽しかったです。
宿に戻り、遅めの昼食を近くのレストランで。エジプトの名物料理「ハトの米詰めオーブン焼き」。これは美味かった。
今夜12時前にアブ・シンベルに向けて出発なので、5時過ぎに就寝。さて、アブ・シンベル神殿はどんな幻想をワシらに見せてくれるのか!? 楽しみです。
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アブ・シンベル大神殿で朝日が拝めるよう、皆さんも願っていてください!!!
本日も「世界一周」ボタンをクリックして応援をよろしくお願いいたします!!
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82,141km
電車に乗ってアスワンへ行ってきます。
目的は、
アブ・シンベル大神殿!!!
10月22日の早朝、朝日が神殿の最奥部「至聖殿」まで照らすのです。4体ある像のうち闇の神「プタハ」以外が照らされる、という凝り様。この現象は年に二回、2月22日と10月22日に起こるのだそう。
が、しかし、アスワンからアブ・シンベル神殿まではツアーに参加していくか、護衛付きのコンボイで行くしかない、らしいのです。ツアーは早朝3時半に出発し、7時半ごろ到着なので、朝日は見れません・・・。
さて、我々(ケンさん、つボイ先生、そしてワシ)は朝日が至聖殿を照らすのを見れるのか!?
乞うご期待!!!
PCを持っていかないので、結果はルクソールに戻ってきてからの報告となります。
2日待ってください!!!
追記☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
10時発の列車に乗り込むケンさん、つボイ先生、そしてワシ。2等の8号車の指定座席に座ります。
しばらくすると車掌さん(? 私服なので本当に車掌さんかはわかりません)がワシらのチケットをチェックし、「違うトレインだよ!」、と。「エっ!!?」と焦るワシら。
しかしなんだかんだ言った後、「まぁ、ここに座っとけ!」と行ってしまった車掌さん。一体なんだったのか??
進行方向は南で合ってるし、10時に首発した列車はこれだけだし・・・。違う列車ということなのか、違う車両ということなのか、はたまた違う座席だ、ということなおか。向こうの英語は拙いので、よくわからん。
まぁ、とりあえずはアスワンまで行くみたいなので、そのまま座ってました。
1時過ぎにアスワンの駅に到着。
ここいオマールの友達「タカシ」が迎えにきてくれていました。早速宿まで歩きます。
宿に着くとタカシはお茶を出してくれて早速アスワン近郊でできるツアーなどのインフォメーションを明瞭に説明してくれました。これは本当にありがたい。情報って本当に大切なんですよね。
で、「明日は特別なので、普段は3時半出発のツアーが午前0時に出発する。」とのこと。
しかも、帰りはファルーカ(小さい帆船)か豪華客船でナイル川を下りながらコム・オンボ遺跡やエドフ遺跡を訪ねてルクソールに戻る、というなんて魅力的なプランも。願ったり叶ったり。
ファルーカは1-2日下って、あとはバス移動。175ポンドくらい。で、豪華客船は1泊35米ドル。2泊のプランから。ファルーカの2倍以上しますが、豪華客船は3食付きで移動費込みで1泊35米ドル。これはここで逃したら二度と乗る事の無いであろう豪華客船プランで満場一致!!
今日余った時間はフィラエ島のイシス神殿を訪ねることにしました。
なんtもワシらが望んでいたこと全てをテキパキとこなしてしまうタカシ。何事もなかなか進まないエジプトではその光が更に増します。
早速迎えの車が来て(1人25ポンド)、フィラエ島への船着場まで。「ラッキーだったら他の観光客と船をシェアできるから往復1人5ポンドだけど、誰も他にいなかったら、一艘往復50ポンドだよ。」とドライバーのアフメッドさん。
生憎客は我々しかいません・・・。
で、遺跡入場チケットを買って、桟橋まで行くと。
なんと往復で100ポンド、と吹っかけて来ました。
「往復で50ポンドでしょ。それ以上は払わん!!」、と言っても、「観光客が少ないから仕方がないんだ。75ポンド!」とまだ吹っかけて来ます。
「観光客が少ないのは俺たちのせいじゃないだろ。そんなこと言ってんなら、帰るわ。」と、帰りかけると、「OK, OK,往復50ポンドだけどチップも入れて60ポンド!」ってな具合で本当にイライラしてきます。
仕方がないのでアフメッドさんを呼んできて、交渉してもらいましたが、「まぁ、60ポンドでいいんじゃない!?」と言うので、これ以上時間を無駄にするわけにもいかないので60ポンドで交渉成立。こういうところでいちいち交渉しなければならないのは本当に面倒くさい・・・。
だんだんとエジプトという国が嫌いになってきます。ルクソールの宿オマールやアスワンのタカシは旅人が何を求めているのかちゃんと把握し、それを提供してくれます。そうすると、我々も多少プレミアを支払ってでも彼らからサービスを受けたくなる、ということを他のエジプト人はわかっていないんですね・・・。もっと快適に旅が出来るようにならないものですかね。
こういう交渉を楽しむ、ってのもあるんですけど、クソ暑い中、毎回毎回、ってのは疲れます。
船に乗りしばらくすると、見えてきましたフィラエ島。
この神殿があった「本フィラエ島」もアスワン・ハイ・ダムで出来た人造湖「ナセル湖」に水没しているのですが、ユネスコの支援により、「現フィラエ島」に神殿全体を移築したのです。しかも、水没前の「本フィラエ島」そっくりに「現フィラエ島」を削ったとか・・・。そこまでやるか、ユネスコ。天晴れです。
上陸すると、神殿に圧倒されます。末期王朝のギリシア系プトレマイオス朝時の建造なので比較的新しく、保存状態も良好。
カルナック神殿とは違い、やはりギリシア建築や美術の絵影響が見られます。
正門、が素晴らしい。
これが女神「イシス」。冥界と豊穣の神「オシリス」も妹であり妻。天空の神「ホルス」の母。
イシスとホルス。イシスは地母神でおそらくメソポタミアの「イシュタル」とオリジンは一緒。プトレマイオス朝、さらにローマ時代にイシス信仰は隆盛を迎えたのです。
イシスが乳飲み子のホルスを抱えた像がエジプトのみならず、ローマ帝国内で出土します。
この信仰が下地になり、後のキリスト教(カトリック)の聖母マリア崇拝につながるのです。
柱が見事。趣がありますねぇ。
水辺にある神殿なので、なんか新鮮な感じがしていいですね。
これは落書きか!? エジプトの壁画を模倣しようとしたのでしょうか!? 下手ウマ具合が好きです。
19世紀初頭の落書きとかも会って、まぁ、落書きは落書きなんですけど、そこまで古いともう歴史的価値がある落書きですね。
1時間ほど見て周りましたが、3人でいろんな想像を膨らませて、楽しかったです。
宿に戻り、遅めの昼食を近くのレストランで。エジプトの名物料理「ハトの米詰めオーブン焼き」。これは美味かった。
今夜12時前にアブ・シンベルに向けて出発なので、5時過ぎに就寝。さて、アブ・シンベル神殿はどんな幻想をワシらに見せてくれるのか!? 楽しみです。
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