三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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風光明媚、メーサロン / Mae Salong
Day 911: 2013年1月23日
Chiang Rai to Mae Salong, Thailand (Shin Sane Guesthouse )
83,981km
今日はバイクを借りてメーサロンに向かう。
メーサロンをワシに勧めたのは、あの「世界を旅するニート」のシゲさん。雲南省出身の移民が多いらしく、ンタン麺が旨いらしい。そしてガタさんもお勧め、と言っていた。
相棒はホンダ Wave 125。このピンク色がワシらしくなくてオシャレ!?
ポニーテールにしてるから後ろから見たら女の子が乗ってるように見えるかな? あ、ゴツイからそうは見えないか。
タイで製造されていて、通称「タイ・カブ」。日本のスーパーカブ系と同じでクラッチ無し(自動遠心式クラッチ)4速トランスミッション。
なんとフューエル・インジェクション! だから燃費も格段にイイらしい。
チェンライの街をでて国道AH2を北上。30キロくらい行くとメーチャン手前で国道1089号への分岐点。これを左折。
1089号に入ると、もう田舎の風景。田園が美しい。
段々と標高を上げて行き、舗装も段々と粗くなってきた。ワインディングを走るのは気持ちイイ。
あー、エスペランサで走れたらなぁ。
しばらく走り、右折。ここからは登りがキツイ。タイ・カブは非力だけどギアをローに入れて登って行く。
すると、谷間の風景が素晴らしい。
1234号に合流し左折。ここまで来るとメーサロンも直ぐ。漢字の看板が出てくる。タイ文字は全く読めないから、漢字が出て来ると嬉しいねぇ。
お茶畑も見えてきた。噂に聞いた通りに風光明媚な処だなぁ。
メーサロンに到着!
宿は人気の「新生旅館」に。ドミは50バーツなのだが、空きがなくて個室100バーツに。悪くない。
宿の前の民家(?)には豚のバラ肉が干してある。うーん、中華だ。
宿の駐車場にBMW R1200GS Adventureが停まっていたから、誰のかなぁ、と見てたら持ち主のトムと出会う。
彼はオーストリア人で2010年に出発しイラン、パキスタン、インド、ネパール、チベット(ガイドを雇って)、ラオス、タイ、カンボジアと旅しているツワモノ。
まさかこんな処で世界を廻るライダーと出会うとは。
色々話が盛り上がる。トムは旅で出会った彼女と一緒で、今は彼女のお母さんが来てるから皆で少数民族の村を訪ねるのだそう。
ワシも誘われたけど、腹が減っていたので、ワンタン麺が食べたかったから別行動!食欲には勝てない!?
ガイドブックに紹介されているセブンイレブン近くの「雲南麵餃館」にて餃子とワンタン麺をたのむ。それぞれ30バーツ。
餃子は残念ながら作り置きで、アツアツではなかった…。アツアツの餃子が食べたかったのに…。
ワンタン麺はスープが旨い。シンプルなのに複雑な味わい。くどくはないんだけど、後味が豊か。旨いね。もう少し麵が良ければ最高なんだけどなぁ。
さて、腹も満たされたらお茶屋にて試飲。
女将さんの手前は見事。烏龍茶、黒茶、東方美人茶を淹れてくれた。
中国茶の淹れ方は日本茶と違って、100度の熱湯を先ず茶葉を入れた急須に注ぎ、直ぐさま容器に出し、それを湯呑に注いで、湯呑を温める。
それからまた熱湯を急須に注ぎ、少し待ってから筒状の磁器に茶注ぎ湯呑で蓋をして、ひっくり返し返す。真空状態なのか、茶は湯呑には満たされず、筒状の磁器に入ったまま。
筒状の磁器を取ると、茶は湯呑に満たされる、というわけ。
筒状の磁器を嗅ぐと、素晴らしい香りが。
どれも美味しかったけど、烏龍茶がやはり一番香り高くワシの好み。
これは良いお土産になるなぁ。家族や親戚用に何袋か購入。結構な値段ですな!
喉が潤ったら、散歩。茶畑が広がる丘陵を歩いて回る。
アカ族の集落もあって、藁葺きの家と鶏が絶妙。
残念ながら、民族衣装は着ていなかったけど。
2時間くらい歩いた後、今度はバイクで周辺の村落を訪ねて見ることに。
先ずは国民党軍のリーダーであった段将軍の墓へ。
中国共産党との戦いに敗れて、南方の国民党軍はミャンマーやタイの北部に逃れ、国土奪還を虎視眈々と狙っていたわけだけど、その資金源は阿片栽培と売買だったのだ。
タイ、ミャンマー、ラオスの三国の国境があるゴールデントライアングルは正にその中心地だった。
時代は移り、力を増していく共産中国、海外からの麻薬取り引きに対する圧力などで、国民党の残党も最早国土奪還は諦めるしかなかった。
国民党の残党はタイ政府と交渉し、平和裡にこの地やタイ北部に定住。高地を活かしお茶の栽培が主要産業となったのである。
段将軍は1990年に亡くなったので、恐らく上記の全てを主導したのだろう。
国民党が敗れたのは1949年、もう64年も前のこと。
さっきのワンタン麺屋でも店の人が衛星放送で中国のテレビ番組を観ている、というなんか平和的なのか、ちょっと拍子抜けなのか、という気分にさせられた。
周辺の集落に行くと、藁葺きの建物がある長閑な風景。
子供たちがバイクを見て追いかけて来た!
ポーズも決めてくれる。
だけど、民族衣装を着ている人はマーケットで民芸品を売っているおばちゃんだけ。もっと山奥の集落に行かないと、民族衣装は見れないのだろう。
夕飯はこれまた雲南名物の豚足の煮込み。味付けは豚の角煮みたいだから、日本人の舌にも合う。
腹ごなしに散歩してると、何やら子供たちが集まっている。あ、塾だ。中国語を勉強しているみたいだ。
一時間くらい歩いて宿に戻ると、トムがいたのでしばらく歓談。トムと彼女たちはもう一泊ここにするのだそう。
ワシは朝市を楽しんだら、ミャンマーとの国境の街メーサイを訪ねて、チェンライに戻り、チェンマイまでバスで戻るつもり。
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風光明媚で長閑なメーサロン。本当は何日かここでノンビリ過ごしたいところですが、一時帰国まで日数が残り僅か!急ぎ足で行かないと、です。
本日も「世界一周」ボタンをクリックして応援をよろしくお願いいたします!!
スマートフォンからご覧の皆様、
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今日はバイクを借りてメーサロンに向かう。
メーサロンをワシに勧めたのは、あの「世界を旅するニート」のシゲさん。雲南省出身の移民が多いらしく、ンタン麺が旨いらしい。そしてガタさんもお勧め、と言っていた。
相棒はホンダ Wave 125。このピンク色がワシらしくなくてオシャレ!?
ポニーテールにしてるから後ろから見たら女の子が乗ってるように見えるかな? あ、ゴツイからそうは見えないか。
タイで製造されていて、通称「タイ・カブ」。日本のスーパーカブ系と同じでクラッチ無し(自動遠心式クラッチ)4速トランスミッション。
なんとフューエル・インジェクション! だから燃費も格段にイイらしい。
チェンライの街をでて国道AH2を北上。30キロくらい行くとメーチャン手前で国道1089号への分岐点。これを左折。
1089号に入ると、もう田舎の風景。田園が美しい。
段々と標高を上げて行き、舗装も段々と粗くなってきた。ワインディングを走るのは気持ちイイ。
あー、エスペランサで走れたらなぁ。
しばらく走り、右折。ここからは登りがキツイ。タイ・カブは非力だけどギアをローに入れて登って行く。
すると、谷間の風景が素晴らしい。
1234号に合流し左折。ここまで来るとメーサロンも直ぐ。漢字の看板が出てくる。タイ文字は全く読めないから、漢字が出て来ると嬉しいねぇ。
お茶畑も見えてきた。噂に聞いた通りに風光明媚な処だなぁ。
メーサロンに到着!
宿は人気の「新生旅館」に。ドミは50バーツなのだが、空きがなくて個室100バーツに。悪くない。
宿の前の民家(?)には豚のバラ肉が干してある。うーん、中華だ。
宿の駐車場にBMW R1200GS Adventureが停まっていたから、誰のかなぁ、と見てたら持ち主のトムと出会う。
彼はオーストリア人で2010年に出発しイラン、パキスタン、インド、ネパール、チベット(ガイドを雇って)、ラオス、タイ、カンボジアと旅しているツワモノ。
まさかこんな処で世界を廻るライダーと出会うとは。
色々話が盛り上がる。トムは旅で出会った彼女と一緒で、今は彼女のお母さんが来てるから皆で少数民族の村を訪ねるのだそう。
ワシも誘われたけど、腹が減っていたので、ワンタン麺が食べたかったから別行動!食欲には勝てない!?
ガイドブックに紹介されているセブンイレブン近くの「雲南麵餃館」にて餃子とワンタン麺をたのむ。それぞれ30バーツ。
餃子は残念ながら作り置きで、アツアツではなかった…。アツアツの餃子が食べたかったのに…。
ワンタン麺はスープが旨い。シンプルなのに複雑な味わい。くどくはないんだけど、後味が豊か。旨いね。もう少し麵が良ければ最高なんだけどなぁ。
さて、腹も満たされたらお茶屋にて試飲。
女将さんの手前は見事。烏龍茶、黒茶、東方美人茶を淹れてくれた。
中国茶の淹れ方は日本茶と違って、100度の熱湯を先ず茶葉を入れた急須に注ぎ、直ぐさま容器に出し、それを湯呑に注いで、湯呑を温める。
それからまた熱湯を急須に注ぎ、少し待ってから筒状の磁器に茶注ぎ湯呑で蓋をして、ひっくり返し返す。真空状態なのか、茶は湯呑には満たされず、筒状の磁器に入ったまま。
筒状の磁器を取ると、茶は湯呑に満たされる、というわけ。
筒状の磁器を嗅ぐと、素晴らしい香りが。
どれも美味しかったけど、烏龍茶がやはり一番香り高くワシの好み。
これは良いお土産になるなぁ。家族や親戚用に何袋か購入。結構な値段ですな!
喉が潤ったら、散歩。茶畑が広がる丘陵を歩いて回る。
アカ族の集落もあって、藁葺きの家と鶏が絶妙。
残念ながら、民族衣装は着ていなかったけど。
2時間くらい歩いた後、今度はバイクで周辺の村落を訪ねて見ることに。
先ずは国民党軍のリーダーであった段将軍の墓へ。
中国共産党との戦いに敗れて、南方の国民党軍はミャンマーやタイの北部に逃れ、国土奪還を虎視眈々と狙っていたわけだけど、その資金源は阿片栽培と売買だったのだ。
タイ、ミャンマー、ラオスの三国の国境があるゴールデントライアングルは正にその中心地だった。
時代は移り、力を増していく共産中国、海外からの麻薬取り引きに対する圧力などで、国民党の残党も最早国土奪還は諦めるしかなかった。
国民党の残党はタイ政府と交渉し、平和裡にこの地やタイ北部に定住。高地を活かしお茶の栽培が主要産業となったのである。
段将軍は1990年に亡くなったので、恐らく上記の全てを主導したのだろう。
国民党が敗れたのは1949年、もう64年も前のこと。
さっきのワンタン麺屋でも店の人が衛星放送で中国のテレビ番組を観ている、というなんか平和的なのか、ちょっと拍子抜けなのか、という気分にさせられた。
周辺の集落に行くと、藁葺きの建物がある長閑な風景。
子供たちがバイクを見て追いかけて来た!
ポーズも決めてくれる。
だけど、民族衣装を着ている人はマーケットで民芸品を売っているおばちゃんだけ。もっと山奥の集落に行かないと、民族衣装は見れないのだろう。
夕飯はこれまた雲南名物の豚足の煮込み。味付けは豚の角煮みたいだから、日本人の舌にも合う。
腹ごなしに散歩してると、何やら子供たちが集まっている。あ、塾だ。中国語を勉強しているみたいだ。
一時間くらい歩いて宿に戻ると、トムがいたのでしばらく歓談。トムと彼女たちはもう一泊ここにするのだそう。
ワシは朝市を楽しんだら、ミャンマーとの国境の街メーサイを訪ねて、チェンライに戻り、チェンマイまでバスで戻るつもり。
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