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三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険

   
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Day 913: 2013年1月25日

Chiang Rai to Chiang Mai, Thailand (Thai Way Guesthouse)

83,981km

朝からバスに乗ってチェンマイに
帰ってきた。

ターミナルに着くと、速明日のバンコク行きの夜行バスのチケットを購入。二等バスで438バーツ。

歩いて宿へ。

今日は結構暑い。一時間くらい歩いて到着。

1時過ぎにババとエレナが訪ねて来てくれて、3人で昼飯を食べに。



2人はベジタリアンだから、ベジタリアンの飯屋に。

肉や魚は使ってないけど、全然美味しい。ワシは肉好きだから、ベジタリアンには絶対なれないと思うけど、たまにならベジタリアン食でもいいかな。



ババとエレナと今後のことやなりやら話す。ワシが帰国してからやろうとしていることに対して2人は全面的に賛成してくれた。

宿に戻る途中に寺は数多在るんだけど、木造の寺が在ったから行ってみた。



タイでは殆どの寺が煉瓦に漆喰造りかコンクリート造りだからこれは珍しい。

本堂には金ピカの仏像が在って、それを眺めながらババと仏教について話していると、インドの宗教、考えを話してくれた。



ババはインド生まれなのだ。

「インドには殆ど仏教が残ってなかったでしょう。あれは仏教が衰退したした、というよりも新しい形の仏教なり考えが常に生まれるからなんだ。インドでは百万の神がいるというでしょう。それは何故かというと、人それぞれ違うでしょう。だがら人の数だけ神があり、宗教があるのは不思議でも無いんだよ。釈迦が解いた道は釈迦の道で、その道を他人が歩んでも同じ風景を見ても同じ様に感じるとは限らないでしょう。」

なるほど、それを聞いてなんかインドをもう少し見てみたいな、という気になった。

宿に戻り、ババとエレナと別れて、しばらくネットをしているとミホコッティが帰ってきた!

彼女とはメキシコ・シティのペンション・アミーゴで出会ったんだけど、あれから2年以上ぶりの再会。

宿の人たちとワイワイ夜まで歓談。

そんなこんなな一日。



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さて、チェンマイには一泊だけで、明日の夜の便でバンコクに行きます。数泊して、マレーシアに降る予定です。

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Day 912: 2013年1月24日

Mae Salong to Chiang Rai, Thailand (Tourist Inn)

83,981km

メーサロンの朝は朝市で始まる。

朝市は宿の直ぐそば。肉屋、八百屋などが道端に並ぶ。ワシはメルカド(市場)に来ると何故か興奮する。



糯米で作った中華の餅が売っていたので、購入。ココナッツの粉をかけて、きな粉餅みたいな感じ。



中華の朝飯といえば揚げパンと豆乳でしょう!



先程の餅と一緒にいただく。

揚げパンは豆乳と食べると脂っこくない。台湾でよく食べたなぁ。

腹が満たされたら、散歩。朝日に照らされた茶畑が心を和ませる。



トムに別れを告げて、一路タイ最北の街メーサイに向かう。そこから隣国ミャンマーに入るのだ。

ワインディングを駆け抜けて。

降りだから非力なタイ・カブでもスィースィー! ニーグリップが出来ないからコントロールがイマイチ決まらないけど。楽しい。

山を降りると田園が広がる。あー、和む。



人間は何故こういう風景に癒されるのだろうか。

メーチェンにて国道AH2と合流し、北へ。ここから30キロで国境。

メーサイは特に見所が無い街。近くの洞窟がイイらしいけど。

バイクを駐車して、国境付近を歩いていると、タイ最北を示す標識を発見!



ライダーはこういう最〜っていうのが好きなんだ。

さて、ミャンマーに行きますか!

タイを出国し、緩衝地帯の橋を渡る。途中まではタイ国旗で途中からミャンマー国旗に代わる。



タイ側は左側通行なんだけど、ミャンマー側は右側通行。イギリスの植民地だったんだけどね。

で、いよいよミャンマーの入国審査。



ここにパスポートを預けて一時入国許可書(最大14日滞在が可能)を作るのだけれど、なんと500バーツ(1,500円)もする!

ビザ無しだと、ミャンマー側の街タチレク周辺5キロくらいしか行けないのだけど…。これは高い。得た情報では10米ドルでもいい、とあったのだけど、米ドルは受け付けていないと…。

さて、気を取り直して、53ヶ国目ミャンマーに入国!



直ぐさまトゥクトゥクの客引きや物売りが集って来る。「タバコ、タバコ」、「バイアグラ!」。

奴らをかわし、闇市へ。



続き。

闇市には偽物商品が並ぶ。ここで何か買ってもタイ再入国時の荷物検査で没収されるらしい。まぁ、何も買う気は無いけど。

ミャンマーに来たらミャンマー飯を食わないと!

ってことで屋台が有ったから寄ってみた。豚肉バラと卵の煮込み。まぁ、豚の角煮だね。



旨いけどこれはタイでも食えるね。40バーツとタイと同じ値段。

そうそう、ここタチレクではタイ通過が流通しているから両替の必要がない。

腹が満たされたら、散策。

なんかトゥクトゥクに乗って寺、首長族の集落、土産もの屋を巡るのが定石みたいだけど、ワシは歩く。

街並みはいたって普通。



ここにもバッタもんのドラえもんやディズニーなどが。



寺発見。



まぁ、これは上記の寺とは違うのだが。

思いっきりコンクリート造り。ここまで思い切ると天晴れだ。



本堂の仏像の後光はLEDか何かでピカピカ光ってるし。



ミャンマーも独自の文字が有るんだけど、全く解読不能。車のプレートは数字なのか、それとも文字なのか?



まだまだ普通の街並みが広がる。中国語の看板が結構目に付く。



ミャンマー人は中華系に見える人もいれば、タイ系にも見える人もいれば、インド系が混ざった人も。

ちょっと街の中心から離れると、舗装が剥がれてたり、ボコボコのボロい道になるんだけど。

再び闇市に戻ってブラブラしていると、タバコ売りの兄ちゃんがしつこく着いて来た。

しつこいから「飯屋は無いか」、と訊いたら教えてくれた。

さっき食べたばかりだから腹はあんまり減って無いけど、ここはミャンマー飯を鱈腹喰ろうてやろう、ということで豚カレーと海老のチリ炒めを注文。

50バーツ(150円)でこのボリューム!



味はマレー料理と中華料理が合わさった感じ!? 旨い。

多分海老を発酵させて作ったソースだと思うけど、茄子や野菜をそれに付けて食べる。旨い。

多少クセがあるけど。

女将さんは日本語が多少話せる。勉強もしたけど、お客さんと話して学んだ、と。結構日本人旅行者が来るのだとか。



そして滞在僅か2時間にしてミャンマーを後にする。



ここタチレクは以前から外国人が陸路でミャンマー領に入れる街だから、妙に栄えているし観光ずれしている。本当のミャンマーを味わえる場所では無い。

でも、まぁ、そこそこ楽しかったよ。入国料が高すぎ晋作だけど。

次回はビザを取ってヤンゴンとかマンダレーを訪れてみたい。

タイに再入国し、バイクでタイ、ミャンマー、ラオスの三国の国境が交わる「ゴールデン・トライアングル」へ。

ここら辺一帯は以前は阿片栽培や売買の中心だった。今では三国が一望できる、ってことで観光地に。

川の向こう、左側はミャンマー、右側はラオス。



国境なんて人間が勝手に作った境界線なんだけど、面白いことにそこをまたぐと、文化や風土が変わる。



なんの変哲もない川なんだけど。



さて、後はチェンライに戻るだけ。タイ・カブを疾走させてチェンライへ。

着いたのは5時。結構時間がかかったな。

バスターミナルに行くと、なんとチェンマイ行きは全て満席!

期せずしてチェンライに一泊することに。公共の移動手段はこれだから困る。

宿でアイハラさん、イシハラさん、チバさんと出会い、4人でナイト・バザールへ夕飯を食べに。

鍋を囲んで歓談。予定は狂ってしまったけど、こうして楽しい夜を過ごせた。旅って不思議なもんですね。



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Day 911: 2013年1月23日

Chiang Rai to Mae Salong, Thailand (Shin Sane Guesthouse )

83,981km

今日はバイクを借りてメーサロンに向かう。

メーサロンをワシに勧めたのは、あの「世界を旅するニート」のシゲさん。雲南省出身の移民が多いらしく、ンタン麺が旨いらしい。そしてガタさんもお勧め、と言っていた。

相棒はホンダ Wave 125。このピンク色がワシらしくなくてオシャレ!?



ポニーテールにしてるから後ろから見たら女の子が乗ってるように見えるかな? あ、ゴツイからそうは見えないか。

タイで製造されていて、通称「タイ・カブ」。日本のスーパーカブ系と同じでクラッチ無し(自動遠心式クラッチ)4速トランスミッション。

なんとフューエル・インジェクション! だから燃費も格段にイイらしい。

チェンライの街をでて国道AH2を北上。30キロくらい行くとメーチャン手前で国道1089号への分岐点。これを左折。



1089号に入ると、もう田舎の風景。田園が美しい。



段々と標高を上げて行き、舗装も段々と粗くなってきた。ワインディングを走るのは気持ちイイ。

あー、エスペランサで走れたらなぁ。



しばらく走り、右折。ここからは登りがキツイ。タイ・カブは非力だけどギアをローに入れて登って行く。

すると、谷間の風景が素晴らしい。



1234号に合流し左折。ここまで来るとメーサロンも直ぐ。漢字の看板が出てくる。タイ文字は全く読めないから、漢字が出て来ると嬉しいねぇ。



お茶畑も見えてきた。噂に聞いた通りに風光明媚な処だなぁ。



メーサロンに到着!



宿は人気の「新生旅館」に。ドミは50バーツなのだが、空きがなくて個室100バーツに。悪くない。

宿の前の民家(?)には豚のバラ肉が干してある。うーん、中華だ。



宿の駐車場にBMW R1200GS Adventureが停まっていたから、誰のかなぁ、と見てたら持ち主のトムと出会う。



彼はオーストリア人で2010年に出発しイラン、パキスタン、インド、ネパール、チベット(ガイドを雇って)、ラオス、タイ、カンボジアと旅しているツワモノ。

まさかこんな処で世界を廻るライダーと出会うとは。

色々話が盛り上がる。トムは旅で出会った彼女と一緒で、今は彼女のお母さんが来てるから皆で少数民族の村を訪ねるのだそう。

ワシも誘われたけど、腹が減っていたので、ワンタン麺が食べたかったから別行動!食欲には勝てない!?

ガイドブックに紹介されているセブンイレブン近くの「雲南麵餃館」にて餃子とワンタン麺をたのむ。それぞれ30バーツ。

餃子は残念ながら作り置きで、アツアツではなかった…。アツアツの餃子が食べたかったのに…。



ワンタン麺はスープが旨い。シンプルなのに複雑な味わい。くどくはないんだけど、後味が豊か。旨いね。もう少し麵が良ければ最高なんだけどなぁ。



さて、腹も満たされたらお茶屋にて試飲。



女将さんの手前は見事。烏龍茶、黒茶、東方美人茶を淹れてくれた。



中国茶の淹れ方は日本茶と違って、100度の熱湯を先ず茶葉を入れた急須に注ぎ、直ぐさま容器に出し、それを湯呑に注いで、湯呑を温める。

それからまた熱湯を急須に注ぎ、少し待ってから筒状の磁器に茶注ぎ湯呑で蓋をして、ひっくり返し返す。真空状態なのか、茶は湯呑には満たされず、筒状の磁器に入ったまま。

筒状の磁器を取ると、茶は湯呑に満たされる、というわけ。

筒状の磁器を嗅ぐと、素晴らしい香りが。

どれも美味しかったけど、烏龍茶がやはり一番香り高くワシの好み。

これは良いお土産になるなぁ。家族や親戚用に何袋か購入。結構な値段ですな!

喉が潤ったら、散歩。茶畑が広がる丘陵を歩いて回る。





アカ族の集落もあって、藁葺きの家と鶏が絶妙。



残念ながら、民族衣装は着ていなかったけど。

2時間くらい歩いた後、今度はバイクで周辺の村落を訪ねて見ることに。

先ずは国民党軍のリーダーであった段将軍の墓へ。



中国共産党との戦いに敗れて、南方の国民党軍はミャンマーやタイの北部に逃れ、国土奪還を虎視眈々と狙っていたわけだけど、その資金源は阿片栽培と売買だったのだ。

タイ、ミャンマー、ラオスの三国の国境があるゴールデントライアングルは正にその中心地だった。

時代は移り、力を増していく共産中国、海外からの麻薬取り引きに対する圧力などで、国民党の残党も最早国土奪還は諦めるしかなかった。

国民党の残党はタイ政府と交渉し、平和裡にこの地やタイ北部に定住。高地を活かしお茶の栽培が主要産業となったのである。

段将軍は1990年に亡くなったので、恐らく上記の全てを主導したのだろう。

国民党が敗れたのは1949年、もう64年も前のこと。

さっきのワンタン麺屋でも店の人が衛星放送で中国のテレビ番組を観ている、というなんか平和的なのか、ちょっと拍子抜けなのか、という気分にさせられた。

周辺の集落に行くと、藁葺きの建物がある長閑な風景。



子供たちがバイクを見て追いかけて来た!



ポーズも決めてくれる。



だけど、民族衣装を着ている人はマーケットで民芸品を売っているおばちゃんだけ。もっと山奥の集落に行かないと、民族衣装は見れないのだろう。

夕飯はこれまた雲南名物の豚足の煮込み。味付けは豚の角煮みたいだから、日本人の舌にも合う。

腹ごなしに散歩してると、何やら子供たちが集まっている。あ、塾だ。中国語を勉強しているみたいだ。

一時間くらい歩いて宿に戻ると、トムがいたのでしばらく歓談。トムと彼女たちはもう一泊ここにするのだそう。

ワシは朝市を楽しんだら、ミャンマーとの国境の街メーサイを訪ねて、チェンライに戻り、チェンマイまでバスで戻るつもり。

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風光明媚で長閑なメーサロン。本当は何日かここでノンビリ過ごしたいところですが、一時帰国まで日数が残り僅か!急ぎ足で行かないと、です。

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Day 910: 2013年1月22日

Chiang Mai to Chiang Rai, Thailand (Tourist Inn )

83,981km

ここ2日ばかりブログが行進出来ない。

新しい記事を入力しようとすると、6行以上は受け付けないのだ。

過去の記事を編集しようとしても同じこと。6行以上あるため、保存が出来ない。

iPodからやってもババのPCからやっても同じ。

フム、困ったな。

他のサイトは問題無いし。早く治らないか。

今日はバイクを借りてミャンマーとの国境も程近い山合いのメーサロンという中国国民党軍の残党が住む集落に行こう、と思ってたんだけど、ここチェンマイから250キロとバックパックを背負って小さなバイクで行くのには距離が長い。

だから、とりあえずここから180キロ東北にあるチェンライまでバスで移動。

バスターミナルまではババがスクーターで送ってくれることに。

エレナに別れを告げて出発。バスターミナルでババにお別れをして、チェンライ行のバスチケットを探す。時刻は10時半過ぎ。

結構便が有るはずなんだけど、どれも満席みたく、一番早い便で1時15分発。チェンライ到着は4時半。185バーツ。なんか普通のよりいいバスらしく無駄に高い。水とスナックが付くらしい。そんなサービスはいらねぇよ。安くしろよ。

しまった、これならチェンマイからバイクを借りた方が良かった。

4時半だと着いてからバイクを借りて出発は5時。メーサロンに着く前に陽が暮れてしまう。

と、なるとチェンライに一泊かぁ。ガイドブックを眺めながら思案。よし、ここはチェンライに一泊か二泊して、メーサイに行ってビルマの国境を越えたり、楽しんでしまおうか。

それとも明日は朝一にバイクを借りてメーサロンに行くってことも出来るしね。

て、ことでチェンライ行のチケットを購入。しばらくベンチに座って読書しながら時間を潰す。

昼メシを済ませればもう1時。バスは定刻通りに発車し、一路チェンライへ。



まぁ、座席とかは普通。確かに水と菓子パンが出たけど…。



相変わらずバスの中はエアコンが効きすぎで寒い。

車内ではタイのお笑い番組が放映されているけど、タイ語解らんし。見ていると昔のコントみたいな感じだな。

iPodで音楽を聴きながら過ごす。最近のお気に入りはハロルド・ファルターメイヤーの「Top Gun Anthem」、おぼたけしの「美しき狼たち」と「果てしない闇の彼方へ」、そして友川かずきの「生きてるって言ってみろ」。

おぼたけしは唄も上手いし見た目も良かったのに何故売れなかったのだろう?

バスは予定より少し早くチェンライのバスターミナルに到着。

ここからガイドブック載っている宿「Tourist Inn」まで歩く。すぐ近く。

このワット・チェットヨーというお寺が目印。



宿はエアコン無しの個室が150バーツ。シャワー・トイレは共同。ちゃんとお湯も出る。

早速WiFiにつないでブログがアップ出来ないか試しにやってみると、出来た!

まぁ、原因は解らず終い。

街に出てみよう。

街のシンボル(?)である金ピカの時計台を過ぎると、



市場があってその外では屋台で賑やか。



旨そうな食べもの・食材が盛りだくさん。



まぁ、旨そうではない食材もチラホラ…。



ここで赤糯米を買って頬張りながら歩く。長粒米なんだけど、ねばりがあるから日本の糯米みたい。日本でも赤米は近年古代米として注目されたけど、今はどうなのかな?

噛めば噛むほど味が出る。これにタイのソーセージを添えて。タイのソーセージは香料とニンニクが効いていて旨い。赤糯米は7バーツでソーセージは25バーツ。

それからナイト・バザールへ。金ピカ時計台はライトアップされていた。



バザールではいろんな土産物がそこかしこに。

チェンライはタイの北部の街。少し郊外に出ると少数民族の集落が点在している。だから少数民族の工芸品などがここでは多く売られている。



観て周るのも楽しいけど、まぁ、どの店も似たり寄ったりの品揃えなんだよなぁ。これは全世界共通か、な。

なにやら音楽が聴こえてきた、と思ったら、舞台でレディボーイ・ショー!



うーん、流石タイ、こんなところでもレディボーイが。ショーのクオリティは低かったけど。

さて、明日はバイクでメーサロンを目指そう。標高2,000メートルにあるお茶栽培で有名な集落。途中のクネクネ道はなかなかの走り堪えらしい。楽しみだ。

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予定外に一泊することになったチェンライ。まぁ、見所は殆どないですが、屋台やナイト・バザールがそこそこ楽しめました。さて、明日はもっとど田舎のメーサロンです。中華料理に烏龍茶。

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Day 909: 2013年1月21日

Chiang Mai, Thailand (La cada de Bana y Elena)

83,981km

さて、今日は象の日だぁ。8時に出発。流石にチェンマイの朝は肌寒い。

ババとエレナの友達のケンとトムと待ち合わせ。ケンとトムはアーティストでカフェを経営してるとか。ババがタイ語でジョークを飛ばしている図。



チェンマイからランパン方面に北に1時間くらい。

途中でお茶休憩をしたり。チェンマイから北は山岳地帯になり、中華系の移民もいるからお茶栽培が盛んなのだそう。



エレファント・ファームの入園料は170バーツ。ちょっと高いけど、なかなか面白いものが観れるのだ。

先ずは象たちによるパフォーマンス。丸太を運搬したり、行進したり。



で、圧巻は絵を描く象!



なんと3頭が同時に描いてる。

出来上がりは、素晴らしい。右の木は普通の中学生より上手いかも。



ワシは左の象が描いた象が絵心があって好きだなぁ。

パフォーマンスが終わると観客たちとの戯れ。まぁ、さとうきびやバナナが目当てなんでしょうが。



アジアに生息するのはインド象、ここタイでは古来から人間の営みに深く関わってきた象たち。

インド象はアフリカ象より小さく、また気性も穏やかなのだそう。アフリカ象は家畜化されていない、と聞いたことがあるけど。



さて次は「紙工場」へ。象と紙なんて何の関係性も無いように思うけど、紙の素材が問題なのだ。



何だと思います?

はい、正解!

材料は「象の糞」なのだ!

象は木の皮やさとうきびなど繊維質の豊富な食物を食べているから、糞には当然繊維がいっぱい。

洗浄し、茹でて、漂白し、太い繊維を手作業で取り除いて、柔らかくして、



最後に梳いて紙の出来上がり!



無理矢理象の糞で紙を作らなくてもいいんじゃね?、て感じだけど、まぁ、このアイデアは面白い。



象の糞で出来た紙で作ったお土産品も売っている。ここで上げた利益で象の食糧を買う。象が食べる。糞になる。紙を作る。のリサイクル。

象の子供がいたり。写真のチビは生後7日なのだそう。



これは生後10ヶ月。子供の象は目が大きい。眼球はそんなに成長しないのだろうか。バナナをあげると、皮は食べないで中身だけ食べるという贅沢もの。



結構楽しめたエレファント・ファーム。

さて次は昼飯だ!

車で15分ほど走ってお寺の前の食堂で昼メシ。

そしてお寺へ。



タイのお寺にはインド神話の神々が結構登場する。これは神鳥ガルーダ。



神蛇のナーガはタイのオリジナルかな? いや、やはりヒンドゥーの神話に出て来るな、ナーガも。



外からお寺を眺める。なかなか古風な風格を備えている。



寺の中心はストゥーパ。ネパールやインドでもお馴染みだったけど、雰囲気は大分違う。



ストゥーパ周りを三回巡り、花や蝋燭、線香をお供えするのがタイ流。



寺を歩きながらババと禅について語り合ったり。

ストゥーパの横にはお堂があって、



そこに入るとストゥーパが台に投影されている。



これは初期のカメラの原理と同じ。

チェンマイに向う帰途に、大きな金ピカの仏像ならず坊さんの像がある。



そうそう、タイで坊さんは高い尊敬を得ていて高僧は即身仏になって死後も祀られているそうな。

お釈迦様を拝むのも原始仏教とはかけ離れたことだけども、一僧侶を拝むのって…。

でも、まぁ、カトリックでも聖者とかあるし。日本では行基菩薩、お大師さんが崇拝を受けているから、そういうものなのかな。

何故だか像の顎や耳には蜂の巣が。

チェンマイに戻り市場の近くの屋台でパッタイとソムタム(青パパイヤのサラダ)を。更に発酵したサワガニとその汁をかけたソムタムも。これは辛いけど、発酵した旨味が最高に旨い!

あ、写真を撮り忘れた!

そんなこんなで、一日楽しかったなぁ。今日案内してくれたケンとトム感謝!コップン・クラッ!!

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象の絵描きはテレビで見たことがありましたが、実際に描いているのを見て、感心しました。一枚500バーツから800バーツで売ってましたけど。あ、もちろん値段は人間がその絵の出来(人間の視点での)で決めてます。

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HN:
三郎
性別:
男性
職業:
革命家
趣味:
バイク・旅
自己紹介:
オーストラリアに移住して16年。遠く南の大陸から母国日本を眺めてみて危機感を感じてはや16年。なにか出来ないものかと考えて考えて、ようやく自分で行動することに数年前に思い当たる。とりあえず自分が出来ることから始めよう!ってことで、革命軍M-26-Julioをシドニーで結成。
誰かが世の中変えるのを待ってるだけじゃなく、自分で社会に貢献できることから始めよう。
世界を旅しながら色々な人と出会い革命の輪を広げていきたい。
2010年からおやすみ羊とBMW R1200GSで世界一周中!

Hasta la victoria siempre, Patoria o Muerte!

現在の愛車:BMW R1200GS 「Esperanza de la Tora」(世界一周)、 SUZUKI DR650SE 「孫市」(オーストラリア一周)
過去の愛車:Buell XR12R Firebolt, Yamaha FZ1, Yamaha TRX850, 、HONDA XR250R, Suzuki XF650 Freewind, Yamaha XV250 Virago
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