Day 471: 2011年11月8日

Mendoza (PlanB Hostel)
44,691km to 44,756km = 65km

今日は4時までエスペランサは仕上がらないので朝はゆっくりと過ごします。

朝食が付いているので、キッチンで食べているとカナダ人夫妻のババとエレナに出会いました。ババはインド出身、エレナはロシア出身です。1年の休暇をとり南米を旅してるとか。

レセプションのお姐さんに聞いたら、チェックアウトは何時でもいい、というのでネットをしたり、ババとエレナと話したり。今日午後出発するといったら、昼飯を作るので、一緒に食べようと誘ってくれました。

パスタを作り、また玄米を炊いてくれました。玄米!!久しぶりに食べますね。オーストラリアで最後に食べたのはいつでしょうか??

話してたら3時半になってしまったので、2人に別れを告げてタクシーでBMWディーラーまで。

スパーク・プラグ交換、エンジン、ギア、ファイナルドライブのオイル交換、エア・フィルター交換、などなど。全部で1,700ペソなので400ドルです!!!　高いですけど、まぁ、これは必要経費ですからね。

5時過ぎに出発。7号線をしばらく走り「A Rep. de Chile(チリ共和国へ）」のサインが出ました。遠くに雲がかかってるな、と思いながら走っていると、どうやら雲ではなくて砂埃みたいです。

給油をして、チリ国境方面へ右折すると、風が強くなり、砂嵐が!!!　視界ゼロ。折れた枝などが飛んできます。車も路肩に避けたり、ハザードを点けてノロノロ走行したり。下手をすると追突事故が起こる可能性もあります。

エスペランサが押されるほどの強風とヘルメットの中まで砂だらけになるほどの砂嵐。目の中に砂が入り、また口の中も砂だらけ。今まで遭遇した砂嵐の中でも最悪です。

しばらく進みますが、視界は悪いですし、このまま進んでも状態は良くなるように思えなかったので引き返すことに。しかし、Uターンをするのも至難の業。右進行方向からの強風で下手をすると風に押されて転倒する可能性も。しかも視界がほぼゼロなので車が来ているかどうかも判りません。

何とかUターンをして先ほどのガソリン・スタンドまで戻りましたが、スタンドも砂埃で覆われていました。さっきまではなんとも無かったのに。

メンドーサの街までも視界が悪く、ノロノロと走ります。対向車線は渋滞となってます。街も砂嵐に晒されていました。最初はディーラーまで戻ろうとしましたが、もう時間は6時半過ぎなので、宿に戻ることに。

砂嵐の中、ようやく宿に戻りました。ババはバス・ターミナルへ今夜発コルドバ行きのチケットを買いに行ってましたが、エレナは宿に居ました。

再びチェックインをして、先ずはエスペランサを拭いてカバーを被せます。せっかくエア・フィルターを新品に交換したのに、もう埃まみれでしょう…。明日ディーラーに行って、掃除しよう。

作業をしている間に、強風は収まってきましたが、今夜は雹が降る可能性もあるとか。メンドーサに戻ってこれて幸運だったのかも。

しかし、街全体が停電。ジャケットもヘルメットも全て埃だらけなので先ずは濡れタオルで拭いたり、バイザーを外して洗ったり。それから自分自身もシャワーを浴びて埃を流します。

シャワーを浴び終わったら、ババとエレナが夕食に招いてくれました。昼間の残りのパスタですが、蝋燭を燈して夕食。なかなか乙な物です。

9時半頃にババとエレナはバス・ターミナルに向かったので、別れを告げました。

さてもう10時半ですが相変わらず停電中。寝るとしますかね。明日の朝には停電は終わってるといいのですが。



Day 471: 08 NOV 2011

Mendoza (PlanB Hostel)
44,691km to 44,756km = 65km

[2回]

Day 470: 2011年11月7日

Alta Gracia to Mendoza (PlanB Hostel)
44,078km to 44,691km = 613km

昨日はぐっすりと眠れました。エルネストの実家から2軒隣の屋根の下で眠ったのは感慨深いものです。

8時半は出発（しかしコルドバは1時間進んでいるので9時半）。先ずは20号線を目指します。

アルタ・グラシアから20号線までは山を越えなければいけません。どんどん登ります。途中エスペランサを停めてアルタ・グラシアの方を眺めました。いい景色です。また来ることがあるかな。






Mina Claveroという街までは高原を走っていきます。岩がゴツゴツとした地形。ワィンディングを抜けていきます。これは厭きませんね。しかも標高2,000㍍以上なので涼しい。Paso Jama(パソ・ハマ）とAfi del Valle以外でアルゼンチンで初めて暑くない土地を走りました。

Mina Claveroはもう低地なので暑い。ここで給油とタイヤの空気圧の調整。朝空気圧を計ったら低かったもので（アルタ・グラシアのスタンドで調整しようとしましたが、空気入れのノズルが長すぎでスポークにあたり、空気を入れられませんでした）。

ここからValle Doloresまでの道はお洒落な宿（ロッジ）、レストラン、キャンプ場などが沢山道脇にありました。コルドバやサン・ルイスあたりから週末を過ごしに来るのでしょうか。

Valle Doloresは以外にデカイ街でビックリ。信号で引っかかります。暑いので、ちょっと嫌になります。ようやく街を抜けてQuinesを目指します。

ここからが単調な道の始まりです。何処までも真っ直ぐ。なんかオーストラリアみたい。

Quinesの20キロ先Lujanで給油とサンドイッチの昼飯。ここからEnconまでは本当に単調です。

黄色い花を咲かせた低木が結構見られます。これはノーザン・テリトリーのステュアート・ハイウェイにもあった木ですね。懐かしいなぁ。


しかも360度見渡す限り地平線で低木だらけなのは、NSWのアウトバックを思い出させます。「...but no matter how far or how wide I roam, I still call Australia home.」

ここで44,444km達成!!!　33,333kmはエクアドルの南部で達成でしたね。あれから何ヶ月経ったのでしょう。4－5ヶ月経ちましたね。

Enconから142号に入ります。ここから80キロ進んだあたりからブドウ畑が広がります。そうです、ワイナリー地帯なんですね、メンドーサ。

メンドーサには5時前に到着。さてとGPSに入力してあるBMWのディーラを目指します。ネットで調べて2つ住所があるので、先ずは1つ目へ。しかし住所は合ってますが、店は無し。2006年の情報なので、移転したのか??

さてともう1つを探します。これはBMWのサイトで載っていたので間違いないでしょう。しかし、なかなか見つかりません。ハーレーのディーラーがあったのでそこで聞いてみてようやくわかりました。

Genco Automotivesというディーラー。BMWを始めいろんな車のディーラーも兼ねてます。対応してくれたのはクリス。サンタ・クルスでのサービス内容を見せると、やはり色々やってないところがあると。エンジン・オイル(フィルターを含む）、ミッション・オイル、ファイナル・ドライブ・オイル、スパークプラグの交換、エア・フィルターの清掃か交換、ジェネレーター・ベルトの交換、などなどを頼みました。

心配なのは財布。、アルゼンチン物価が高いので。エスペランサはクリスに預けて、必要な荷物だけを持って街へ。タクシーを呼んでくれました。が、街まで26ペソもかかりました。

宿は「PlanB Hosel」という宿。ロンプラに載っていた一番安い宿にタクシーに連れて行ってもらったのですが、同じ住所ですが、宿が新しくなっている。案の定、値段が上がってます。朝飯付きでドミが68ペソ(WiFi有り）。高い。

流石に600キロも走りましたし、もう7時過ぎなので、ここにチェックイン。まぁキレイですし、ドミには今のところ誰も居ないので個室状態です。

日没は8時半ごろでした。明日サービスは4時に終わると言うので、Puente del Incaまでなら2時間でいけるそうなので、明日出発しようかな。



Day 470: 08 NOV 2011

Alta Gracia to Mendoza (PlanB Hostel)
44,078km to 44,691km = 613km

I could sleep well last night. It was very exceptional thing that I slept in the house 2 doors next to Ernesto's place.

I left the hostel by 8:30am (actually it was 9:30am in Cordoba time). I headed to the Route 20. Firstly I had to climbed up mountains. I went through curves and curves, then at a hill top, I looked back down the plain beneath. I looked where Alta Gracia should be. A nice view. One day will I be back here again?

Until a town called "Mina Clavero", the road was twisty and I went through rocky terrerian. As the altitude was over 2,000m, so it was fresh and cool. Except just after Paso Jama and around Tafi del Valle, I have been riding in very hot climate in Argentina, the cool climate was a treat for me.

Down to Mina Clavero, there was already a low land, so it got really hot. I filled my the tank and adjusted the tyre pressure (when I checked it this morning, it was low. I tried to pump it up in AltaGracia, but the nosle of the air pump was too long to fit to the wheels).

From MIna Clavero to Valle Dolores, the road was twisty and there were many fancy cottages, campsites, restaurants along side of the road. I guess there would be many visitors from Cordoba and San Luis on weekends.

Valle Dolores was a big town. I stucked in traffic lights many times. It was really hot and I got really frustrated. Finally I got out of the town, and kept going west on RN20.

Now, the road was straight for miles of miles. There was a plain until the horizon. It reminded me of Australia.

I passed Quines and 20kms from there it was Lujan. Here I filled up the tank and hFrom there to Encon, itbecame more like Australia.

There were mush just like in the Outback of NSW and those trees with yellow flowers, I could see the same on Stuart Hwy of Northern Territory.

"...but no matter how far or how wide I roam, I still call Australia home."

In the middle of the way to Encon, my GS reached to 44,444km on her clock! We made 33,333km in the south of Ecuador, so it's been 4-5 months sice then.

From Encon, I turned left to RN142 to Mendoza. Around 80km from Encon, it started to be a winery region. Yes, Mendoza is a famous wine region in Argentina (but I cannot drink wine...)

I arrived Mendoza before 5pm. Then I started to look for the BMW dealer to service my GS. From the web, I could find 2 places. I went 1 of them, and I was at the right adrress, but I saw no BMW... Well, the info was posted on 2006, so it could be relocated.

Then I went to another one, Genco Automotives. Which I could find at the BMW International website. So it should be there.

But it was hard to locate the places. I asked many times, but I could not get there. My GPS was no use...

Finally I found a Harley Davidson dealer, and ask a guy how I could get there. And I made it!

Genco Automotives is a dealer for BMW cars, and other brands as well as BMW Mottrad dealer. It looked really modern and the service manager Cristian was very nice. I could expect a good service there. But I worry the price! Well in Argentina, everything is expensive!!

I left my GS and luggages there.  I just took what I needed for a night and took a cab (Cristian called it for me) to a city.

I was dropped at the hostel (the cheapest on Lonely Planet). But te hostel had a different name and it looked really new!

Wel I am at "PlanB Hostel". It is a new hostel and the price was much higher than the one on Lonely Planet. But as it was already 7pm and I was so tired after riding more than 600km, so I checked in here. 68 Pesos for a dorm (WiFi) including breakfast. The room and facilities are very clean.

Cristian said my GS will be ready by 4pm tomorrow. Puente del Inca would be just 2hours from Mendoza. As the sun set around 8:30pm, so I should be able to make it there easily.

[3回]

Day 469: 2011年11月6日

Quilino to Alta Gracia (Sol de Polen)
43,885km to 44,078km = 193km

1週間ぶりにベッドで寝たのですが、部屋に蚊がいて足の裏、足首、手首、指などを刺されて痒い痒い・・・。寝つきは余りよく有りませんでした。

8時には出発の準備完了。オーナーに別れを告げて出発。先ずはガソリン・スタンドでクッキーと水を買って朝飯。丁度高校生の修学旅行バスか?が停まっていて、生徒たちに質問攻め。それから157号線を南下。

9号線に交わり、コルドバの北の街Jesus Mariaのガソリン・スタンド「YPF」でWiFiがあったのでそこで珈琲を飲みながらネット。ここでも色々な人から声をかけれれます。アルゼンチン人はコロンビア人みたく人なっつこいですね。そして給油。

Jesus Mariaから50キロでコルドバに入ります。高速で2ペソの交通料を払います。遠目で見ても大都市です。コルドバには用は無いのですが、せっかく来たので、セントロくらいは見ておこうと、エスペランサを進めます。

San Martin Plazaで写真と撮ろうとしたらここでも何人かに声を掛けられました。写真を撮り、一路アルタ・グラシア(Alta Gracia)へ。ここでも2ペソの高速料金。街は30キロ先です。


街は結構広いです。エルネストが暮らしていた時代は小さかったのでしょうが、今ではお洒落な街。ジャカランダが咲いていたりして、いいところですね。


インフォメーションセンターで彼の実家の場所を教えてもらい（道に看板が出ていますので聞かなくても行けました）、目の前までエスペランサで。

遂に来ました。彼の「モーターサイクル南米旅行記（Diarios de Motocicleta)」はここから始まるんですね。彼の遺体が眠るキューバのサンタ・クララ、終焉の地ボリビアのラ・イゲラを訪ねて、今度は彼が育った家です。

家は現在博物館になっていて、彼の幼少期、少年期、青年期の写真を始め、玩具、手紙、彼と友人アルベルトが南米旅行記に使用したバイク、「La Poderosa（ポデローサ号）」と同じ型のNorton 500ccが展示してあったりします。

彼の幼少期の友人や乳母さんのインタビュー映像が見られたりして、「英雄」の素顔に迫れます。彼の友人たち曰く、「彼は普通の子だった。」そうです。もちろん聡明で頑張り屋でしたが。

なんと言っても興味深いのが、彼がここで育まれた、ということ。素敵な家族、友人、隣人、そして美しい街に囲まれて彼は育ったんですねぇ。







そして、2006年にはフィデル・カストロ・キューバ国家評議議長（当時）とウーゴ・チャべス・ヴェネゼエラ大統領が一緒に訪ねてきてるんです。写真を見るとフィデル大兄、やはりお茶目です。その場に居たかったなぁ。

ここを結構訪ねる人が多いのですね。エスペランサを外に停めてあるので、何人から声を掛けられます。

昼飯は2軒となりの「Sol de Polen」にてキューバ飯を。宿も経営してるのでここに泊まることに。65ペソ。個室WiFiあり。

荷物を解いて、街へ散策。彼がいた頃と街並みはすっかり変わってしまったでしょうが、古い家を見ては、「この風景を見たのだろうか?」と考えながら歩きました。


そうそう、アルゼンチンと云えばマテ茶。嗜むのにはグアンパ(ステンレスか木製）かクイヤ（ひょうたん製）という器とボンビージャという金属製のストローが必要です。スーパーに行って買って来ました。マテ茶は「CBSe」というブランドがいいと昨日の宿のオーナーが言うのでそれを購入。この宿はキッチンが無いので試すのはキャンプしたときか、キッチンのある宿でですね。

さて、そろそろ夕飯時。飯を食べて、ゆっくりしますか。



Day 469: 06 NOV 2011

Quilino to Alta Gracia (Sol de Polen)
43,885km to 44,078km = 193km

I spent a week in my tent until last night. Finally I could sleep on a bed. But, but!! There were severalmosquitos in the room and I got bitten on my feet, wrists, fingers... So I could not have a good night sleep....

Igot ready by 8am and said good-bye to the owner of the hostel, then went to a petrol station for breakfast. I bought cookies and a bottle of water. There were a few buses carrying high-school students at the station. So while I was having breakfast, they asked me many questions.

On the route 157, I kept riding south. Then 157 met the route 9, and I arrived Jesus Maria. Here I found "WiFi" at YPF petrol station, so I had a cup of espresso and updated my blog. Here again some people asked me questions. Argentinians seem to be like Colombians, very friendly and curious. I filled up gas there.

From Jesus Maria, Cordba was 50km away. From a distance, it looked a big city and inside of the city, it was a big city. Oh, I got to pay 2 pesos at atoll booth. I did not have anything to do in this big city, but as I came I went to the main plaza to take a few photos.

I parked my GS in the front of Plaza San Martin, then a few people came to ask me questions! I am enjoying friendliness of Argentinians!!

Then I went to Alta Gracia. At the exit of Cordoba, I paid 2 pesos at a toll booth again.

Alta Gracia is located around 30km south west of Cordoba. The town is quite large. I reckoned it was much smaller town when Ernesto lived there. There were Jacaranda on the streets and in the gardens. They reminded me of Australia. It seemed to be anice town.

I asked where the house of Ernesto at Information centre. But to get there, there were many signs on the street, so I did not need ask at the information.

I parked my GS just in front of the house. Finally I came here. I visited his Mausoleum atSanta Clara, Cuba where his body is resting. I visited La HIguera, where he was killed. Then I came to the place where he grew up! His "Motorcycle diaries" started here.

Now the house is kept as a museum. the photos of his childhood, youth and family were displayed. Also the same Norton 500 motorcycle as "La Poderosa" he and his friedn Alberto used for their trip of "Motorcycle Diaries".

There was an audio room showing the interview of his childhood friends and his nany. So we could get into unknown side of him. They said he was an "ordinary" boy. Well, he was more intelligent and deligent than average kids though!

The most facinating thing was that he grew up in the house. Here with his family love, good friends, good people of this town, he built up his personality, later became a legend.

There was a room displaying photos of Fidel Castro and Hugo Chaves when they together visited there in 2006! I wish I was there at thatt time!! From the photos, Fidel look very charming.

There were lots of visitors at the house of Ernesto. As I parked my GS in the front of the house, many people talked to me.

I had lunch at "Sol de Polen", 2 houses next to the house of Ernesto. As it operates as a hostel, I decided to stay there. 65 Pesos for a single room (with shower / toilet) and with WiFi.

After checked in, I went out for a walk. The town should look completely different from the day Ernest walked there, but when I saw old houses and trees, I was thinking if he saw the same.

I went to a supermarket to buy a guard and bonbilla to have "Yerba Mate" from now on. I bought "CBse" brand yerba de mate as I heard it would be the best from the owner of the hostel at Quillino.
As this hostel does not have kithcen, I will have my first "mate" with my own mate set at a camping or a hostel with a kitchen.

Now I will go to have dinner and have a rest.

[3回]

Day 468: 2011年11月5日

Cafayate to Quilino (Hopidaje El Chuna)
43,337km to 43,885km = 548km

昨晩は夕飯から帰ってくる途中から雨が降り出しました。まぁ、通り雨なんですけど、久しぶりの雨。
例の如く周りは遅くまで騒いでました。アルゼンチンのキャンプ場はこんな感じなのか?　ブッシュ・キャンプをしないとあの静けさは味わえないのかなぁ。

9時に出発。進路はエルネストが幼年・小年・青年時代を過ごしたコルドバ。まぁ、コルドバまでは遠いので途中の街で1泊ということになりますが。

先ずは307号線をTafi delValleに向かいます。舗装路ですがボコボコです。くねくねと登っていきます。上から見下ろす風景はなかなか！途中キレイな舗装になったりまたボコボコになったり。

途中羊の群れに遭遇したり。

Tafi del ValleはSan Miguel de Tucuman(トゥクマン）の避暑地だとか。峠の最高点からしばらく下ったところに街は有ります。行く先の山に雲がかかってるのが気になります。

Tafi del Valleを過ぎたところで工事中の為しばらく足止め。そして先ほどの雲の中へ。どんどん下っていきます。

工事中の箇所が多く、通行止め、未舗装になったりして時間がかかります。また小雨が降ってきて、前の車が撒き散らす砂混じりの水がスクリーンにもバイザーにもかかり視界が…。

ようやく山を降りてMonterosへ。12時過ぎです。ここまで来ると暑い!!　ガソリン・スタンドで昼飯を食べて、157号へ。Simocaという街で給油。

157号線は真っ直ぐで単調な道です。しかも暑い…。

Friasを過ぎてSan Antonioという街（地図に載ってる）で宿を探そうとしましたが、街自体が無いのか、知らぬ間に通り過ぎたか、次の街Recreoに到着。

ここで給油をして宿を探します。幸いガソリン・スタンドから見えるところに宿が2つあったので訪ねてみました。時刻はもう5時過ぎ。

が、1軒目は120ペソと高い（キレイでしたが）。2軒目は70ペソですが、電気が来ていないから駄目。もう一軒ありましたが、そこはレセプションに誰もいないので、アウト。

なので次の街を目指しました。地図だと45キロ先にTotoralejosという街があり道路わきの標識にも街までの距離が出たのでそこを目指しましたが、無い!!

暑いし単調だし、気が滅入ります。「こうなればDean Funesという街を目指すか!」と思って走ってたら、その途中のQuilinoという街があり、そこに「Hospidahe(宿）」とうサインがあったので、そこの宿に行って見ました。

部屋は120ペソ、と言われましたが「高い。」と言ったら100ペソに負けてくれました。まだ高いけど、もう6時半だし、疲れてたのでここにしました。

荷物を降ろし、エスペランサを拭いていたら、「ホースで水をかけていいよ。」とオーナー。水をかけて砂やホコリを洗い流します。うーん、キレイになった。

しかもオーナー、ワシをマテ茶に招いてくれました。奥さんと3人でマテを飲みながらクラカー。色々話しました。100ペソはちょっと高かったけど、洗車も出来たしマテも飲めたし、まぁ良かったのかな。

明日はコルドバに立ち寄って、そこから30キロくらい先、エルネストの過ごした街Alta Graciaに向かいます。

[2回]

Day 467: 2011年11月4日

Cachi to Cafayate (Camping Luz y Fuerza)
42,976km to 43,337km = 361km

昨晩も若者が遅くまで騒いでいて、途中で目が覚めてしまいました。
7時前に起床。出発の準備です。テントを畳もうとしたら、テントに犬の小便が・・・。濡れタオルで拭きます。







8時半には出発。先ずは給油。それから40号線のダートを走ります。カチから60キロくらいまでは特に見所無し。ダートは軽いコルゲーションと砂利。







カファジャテまで90キロくらいになると、風景が一変します。奇岩が現れ、なかなか。しかし、道は多少悪くなります。軽いコルゲーション、浅いダストの上に砂利。たまに、おっとっと!!というのがありました。

カファジャテには12時過ぎに到着。メルカド周辺の飯屋で昼飯。12ペソ。それから68号線をサルタ方面へ北上。いろんな色の奇岩が見れるというので。

カファジャテしばらくから走ると、対向車線から2人乗りのHONDA Trans Alpが!!ミゲルとマリアです。お互いUターンしてしばらく歓談。それからまた68号を北上。


そこからしばらく走ると、「El Oberisco（オベリスク）」という奇岩があります。イエローストーンの奇岩を思い出しました。

サルタからカファジャテまで40号線と68号線がありますが、ワシは68号線のほうが好きですね。ここの風景はちょっといいです。

「Garganta del Diable (悪魔の喉笛）」。ヒツジもアルゼンチンの空気を楽しんでます。



しかし、暑い。El Vinaという街まで来てガソリン・スタンドで休息。そこのおじさんと今後の進路を地図を見ながらあれこれ。トゥクマンは蒸し暑いと云うので、行く気を失くしました。コルドバまで南下してメンドーサを目指すルートがいいかな。そこからチリへ。これがいい。

カファジャテまで引き返し、キャンプ場へ。ここは15ペソでお湯が出るシャワーとWiFI付き。さてと、夕飯を食べて寝る準備で押しますかね。明日は何処まで足を伸ばそうかな。

[5回]