三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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2009年Cape York Challenge その4 OTLを突破せよ!
Day 8
21/AUG/2009 Bramwell Junction to Seisia
ODO Meter 13,007.9km
6:00am 起床
7:30am Bramwell Junction 出発 (164.1km / 7.70L + ジェリに2L)
11:30am Gunshot Creek渡河
12:00 Gunshot Creekにてミューズリー・バーのLunch
15:45pm Jardine River渡河
16:30pm Bamaga 178.4 / 4.53L +ジェリ缶の5L分 = 9.53L
17:00pm Seisia Caravan Parkに到着
ODO Meter 13,193.8km (本日の走行距離185.9km)
平均燃費: 342.5km / 17.23L = 19.88km / L
今までの総走行距離3,758.8km
昨晩もパナドールを飲んで寝たけど、やはり夜中に痛みで目を覚ましてしまう。寒さは昨日ほどじゃなく気にならないけど、痛みは耐えがたい。パナドールをもう一度飲み込み、再び眠りに着くけど、眠りは浅い。結局6時前には起床して出発の準備を始めた。
Roadhouseは7時半に空くのでそれまでに出発の準備を済ませ給油をして出発。今日はOTLなので昨日の3リットルに加えて2リットル余分にジェリ缶に入れた。合計5リットルのガソリンが入るとリアがかなり重くなったけど、ガス欠するよりはましだからね。昨日フォークのねじれを直すの手伝ってくれたGrahamは他4台の四駆と自前のランドクルーザーで“Cape York Tour 2009”に参加しえている。彼らにはガイドが付いているのでクリークを渡るポイントとか全部教えてもらえる。彼らもOTLを北上するので一緒になる機会が多そうだ。
彼らに出発する旨を伝えて、ついにOTLへGO!
気温も上がってきて、負傷した身体から体力がドンドン抜けていク。ちょっと気を抜いらとうとうコケてしまった。まぁ、スピードは大して出してないからダメージは無いけど、バイクを起こすのは一苦労だ。砂に車輪が埋まってるし足場が悪いからなかなか上がらない。荷物を全部降ろし、気合一発で起こす。こりゃコケる度に体力が消耗されるな。はやく先に進まないと、Graham達に追いつかれてしまう。当然道幅がせまいから追い抜きも出来ない。入り口から4キロ進んだところで最初のクリークPalm Creekがあるんだけど、乾季で水は殆ど無し。渡河というかぬかるみも無いくらいに干からびた川底をそのまま通り過ぎる。クリークを過ぎたらまた砂との戦い。
ワシはとろとろ行くから先に行ってもらったけど、ギャップや左右の段差があるところでは車は速く進めない。砂地ではかれらは難なく進むけどワシがトロくなる。しばらく彼らの後を走ってたら、四駆連中は写真撮影で小休止。コケたら起こすの手伝うから前を走りなよ、と言われて好意に甘えることに。そうしたらすぐに砂地でコケて助けてもらった。またしばらく進んだところでコケて、今度は彼らの姿がまだ見えないので独りで起こすことに。荷物を積んだままで気合一発で上げる!できるもんだね負傷した身体でも。
ここまで44キロしか進んでないんだけど、11時半を過ぎている。8時前には出発したから4時間ちかく経ってることに。Seisiaまでは140キロくらいあるんだけど、日暮れまでにたどり着けるのか?それともGraham達とEliot Fallでキャンプか?だけど昼飯も夕食の用意も無いゾ・・・
------------------------ちょっと一息--------------------------------------------------------------
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マウンテン・デューをがぶ飲みし(一気に3分の2も飲んだ)、糖分でカロリー補給。乾きも癒され、元気もいっぱい。さぁ、前に進むぞ!
George達は今日はJardine Riverまで行ってキャンプをするそうだ。Tipでの再会を期待して、George達と別れる。
なんで、後続の四駆部隊が来るまで待つことに。15分くらい待って、四駆部隊が来たので、みんなでどのポイントで渡るか協議する。結局右の流れが速くてすべるところはバイクを押して、そこを越えたら乗っていくことにする。1人がバイクの後ろを支えてくれて、GO! 慎重に慎重に進んで何とか向こう岸までたどり着いた。ここを過ぎると15キロでOTLとバイパスが9キロ重なるところに出る。
さは、このままOTLの北半分も制覇するか、バイパスでJardine Riverまで行くか悩む。
自分の体力、時間、食料、水などを考えて今回はバイパスで抜けることにする。9キロの地点でOTLとバイパスの分岐点に来た。後ろ髪を引かれる思いでOTLの入り口を見つめながらバイパスに向けてバイクを左に向ける。
バイパスの北側はかなりRoad Workが進んでいて走りやすい。分岐点から53キロ走るとJardine Riverのフェリー(艀)乗り場に到着。Jardine Riverは水量が多いのでフェリーに乗らなければ渡れない。フェリー代がなんと22ドルもする!これはアボリジニの土地に入るPermissionの料金も含まれてるんだけど、ボッタクリだよね。写真でも撮ろうと思ったけど、フェリーが着たので諦めてフェリーで河越。ここまで来たらBamagaまであと45キロ、Seisiaまで更に6キロ。余裕だなと思ったけど、意外に道が荒れていて思ったよりも時間が掛かってしまった。
バイパスを走ってる時に気付いたんだけど、またハンドルが右に曲がってる。何故か昨日真っ直ぐに直したフォークがねじれてるらしい。
テントサイトについて見ると、向かい側のパワーサイト(屋根と電燈とパワーポイント、水道がついている)にバイクが3台止まってるではなか!
テントも建てずに挨拶にいく。ここでCraig (DR650SEワシと同じバイク!)、Rod(KTM 640)とHenry(Kawasaki KLX450)と出会う。特にCraigとはバイクが同じなので意気投合。楽しい夕方を過ごすのだった。あまりに話し込んでしまって、辺りが暗くなってきた。ヤバイ、まだテント建ててなかった。速攻でテントを建ててシャワーを浴びて、またCraig達のサイトに遊びにいく。日が暮れきってないのでCraigとRodがフォークを直すのを手伝ってくれた。どうやら、ネジの締めが甘かったらしいな。ちょいちょいと直して夜メシにする。
夜飯はRodと一緒に町外れにある(って行っても殆ど何も無いんだよねここ)Local Clubにいってハンバーガーを食べる。Craig とHenryはキャンプ場のレストランで食べて、値段の割には駄目だったらしくてブーブー言ってた。
BamagaからTipまでは34キロのダートを走らなければいけない。そこからまた30分から1時間くらい岩場を歩いてようやく最北端に到着できる。Craig達は昨日行って来たのでいろいろ情報を貰い明日に備える。Punsand BayってところからTipにいけるTrackがあるんだけど、ここは砂が半端なく深いから止めたほうがいいとのこと。
Day 9 に続く。遂にTip制覇なるか?
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