三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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Day 826: 2012年10月30日
Cairo to Tokyo (In an airplane to Japan)
82,141km
朝から眠いです。昨晩は12時過ぎまでブログを書いていたので、6時起きはキツイですね。
7時過ぎに出発し、いつもの如くアッタバ駅から電車でギザ駅まで。ギザ駅を出たら早速タクシーの客引きが寄って来ました。「20ポンドでどうだ。OKだろぉーー!?」、と。「いりません。」、と断りますが、「15ポンドでどうだぁ。OKだろぉーー!?」、っと。相変らずしつこいな。
バス乗り場(っていうか、適当にバスを停めて乗るんですけど)、丁度ハラム行きのコレクティーボ(ミニバン)が来たので、それに乗り込みます。1ポンド。
最初は満席でしたが、だんだんと人が降りていって、最終的にはワシら日本人4人だけ、となりました。
そしたら、「ピラミッドはここで」、と降ろされてしまったワシら・・・。あれ、ピラミッドはもうちょっと遠かったような・・・?
恐らく運転手は他の客がいなくなったので、外国人のワシらを騙して降ろし、再び駅の方に向かって小銭を稼ぐ、そんな感じがしましたね。
ピラミッド遺跡郡入り口まで歩きます。今日は砂が舞ってる様で、視界が悪いですね。普段なら大通りからもはっきりと見える大ピラミッドが霞んでいます。
ピラミッド遺跡郡いはいると早速モノ売りが・・・。やはり今日は先日と比べて観光客が少ないので、ウザイ奴等が寄ってくることが多かったです。
ピラミッド自体も砂っぽい大気で霞んでいるので、ちょっと見劣りがしますね。ケンさんとワシは以前に来ているのでいいのですが、コウイチとアキコちゃんが可哀想。
今日も先日と同じ感じで、第1ピラミッド、第2ピラミッド、第3ピラミッド、そして展望台の順に周ります。
第2ピラミッドの天辺付近の石灰岩の化粧石はなんか崩れて落ちてきそうなんですが、落ちないんですね。
先日も書きましたが、散乱している化粧石は花崗岩なんですね。コウイチと比べるとその大きさがわかります。
第2ピラミッドの基礎部分の石材は巨大。このサイズの石材は河岸神殿やアビドスのオシレイオン以外には見られないのです。
第3ピラミッドの遠望。衛星ピラミッドを従えていて、なんだか誇らしげですね。第1、第2ピラミッドと比べるとかなり小さいのですが、第3ピラミッドだけを見ると、結構威厳があるんですよ。
展望台まで行ったころには、コウイチもアキコちゃんもバテていました。なのでスフィンクスを見たら帰ろう、ってことに。
スフィンクスに行く途中にある第2ピラミッド前の神殿。カフラー王の葬祭殿、といわれています。ここも巨大な石灰岩を使い、その外側に花崗岩の化粧石を張り巡らせていたみたいです。
ワシはちょっとトイレに行ってたんですが(使用料3ポンドも請求されます)、ケンさんたちは河岸神殿とスフィンクスを見学して丁度ワシが河岸神殿の入り口に来たとき、出てきたんですね。
で、また入ろうとしたら、なんか「チケット見せろ」だの、「キミはさっき入ったから駄目。1人1回だけ。」などと抜かすオヤジたちがいて、頭にきました。この遺跡群にはチケットが無いと入れないので、当然ここにいる、ってことはチケットを買って入ってきてるのです。しかも、過去2回ここでチケットを見せろ、とか1人1回だけ、なんてことは無かったのです。しかも、制服も着ていないし、バッジもつけていないので、本当の係官かどうかも怪しし。
ワシはもう見る気もなくして、入り口の外でアキコちゃんが出てくるのを待つことに。
しばらく待っていたら、先ほどのオヤジが、「入っていよ。ノープロブレム」と。なんなんだよ一体。ワシはこの時点ではエジプトに二度と来たくは無い、って思っていました。
まぁ、そういうなら、と河岸神殿とスフィンクスを見学に。
そうしたら、先日ここに来たときにいたモノ売りの少年がいました。「ナディアはいるの?」って訊いたら「呼んできてあげるよ!」と少年。
しばらく待っていたら、ナディアがやって来て、満面の笑顔での再会。「スフィンクスを見に行こう!!」とナディア。
スフィンクスを見ながら、ちょっと歓談。
そうしたら、若者たちが一緒に写真を撮りたいと。これはナディアが撮ってくれた一枚。
コウイチたちにも絵葉書をプレゼントしてくれて、しかもスフィンクスとのトリック写真をワシら4人全員時間をかけて撮ってくれるんです。
どうです、ナディアが撮影したのです。上手でしょう!?
「明日もここに来る?」、とナディア。
「残念ながら今夜日本に帰るんだよ。」、って言ったときの、ナディアの悲しい顔は忘れられません。
「でも、また戻ってくるでしょう? また会えるでしょ?」、とナディア。
「うん、何年かわからないけど、また戻ってくるよ。また会おう。」。本心からそう思いました。
先ほどまでエジプトは嫌いになっていましたが、ナディアがワシのエジプトに対する想いを一気にポジティブなものにしてしまいました。
「1人に人間によってその国の印象は決まる。」、とアメリカ人のジェフは言っていましたが、ナディアは当にその人ですね。
いや、ワシにとっては当に天使です。ピラミッドに、エジプトに舞い降りた天使。
キミに会うためだけでも、この国に戻ってくる価値はある。
本当にありがとう。
この記事を書いているときも、目頭が熱くなるのを禁じえません。
さて、今夜11時20分発エジプト航空、成田行きに乗って我が祖国日本に一時帰国です。まぁ、旅の一環なので、あんまり実感というか、特別な感じはしないんですけどね。しめ鯖が食べたいな。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
一時帰国前最後の日にナディアに再会できて本当によかったです。エジプトの旅の印象がこ彼女のおかげでいいものになりました。さて、明日は2年と3ヶ月ぶりに日本の大地を踏み、空気を吸います。そして美味い飯!!!
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Cairo to Tokyo (In an airplane to Japan)
82,141km
朝から眠いです。昨晩は12時過ぎまでブログを書いていたので、6時起きはキツイですね。
7時過ぎに出発し、いつもの如くアッタバ駅から電車でギザ駅まで。ギザ駅を出たら早速タクシーの客引きが寄って来ました。「20ポンドでどうだ。OKだろぉーー!?」、と。「いりません。」、と断りますが、「15ポンドでどうだぁ。OKだろぉーー!?」、っと。相変らずしつこいな。
バス乗り場(っていうか、適当にバスを停めて乗るんですけど)、丁度ハラム行きのコレクティーボ(ミニバン)が来たので、それに乗り込みます。1ポンド。
最初は満席でしたが、だんだんと人が降りていって、最終的にはワシら日本人4人だけ、となりました。
そしたら、「ピラミッドはここで」、と降ろされてしまったワシら・・・。あれ、ピラミッドはもうちょっと遠かったような・・・?
恐らく運転手は他の客がいなくなったので、外国人のワシらを騙して降ろし、再び駅の方に向かって小銭を稼ぐ、そんな感じがしましたね。
ピラミッド遺跡郡入り口まで歩きます。今日は砂が舞ってる様で、視界が悪いですね。普段なら大通りからもはっきりと見える大ピラミッドが霞んでいます。
ピラミッド遺跡郡いはいると早速モノ売りが・・・。やはり今日は先日と比べて観光客が少ないので、ウザイ奴等が寄ってくることが多かったです。
ピラミッド自体も砂っぽい大気で霞んでいるので、ちょっと見劣りがしますね。ケンさんとワシは以前に来ているのでいいのですが、コウイチとアキコちゃんが可哀想。
今日も先日と同じ感じで、第1ピラミッド、第2ピラミッド、第3ピラミッド、そして展望台の順に周ります。
第2ピラミッドの天辺付近の石灰岩の化粧石はなんか崩れて落ちてきそうなんですが、落ちないんですね。
先日も書きましたが、散乱している化粧石は花崗岩なんですね。コウイチと比べるとその大きさがわかります。
第2ピラミッドの基礎部分の石材は巨大。このサイズの石材は河岸神殿やアビドスのオシレイオン以外には見られないのです。
第3ピラミッドの遠望。衛星ピラミッドを従えていて、なんだか誇らしげですね。第1、第2ピラミッドと比べるとかなり小さいのですが、第3ピラミッドだけを見ると、結構威厳があるんですよ。
展望台まで行ったころには、コウイチもアキコちゃんもバテていました。なのでスフィンクスを見たら帰ろう、ってことに。
スフィンクスに行く途中にある第2ピラミッド前の神殿。カフラー王の葬祭殿、といわれています。ここも巨大な石灰岩を使い、その外側に花崗岩の化粧石を張り巡らせていたみたいです。
ワシはちょっとトイレに行ってたんですが(使用料3ポンドも請求されます)、ケンさんたちは河岸神殿とスフィンクスを見学して丁度ワシが河岸神殿の入り口に来たとき、出てきたんですね。
で、また入ろうとしたら、なんか「チケット見せろ」だの、「キミはさっき入ったから駄目。1人1回だけ。」などと抜かすオヤジたちがいて、頭にきました。この遺跡群にはチケットが無いと入れないので、当然ここにいる、ってことはチケットを買って入ってきてるのです。しかも、過去2回ここでチケットを見せろ、とか1人1回だけ、なんてことは無かったのです。しかも、制服も着ていないし、バッジもつけていないので、本当の係官かどうかも怪しし。
ワシはもう見る気もなくして、入り口の外でアキコちゃんが出てくるのを待つことに。
しばらく待っていたら、先ほどのオヤジが、「入っていよ。ノープロブレム」と。なんなんだよ一体。ワシはこの時点ではエジプトに二度と来たくは無い、って思っていました。
まぁ、そういうなら、と河岸神殿とスフィンクスを見学に。
そうしたら、先日ここに来たときにいたモノ売りの少年がいました。「ナディアはいるの?」って訊いたら「呼んできてあげるよ!」と少年。
しばらく待っていたら、ナディアがやって来て、満面の笑顔での再会。「スフィンクスを見に行こう!!」とナディア。
スフィンクスを見ながら、ちょっと歓談。
そうしたら、若者たちが一緒に写真を撮りたいと。これはナディアが撮ってくれた一枚。
コウイチたちにも絵葉書をプレゼントしてくれて、しかもスフィンクスとのトリック写真をワシら4人全員時間をかけて撮ってくれるんです。
どうです、ナディアが撮影したのです。上手でしょう!?
「明日もここに来る?」、とナディア。
「残念ながら今夜日本に帰るんだよ。」、って言ったときの、ナディアの悲しい顔は忘れられません。
「でも、また戻ってくるでしょう? また会えるでしょ?」、とナディア。
「うん、何年かわからないけど、また戻ってくるよ。また会おう。」。本心からそう思いました。
先ほどまでエジプトは嫌いになっていましたが、ナディアがワシのエジプトに対する想いを一気にポジティブなものにしてしまいました。
「1人に人間によってその国の印象は決まる。」、とアメリカ人のジェフは言っていましたが、ナディアは当にその人ですね。
いや、ワシにとっては当に天使です。ピラミッドに、エジプトに舞い降りた天使。
キミに会うためだけでも、この国に戻ってくる価値はある。
本当にありがとう。
この記事を書いているときも、目頭が熱くなるのを禁じえません。
さて、今夜11時20分発エジプト航空、成田行きに乗って我が祖国日本に一時帰国です。まぁ、旅の一環なので、あんまり実感というか、特別な感じはしないんですけどね。しめ鯖が食べたいな。
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一時帰国前最後の日にナディアに再会できて本当によかったです。エジプトの旅の印象がこ彼女のおかげでいいものになりました。さて、明日は2年と3ヶ月ぶりに日本の大地を踏み、空気を吸います。そして美味い飯!!!
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Day 825: 2012年10月29日
Cairo - Egypt (Venice Hosokawaya Hotel)
82,141km
今日は何処にも行かず、朝からダラダラです。
昨日お姉さんがたから北海道の生麺ラーメンをいただいたので、お昼はそれに。つボイ先生と野菜を買ってきて、炒めてラーメンに乗せました。
ラーメンは美味しかったのですが、野菜炒めはイマイチ・・・。
宿の人々と歓談したり、三波春夫先生の「俵星玄蕃」や「決闘高田馬場」を聴いたり。
5時過ぎにあのコウイチがやって来ました!! イスタンブールで別れてから2週間ぶりですかね。彼女はあれからヨルダン、イスラエルと旅してきたのです。これまたイスタンブールのTree of Lifeで出会ったアキコちゃんも一緒に。
6時にケンさんと待ち合わせして、宿の本間さん、サワダさん、トオル君、コウイチ、アキコちゃん、つボイ先生とワシの8人でタクシーに乗って、タイレストランまで。
思いもかけず、高級店!!! 懐の方は大丈夫か!?
タイ料理はもしかすると、この旅始めてなんじゃないですかね。
値段ははりますが、味もしっかりしていて、美味しかったですよ。一人85ポンドなので、12ドルくらいですかね。エジプトでは高いですが、それでも他の国で食べたと思えば安いものです。
帰りは歩きで。ナイル川の夜景。
そして宿近くの人気のアイスクリーム屋。凄い人だかり(エジプト人は並ばないので、行列は出来ません・・・)。
しかもそこら中にアイスクリームのふたが捨てられて散乱しております・・・。
つボイ先生は明朝3時の飛行機でロンドンに戻るので、今夜が最後。2ポンドだけを握り締めて、バスで空港まで。サヨウナラ、つボイ先生。今度は日本で再会ですかね。
つボイ先生を見送ったあと、シャワーを浴びてブログを書いていたら、つボイ先生が11時半過ぎに帰ってきました。なんと、「バスが来ない・・・」そうです。今日が連休の最後なので、バスも普通どおり動いていないのですね。
しかもATMにキャッシュが無いので現金を引き出せないので、タクシーも捉まえられない・・・。
なので、宿で換金してもらい、再び旅立ったつボイ先生でした。結構時間ギリギリなので、大丈夫でしょうか。無事にロンドンに到着できることを願います。
で、ワシも明日の夜のフライトで日本に戻るのですが、その前に再び、いや三度ギザのピラミッドに行くことに。まぁ、コウイチとアキコちゃんからのラブコールなので、ケンさんも誘っていってきます!!!
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明日は平日なので、またラクダ引きがウザイかも、です。ナディアに会えるかな!?
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Cairo - Egypt (Venice Hosokawaya Hotel)
82,141km
今日は何処にも行かず、朝からダラダラです。
昨日お姉さんがたから北海道の生麺ラーメンをいただいたので、お昼はそれに。つボイ先生と野菜を買ってきて、炒めてラーメンに乗せました。
ラーメンは美味しかったのですが、野菜炒めはイマイチ・・・。
宿の人々と歓談したり、三波春夫先生の「俵星玄蕃」や「決闘高田馬場」を聴いたり。
5時過ぎにあのコウイチがやって来ました!! イスタンブールで別れてから2週間ぶりですかね。彼女はあれからヨルダン、イスラエルと旅してきたのです。これまたイスタンブールのTree of Lifeで出会ったアキコちゃんも一緒に。
6時にケンさんと待ち合わせして、宿の本間さん、サワダさん、トオル君、コウイチ、アキコちゃん、つボイ先生とワシの8人でタクシーに乗って、タイレストランまで。
思いもかけず、高級店!!! 懐の方は大丈夫か!?
タイ料理はもしかすると、この旅始めてなんじゃないですかね。
値段ははりますが、味もしっかりしていて、美味しかったですよ。一人85ポンドなので、12ドルくらいですかね。エジプトでは高いですが、それでも他の国で食べたと思えば安いものです。
帰りは歩きで。ナイル川の夜景。
そして宿近くの人気のアイスクリーム屋。凄い人だかり(エジプト人は並ばないので、行列は出来ません・・・)。
しかもそこら中にアイスクリームのふたが捨てられて散乱しております・・・。
つボイ先生は明朝3時の飛行機でロンドンに戻るので、今夜が最後。2ポンドだけを握り締めて、バスで空港まで。サヨウナラ、つボイ先生。今度は日本で再会ですかね。
つボイ先生を見送ったあと、シャワーを浴びてブログを書いていたら、つボイ先生が11時半過ぎに帰ってきました。なんと、「バスが来ない・・・」そうです。今日が連休の最後なので、バスも普通どおり動いていないのですね。
しかもATMにキャッシュが無いので現金を引き出せないので、タクシーも捉まえられない・・・。
なので、宿で換金してもらい、再び旅立ったつボイ先生でした。結構時間ギリギリなので、大丈夫でしょうか。無事にロンドンに到着できることを願います。
で、ワシも明日の夜のフライトで日本に戻るのですが、その前に再び、いや三度ギザのピラミッドに行くことに。まぁ、コウイチとアキコちゃんからのラブコールなので、ケンさんも誘っていってきます!!!
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Day 824: 2012年10月28日
Cairo - Egypt (Venice Hosokawaya Hotel)
82,141km
今日は先日の失敗から学んで、ギザへは朝早くから向かいます。ルクソールに行く前に比べると、朝の気温がかなり低くなっているように感じます。
7時にケンさんと待ち合わせをして、地下鉄でギザ駅まで。それからバスで大ピラミッド入り口近くまで。2回目なので馴れたものです。
バスを降りると、そこには大ピラミッドが。
やはり、何度見てもいいものですね。
チケット売り場まで歩いていく途中、またラクダ引きらしき男が「チケットはこっちだよ。」とラクダ乗り場の方に案内しようとします。「お前、なんでウソを教えるんだ。こっちは前に来ていて知ってんだ。アッラーの神が見ているぞ!!」、と撃退。初っ端からウザい・・・。今日も無駄な体力・気力を使わなければいけないのか・・・。
今日は結構観光客が多いですね。しかもエジプト人が多い。流石に大型連休なので、家族連れが多いです。
入り口でショウコちゃんという日本人女性パッカーと出会い、一緒に周ることに。
先ずは大ピラミッドを見学。やはりその大きさ、質量は圧倒的です。
第2ピラミッド。ギザ大地にいると、一番目立つのがこのピラミッドなんです。高さは大ピラミッドより低いのですが、真ん中にあるのと、基盤部分の大地が大ピラミッドのそれよりも高いので、高く見えるんですね。
天辺に化粧石を残しているのも、大ピラミッドより立派に見える理由ですかね。
今回は写真を撮るのを忘れてしまったのですが、下に転がっている化粧石は花崗岩なんですけれど、天辺付近のそれは石灰岩みたいですね。基礎部分の3段目までは巨大な石材を使っているのに、それ以降は比較的小さな(それでも大きいですが)石材を使っているのが特徴です。なので、このピラミッドはカフラー王一代で建造された、という定説よりも、何世代かに分けて造られた、という説のほうがワシは信憑性があると思います。
大ピラミッドを第2ピラミッド辺りから見た図。まだ時間が早いせいか、そんなに暑くないのです。
ここまで来て、ショウコちゃんのドライバーから携帯電話で催促があり(彼女は今日サッカラやダハシュールも周るそう)、急いで入り口まで戻ることに。よい旅を!!
そういえば、ラクダ引きが全然こっちに来ない。観光客が多いせいで、彼らも商売繁盛。供給過多だった先日と違い、需要過多、あんですかね。暑くもないし、これは快適に周れますな。
そして第3ピラミッドへ。前回はあんまり第3ピラミッドを見れなかったので(暑さでクラクラになっていたので)、今回はしっかり見ましょう。
前回も見ましたが、基礎部分の花崗岩の化粧石が素晴らしい。
仕上げは結構荒いのですが。前回も言いましたが、クスコ辺りの石積みに似ているような。
ピラミッド入り口付近にはかなり磨耗していますが、ヒエログリフが刻まれています。定説通り第4王朝のファラオであるメンカウラー王の建造なのか、はたまた、それ以前に存在していたピラミッドに王がヒエログリフを刻ませたのか。
辺りには相当な量の化粧石が散乱しています。これをピラミッドに再び取り付けることはしないのですかね。
第3ピラミッドは3大ピラミッドのなかでも一番小さく、3分の1くらいの大きさなのですが、ワシもケンさんも一番気に入ったピラミッドなんです。
さて、前回行けなかった見晴らし台まで歩いて見ましょう。遠目から第2ピラミッド。
おぉーーー、3大ピラミッドが一望できます。
ヒツジもご満悦。
エンジェルも。
そして、チェ・サブローも!!!
いいですねぇ。
さて、歩いてスフィンクスまで行って見ましょう。先ずは、後ろから。
河岸神殿を覆っていた花崗岩の外壁が散乱しているのですが、ここでもレリーフの痕を発見。全く装飾が無いかと思ってましたが、あるんですね。が、しかし、建設当初から装飾があったのかは、これではわかりませんね。
河岸神殿の中は人だかり。ケンさんはルクソールから新王朝時代の装飾だらけの神殿しか見ていないので、「とても新鮮だ!」と言ってましたね。この簡素ですが、力強い神殿はワシは好きです。(写真は前回訪れたときのものです)
アジア人が珍しいのでしょうか、エジプト人の子供たちに、「一緒に写真撮ってくれ!!!」とせがまれるワシら3人衆。この「有名人」的な扱いは久しぶりですね。
ここで物売りの少女がワシに付きまとって来ました。とても可愛らしい女の子なんですが、まぁ、モノは買う気がないので、「いらないよ!」っていうのですが、構わず着いて来ます。
ワシの「Fazedores de Chuva」のTシャツにはブラジルの国旗が付いているので、彼女は「ブラジルから来たの?」っと訊いてきたので、「そうだよ。」って答えたら、スペイン語でも話してくるんです。
ワシとのやり取りが気に入ったのか、モノを売ることはそっちのけでワシとの会話を楽しみ始めました。
なんと10ヶ国語くらい片言なら話せるみたいです。日本語も多少出来るんです。アラビア語、英語、イタリア語、スペイン語は結構流暢に。彼女の名前はナディア。
つボイ先生が「三郎さん、そこまで懐いているんだから、なんか買ってあげないとヒドイですよ。」、っていうんで、まぁ、買ってあげようかな、とパピルスのしおり10枚セットを言い値の10ポンド(150円くらい)で購入。
スフィンクスを眺めながら、しばらく歓談してました。
とても可愛らしい女の子。13歳って言ってましたが、どうみても10歳以下ですよね。もう、ここで働き始めて8年、だって。お母さんとお姉さんもここで行商してるとか。
しばらく話した後、彼女に別れを告げて、スフィンクスをちょっと眺めた後、再び河岸神殿を通り、大ピラミッドに向かおうとしたら、ナディアが外でワシらを待ってました。「これあげる!!」と絵葉書をワシらに一枚ずつプレゼントしてくれた彼女。本当にワシらのことを気に入ってくれたんだね。キミに会えて本当に嬉しいよ。
ありがとう、ナディア。しおりと絵葉書は宝物にするよ。
そのあと、お母さんとお姉さんに挨拶し、大ピラミッドに向かいました。
大ピラミッドの周辺には3つの衛星ピラミッド(女王や王女の墓といわれています)があるんですが、なんと、ピラミッドの天辺まで大勢の観光客が登っています・・・。
見た感じ、エジプト人ですね。子供だけじゃなく、大人まで・・・。
守衛も今日に限っては観光客が多過ぎるので、全く注意をしませんね・・・。
大ピラミッドにまで登ってる始末。「登るな!!」って書いてあるのにね。
「太陽の船」の墓場にも柵を乗り越えて侵入してはしゃいでいる10代のガキどももいました。
自分らの先祖の遺産にたいして全く尊敬をしていない。悲しくなってきますね。
まぁ、ピラミッドはクフ王が建造したとして紀元前2550年ごろから現在まで4,500年以上も崩れていないので、多少の人間が登った程度で崩れないのですけれども。
流石に11時を過ぎると暑くなって来ました。8時過ぎから12時近くまで4時間くらい堪能いたしました。帰りますか。
夕方、再びケンさんと待ち合わせをして、外で飯を。ケンさんが宿で知り合った大学生のヒロくんも参加。
かれは某日○銀行に就職が決まったというとても優秀な若者。なんと7ヶ国語を話せるとか!!! ワシよりのスペイン語が堪能です。これにはビビリました。
旅で学んだことを活かして、日本に貢献して欲しいものです。
明日はサッカラにでも行こうかな、って思ってましたが、まぁ、のんびりしよう、ってことになりました。一時帰国まであと3日。
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期待を裏切り今日は快適にギザのピラミッドを見て周れました。ナディアにも出会えたしとてもいい1日でした。
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Cairo - Egypt (Venice Hosokawaya Hotel)
82,141km
今日は先日の失敗から学んで、ギザへは朝早くから向かいます。ルクソールに行く前に比べると、朝の気温がかなり低くなっているように感じます。
7時にケンさんと待ち合わせをして、地下鉄でギザ駅まで。それからバスで大ピラミッド入り口近くまで。2回目なので馴れたものです。
バスを降りると、そこには大ピラミッドが。
やはり、何度見てもいいものですね。
チケット売り場まで歩いていく途中、またラクダ引きらしき男が「チケットはこっちだよ。」とラクダ乗り場の方に案内しようとします。「お前、なんでウソを教えるんだ。こっちは前に来ていて知ってんだ。アッラーの神が見ているぞ!!」、と撃退。初っ端からウザい・・・。今日も無駄な体力・気力を使わなければいけないのか・・・。
今日は結構観光客が多いですね。しかもエジプト人が多い。流石に大型連休なので、家族連れが多いです。
入り口でショウコちゃんという日本人女性パッカーと出会い、一緒に周ることに。
先ずは大ピラミッドを見学。やはりその大きさ、質量は圧倒的です。
第2ピラミッド。ギザ大地にいると、一番目立つのがこのピラミッドなんです。高さは大ピラミッドより低いのですが、真ん中にあるのと、基盤部分の大地が大ピラミッドのそれよりも高いので、高く見えるんですね。
天辺に化粧石を残しているのも、大ピラミッドより立派に見える理由ですかね。
今回は写真を撮るのを忘れてしまったのですが、下に転がっている化粧石は花崗岩なんですけれど、天辺付近のそれは石灰岩みたいですね。基礎部分の3段目までは巨大な石材を使っているのに、それ以降は比較的小さな(それでも大きいですが)石材を使っているのが特徴です。なので、このピラミッドはカフラー王一代で建造された、という定説よりも、何世代かに分けて造られた、という説のほうがワシは信憑性があると思います。
大ピラミッドを第2ピラミッド辺りから見た図。まだ時間が早いせいか、そんなに暑くないのです。
ここまで来て、ショウコちゃんのドライバーから携帯電話で催促があり(彼女は今日サッカラやダハシュールも周るそう)、急いで入り口まで戻ることに。よい旅を!!
そういえば、ラクダ引きが全然こっちに来ない。観光客が多いせいで、彼らも商売繁盛。供給過多だった先日と違い、需要過多、あんですかね。暑くもないし、これは快適に周れますな。
そして第3ピラミッドへ。前回はあんまり第3ピラミッドを見れなかったので(暑さでクラクラになっていたので)、今回はしっかり見ましょう。
前回も見ましたが、基礎部分の花崗岩の化粧石が素晴らしい。
仕上げは結構荒いのですが。前回も言いましたが、クスコ辺りの石積みに似ているような。
ピラミッド入り口付近にはかなり磨耗していますが、ヒエログリフが刻まれています。定説通り第4王朝のファラオであるメンカウラー王の建造なのか、はたまた、それ以前に存在していたピラミッドに王がヒエログリフを刻ませたのか。
辺りには相当な量の化粧石が散乱しています。これをピラミッドに再び取り付けることはしないのですかね。
第3ピラミッドは3大ピラミッドのなかでも一番小さく、3分の1くらいの大きさなのですが、ワシもケンさんも一番気に入ったピラミッドなんです。
さて、前回行けなかった見晴らし台まで歩いて見ましょう。遠目から第2ピラミッド。
おぉーーー、3大ピラミッドが一望できます。
ヒツジもご満悦。
エンジェルも。
そして、チェ・サブローも!!!
いいですねぇ。
さて、歩いてスフィンクスまで行って見ましょう。先ずは、後ろから。
河岸神殿を覆っていた花崗岩の外壁が散乱しているのですが、ここでもレリーフの痕を発見。全く装飾が無いかと思ってましたが、あるんですね。が、しかし、建設当初から装飾があったのかは、これではわかりませんね。
河岸神殿の中は人だかり。ケンさんはルクソールから新王朝時代の装飾だらけの神殿しか見ていないので、「とても新鮮だ!」と言ってましたね。この簡素ですが、力強い神殿はワシは好きです。(写真は前回訪れたときのものです)
アジア人が珍しいのでしょうか、エジプト人の子供たちに、「一緒に写真撮ってくれ!!!」とせがまれるワシら3人衆。この「有名人」的な扱いは久しぶりですね。
ここで物売りの少女がワシに付きまとって来ました。とても可愛らしい女の子なんですが、まぁ、モノは買う気がないので、「いらないよ!」っていうのですが、構わず着いて来ます。
ワシの「Fazedores de Chuva」のTシャツにはブラジルの国旗が付いているので、彼女は「ブラジルから来たの?」っと訊いてきたので、「そうだよ。」って答えたら、スペイン語でも話してくるんです。
ワシとのやり取りが気に入ったのか、モノを売ることはそっちのけでワシとの会話を楽しみ始めました。
なんと10ヶ国語くらい片言なら話せるみたいです。日本語も多少出来るんです。アラビア語、英語、イタリア語、スペイン語は結構流暢に。彼女の名前はナディア。
つボイ先生が「三郎さん、そこまで懐いているんだから、なんか買ってあげないとヒドイですよ。」、っていうんで、まぁ、買ってあげようかな、とパピルスのしおり10枚セットを言い値の10ポンド(150円くらい)で購入。
スフィンクスを眺めながら、しばらく歓談してました。
とても可愛らしい女の子。13歳って言ってましたが、どうみても10歳以下ですよね。もう、ここで働き始めて8年、だって。お母さんとお姉さんもここで行商してるとか。
しばらく話した後、彼女に別れを告げて、スフィンクスをちょっと眺めた後、再び河岸神殿を通り、大ピラミッドに向かおうとしたら、ナディアが外でワシらを待ってました。「これあげる!!」と絵葉書をワシらに一枚ずつプレゼントしてくれた彼女。本当にワシらのことを気に入ってくれたんだね。キミに会えて本当に嬉しいよ。
ありがとう、ナディア。しおりと絵葉書は宝物にするよ。
そのあと、お母さんとお姉さんに挨拶し、大ピラミッドに向かいました。
大ピラミッドの周辺には3つの衛星ピラミッド(女王や王女の墓といわれています)があるんですが、なんと、ピラミッドの天辺まで大勢の観光客が登っています・・・。
見た感じ、エジプト人ですね。子供だけじゃなく、大人まで・・・。
守衛も今日に限っては観光客が多過ぎるので、全く注意をしませんね・・・。
大ピラミッドにまで登ってる始末。「登るな!!」って書いてあるのにね。
「太陽の船」の墓場にも柵を乗り越えて侵入してはしゃいでいる10代のガキどももいました。
自分らの先祖の遺産にたいして全く尊敬をしていない。悲しくなってきますね。
まぁ、ピラミッドはクフ王が建造したとして紀元前2550年ごろから現在まで4,500年以上も崩れていないので、多少の人間が登った程度で崩れないのですけれども。
流石に11時を過ぎると暑くなって来ました。8時過ぎから12時近くまで4時間くらい堪能いたしました。帰りますか。
夕方、再びケンさんと待ち合わせをして、外で飯を。ケンさんが宿で知り合った大学生のヒロくんも参加。
かれは某日○銀行に就職が決まったというとても優秀な若者。なんと7ヶ国語を話せるとか!!! ワシよりのスペイン語が堪能です。これにはビビリました。
旅で学んだことを活かして、日本に貢献して欲しいものです。
明日はサッカラにでも行こうかな、って思ってましたが、まぁ、のんびりしよう、ってことになりました。一時帰国まであと3日。
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期待を裏切り今日は快適にギザのピラミッドを見て周れました。ナディアにも出会えたしとてもいい1日でした。
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Day 823: 2012年10月27日
Cairo - Egypt (Venice Hosokawaya Hotel)
82,141km
夜行列車は大体時間通りにルクソール駅に到着し(列車に行き先も、番号も書いてないので、何人かに確認してから乗り込む)、一路カイロに向かいます。
一等車なので、アスワンに行ったときの二等車と比べると、シートはゆったり。この便しか座席が空いてない、とチケットオフィスのおっちゃんは言ってましたが、一等車はがら空き・・・。
冷房が効きすぎて寒いくらい。
寒いので寝たり起きたりと繰り返し、4時過ぎに、ギザに到着。そしてカイロ駅には5時前に到着です。
カイロ駅のロビーは無駄に豪華・・・。こんなところに金を使わないで、設備を充実させろよ。
地下鉄はまだ始発が動いていないので、しばらく待ちます。5時過ぎにシャッターが開いたので、地下鉄の駅へ。実は一駅で宿の最寄り駅のアッタバ駅に到着。歩いていける距離でしたが、地図が無いので迷子になるよりはいいでしょう。
1週間ぶりくらいでヴェニス細川屋に戻ってきました。幸いベッドは空いているそう。まだ、チェックインには早いので、ラウンジでネットをしたり。そしてこの宿で最近レセプションのお手伝いを始めた、というサワダさんとお昼頃まで話していました。
お昼を食べた後は、今日は1日ダラダラです。他の旅人と話をしたり。つボイ先生は寝たかと思うと、起きてきて散歩に行ったりと、相変らず自由気まま。
ケンさんはカイロ博物館の近くのホテルの個室に泊まってるんですけど、今日はカイロ博物館見学だとか。夕方落ち合って明日の予定を話すことに。
7時にケンさんと待ち合わせ。外に出ると街はお祭り騒ぎ!!
ちょうど夕飯時なので、今日はエジプトで一番美味しいコシャリ屋とされるアブー・ターレク(Abou Tarek)に行って見ました。
オーナーの肖像写真が誇らしげに店頭に掲げられています。ポーズが極まってマス。やるな、おやじ。
コシャリはエジプトの国民食。米、パスタ、マカロニを混ぜたものに、フライド・オニオン、レンズ豆、ヒヨコ豆をトッピングし、さらにトマトベースのソースを絡めるのです。炭水化物のオンパレードです。
大盛りで10ポンド(1,7米ドル)。カイロ初日の夜にコシャリを食べたのですが、ここのコシャリが断然美味い! 流石地元民が進めるだけあります。まぁ、ものがものなので美味しいと言ってもタカが知れていますが、ね。
ウェイターと何か話しているつボイ先生。
店内にもオーナーの肖像が。
この後、茶屋でチャイを飲んで、明日の相談。ケンさんはまだギザのピラミッドを見ていないので、つボイ先生もワシもお供することに。あのウザイもの売りうやラクダ引きを撃破するのです!!!
明日も朝早いので早めに寝ます。お休みなさい。
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今日は犠牲祭2日目。昨日とは違って、街中に人があふれて、楽しんでます。これぞお祭り、って感じですね。
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Cairo - Egypt (Venice Hosokawaya Hotel)
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夜行列車は大体時間通りにルクソール駅に到着し(列車に行き先も、番号も書いてないので、何人かに確認してから乗り込む)、一路カイロに向かいます。
一等車なので、アスワンに行ったときの二等車と比べると、シートはゆったり。この便しか座席が空いてない、とチケットオフィスのおっちゃんは言ってましたが、一等車はがら空き・・・。
冷房が効きすぎて寒いくらい。
寒いので寝たり起きたりと繰り返し、4時過ぎに、ギザに到着。そしてカイロ駅には5時前に到着です。
カイロ駅のロビーは無駄に豪華・・・。こんなところに金を使わないで、設備を充実させろよ。
地下鉄はまだ始発が動いていないので、しばらく待ちます。5時過ぎにシャッターが開いたので、地下鉄の駅へ。実は一駅で宿の最寄り駅のアッタバ駅に到着。歩いていける距離でしたが、地図が無いので迷子になるよりはいいでしょう。
1週間ぶりくらいでヴェニス細川屋に戻ってきました。幸いベッドは空いているそう。まだ、チェックインには早いので、ラウンジでネットをしたり。そしてこの宿で最近レセプションのお手伝いを始めた、というサワダさんとお昼頃まで話していました。
お昼を食べた後は、今日は1日ダラダラです。他の旅人と話をしたり。つボイ先生は寝たかと思うと、起きてきて散歩に行ったりと、相変らず自由気まま。
ケンさんはカイロ博物館の近くのホテルの個室に泊まってるんですけど、今日はカイロ博物館見学だとか。夕方落ち合って明日の予定を話すことに。
7時にケンさんと待ち合わせ。外に出ると街はお祭り騒ぎ!!
ちょうど夕飯時なので、今日はエジプトで一番美味しいコシャリ屋とされるアブー・ターレク(Abou Tarek)に行って見ました。
オーナーの肖像写真が誇らしげに店頭に掲げられています。ポーズが極まってマス。やるな、おやじ。
コシャリはエジプトの国民食。米、パスタ、マカロニを混ぜたものに、フライド・オニオン、レンズ豆、ヒヨコ豆をトッピングし、さらにトマトベースのソースを絡めるのです。炭水化物のオンパレードです。
大盛りで10ポンド(1,7米ドル)。カイロ初日の夜にコシャリを食べたのですが、ここのコシャリが断然美味い! 流石地元民が進めるだけあります。まぁ、ものがものなので美味しいと言ってもタカが知れていますが、ね。
ウェイターと何か話しているつボイ先生。
店内にもオーナーの肖像が。
この後、茶屋でチャイを飲んで、明日の相談。ケンさんはまだギザのピラミッドを見ていないので、つボイ先生もワシもお供することに。あのウザイもの売りうやラクダ引きを撃破するのです!!!
明日も朝早いので早めに寝ます。お休みなさい。
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Day 822: 2012年10月26日
Luxor to Cairo - Egypt (On a train to Cairo)
82,141km
今日10月26日(ヒジュラ暦の12月10日)はイスラム教最大の祭事「犠牲祭」。
朝の礼拝を済ませた後、牛や羊を屠ります。ウィキペディアによると「犠牲祭はイスラム教で定められた宗教的な祝日。アブラハムが進んで息子のイシュマエルをアッラーフへの犠牲として捧げた事を世界的に記念する日。」、だそうです。
7時前に起きて宿の外に出てみると、早速一頭の牛が屠られた後でした。道には血が。
牛は解体されて、貧しい人に配られる、そうです。
朝飯を食べて、8時に空港へ向かうケンさんを見送ります。ケンさんとは明日カイロで再会の予定です。
ちょっと部屋で休んでから、鉄道駅まで行き、カイロ行きのチケットを買おうとしましたが、行列が・・・。
しばらく待っていると、エジプト人のおっちゃんがやって来て「外国人は違うチケットだから、列を無視して窓口にいきなさい。」、と。
本当なのかどうかわかりませんが、つボイ先生を列に残し、窓口に向かうと、違うおっちゃんが、「いと、どこへ向かん打だ?」、と「今晩カイロだよ。」、と答えると、窓口のガラスをドンドンと叩いてなにやらアラビア語で窓口の係りと話してます。「今は混んでいるから2時に戻って来い、って言ってるぜ。」とおっちゃん。
まぁ、本当に2時になったらチケットが買えるのかわかりませんが、待ってても仕方が無さそうなので、宿に帰る事に。とりあえず、ありがとう、おっちゃん。
宿に戻る途中、路上では羊の解体が・・・。
ここから下は牛や羊の解体写真があります。気分を害する可能性がありますので、ご注意ください。写真を掲載するべきかどうか考えたのですが、やはりこのブログはワシが見て体験したことの記録なので掲載することにしました。
羊の生首に笑顔の近所の人々と外国人のお姉さん。
「残酷」って声が聞こえてきそうですが、我々の食べている肉も多かれ少なかれこうして屠殺したあと解体されて肉屋さんに並ぶんですよ。
そして、もう一頭の牛が屠られて、解体が始まっていました。
路上は血だらけですが、牛ほど大きな動物でもこの程度の血なのかと、ワシはそれにビックリ。
そして、もう一頭を屠ります。
前脚と後脚を縄で縛りつけ、倒し、
アッラー(神)への感謝を唱えつつ牛の喉笛を斯き切ります。
喉から血がほとばしりますが、それほどドッバっと出るわけではないのですね。
牛は徐々に力を失いながらも、もがきます。
その生命力の強さには尊敬の念を抱かずにはいきません。
残酷、かもしれませんが、こうして我々は他の生物の命を糧に生きているのです。
彼らからもらった「命」を最大限に活かしながら、日々を過ごしていきたいです。
地元の子供たちも、牛が連れてこられ、縛られ、倒され、屠られ、解体される様を見ています。
「命をいただく」とはキレイごとじゃぁないんだぞ、としっかりと学んでいると思います。
昼過ぎに駅に戻ると先ほどの人だかりは何処へやら、ってくらい閑散としてました。
窓口に行き、「今晩カイロ行き。」、というと、「あー、満席だよ。」と。「んじゃ、明日は?」って訊いたら、「あ、6時45分のなら今日空いているよ。1人115ポンド。」、と。「んじゃ、それにして。大人2枚ね。」。
なので、今夜カイロに向けて夜行列車で行きます。
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犠牲祭は今日から4日間。今日動物を屠り、家族や友人たちとお肉を頂いて過ごすのです。日本で言えばお盆、欧米で言えばクリスマスみたいな感じですかね。
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朝の礼拝を済ませた後、牛や羊を屠ります。ウィキペディアによると「犠牲祭はイスラム教で定められた宗教的な祝日。アブラハムが進んで息子のイシュマエルをアッラーフへの犠牲として捧げた事を世界的に記念する日。」、だそうです。
7時前に起きて宿の外に出てみると、早速一頭の牛が屠られた後でした。道には血が。
牛は解体されて、貧しい人に配られる、そうです。
朝飯を食べて、8時に空港へ向かうケンさんを見送ります。ケンさんとは明日カイロで再会の予定です。
ちょっと部屋で休んでから、鉄道駅まで行き、カイロ行きのチケットを買おうとしましたが、行列が・・・。
しばらく待っていると、エジプト人のおっちゃんがやって来て「外国人は違うチケットだから、列を無視して窓口にいきなさい。」、と。
本当なのかどうかわかりませんが、つボイ先生を列に残し、窓口に向かうと、違うおっちゃんが、「いと、どこへ向かん打だ?」、と「今晩カイロだよ。」、と答えると、窓口のガラスをドンドンと叩いてなにやらアラビア語で窓口の係りと話してます。「今は混んでいるから2時に戻って来い、って言ってるぜ。」とおっちゃん。
まぁ、本当に2時になったらチケットが買えるのかわかりませんが、待ってても仕方が無さそうなので、宿に帰る事に。とりあえず、ありがとう、おっちゃん。
宿に戻る途中、路上では羊の解体が・・・。
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羊の生首に笑顔の近所の人々と外国人のお姉さん。
「残酷」って声が聞こえてきそうですが、我々の食べている肉も多かれ少なかれこうして屠殺したあと解体されて肉屋さんに並ぶんですよ。
そして、もう一頭の牛が屠られて、解体が始まっていました。
路上は血だらけですが、牛ほど大きな動物でもこの程度の血なのかと、ワシはそれにビックリ。
そして、もう一頭を屠ります。
前脚と後脚を縄で縛りつけ、倒し、
アッラー(神)への感謝を唱えつつ牛の喉笛を斯き切ります。
喉から血がほとばしりますが、それほどドッバっと出るわけではないのですね。
牛は徐々に力を失いながらも、もがきます。
その生命力の強さには尊敬の念を抱かずにはいきません。
残酷、かもしれませんが、こうして我々は他の生物の命を糧に生きているのです。
彼らからもらった「命」を最大限に活かしながら、日々を過ごしていきたいです。
地元の子供たちも、牛が連れてこられ、縛られ、倒され、屠られ、解体される様を見ています。
「命をいただく」とはキレイごとじゃぁないんだぞ、としっかりと学んでいると思います。
昼過ぎに駅に戻ると先ほどの人だかりは何処へやら、ってくらい閑散としてました。
窓口に行き、「今晩カイロ行き。」、というと、「あー、満席だよ。」と。「んじゃ、明日は?」って訊いたら、「あ、6時45分のなら今日空いているよ。1人115ポンド。」、と。「んじゃ、それにして。大人2枚ね。」。
なので、今夜カイロに向けて夜行列車で行きます。
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