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三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険

   
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ティワナク遺跡 / Tiwanaku
Day 379: 2011年8月7日

La Paz (Hostel Lion Palace)
38,907km

DSCF7391.jpg今日はティワナク遺跡に行ってきました。遺跡まではコレクティーボで行くのですが、乗り場までが遠い。坂を結構登って、墓地のそばの乗り場まで。ティワナクまで15ボリ。


擂り鉢状の街を抜けるには坂をずっと登っていきます。上まで上がるとラパスの擂り鉢状の街が良く分かります。雪山がその背後に見え、絶景かな。

DSCF7367.jpgDSCF7369.jpgティワナクまでは1時間半くらいとありますが、エル・アルト辺りで渋滞。そして他のお客の要望に応えて途中の景勝地で写真休憩。イギリスから来た家族連れもはしゃいでます。しかし、ペルーから来たロッド・スチワートみたいな髪型をしたオカマがインパクト凄すぎです(写真は怖くて撮れませんでした)。

DSCF7371.jpgかなり時間がかかってようやくティワナクの街に到着。ティワナクの街はティワナク遺跡の真ん中に位置しています。車を降りて先ずは遺跡入場チケットを買います。80ボリ。高い。カラササヤとプーマプンク、そして2つの博物館に入れます。チケット売り場と1つの博物館が同じ建物内なので、博物館から見学。

DSCF7370.jpg写真撮影は禁止なので写真はありません、が、所蔵品は大したことなし。あっ、という間に見学終了。それから昼飯、と思いましたが、近くの食堂は超ボッタクリなので(ケンチャンより高い!!)、クッキーを売店で買って腹ごなし。それからカラササヤに向かいます。

DSCF7374.jpgこのエリアでは、神殿(プトゥニ)、カラササヤ、アカパナピラミッド、半地下式方形広場などの見所があります。楽しみだぁ。


DSCF7379.jpg先ずはプトゥニを眺めてからカラササヤへ。ここには2つの石像と「太陽の門」があります。最初に1つ目の像を。これを実際自分の目で見たときの感動は!! イド氏には理解されませんでしたが、長年ここを訪れたかったので感動は一塩です。両手に何かを持ち厚い唇とウルトラマンみたいな目をしています。


DSCF7384.jpgこのカラササヤは徹底的に破壊をされていますので目だったものはあまり残ってないのですが、水路の跡が見られます。アカパナでも水路システムが発掘されたとのことで、「水」がかなり重要な主題になっているようですね、この遺跡。

DSCF7389.jpgDSCF7391.jpgそして「太陽の門」へ。この門は有名ですが、意外と小さいと聞いていた通り小さいです。が、梁の真ん中に主神ヴィラコチャが鎮座しその威容を誇っている様は圧巻です。大きさは別として素晴らしい。

DSCF7395.jpgDSCF7397.jpgもう1つの石像は少し離れたところにあります。こちらの方が先ほどの像よりも保存状態がいいですね。彼(?)の目の前には門があり「半地下式方形広場」に続いていますが、保存のため門は通れません。


DSCF7400.jpgDSCF7408.jpg太陽の門の方まで戻り階段で下へ。カラササヤを囲む石の壁を見ながら「半地下式方形広場」へ。石の壁は見事ですが、実はカラササヤは70年代に無理な修復が施されているそうで、実際の姿とはかなり違ったものなのだそう。太陽の門も2つの人型像も実際の位置ではないのだとか。

DSCF7406.jpg「半地下式方形広場」へ行く途中また石像があります。首が無い、あんかジャミラみたいな像です。ベルト(?)の所に2つ顔があります。なんか面白い意匠ですね。ティワナクのデザインはデフォルメされていますが、なんか心に訴えるものがあります。



DSCF7414.jpgDSCF7415.jpgDSCF7418.jpg「半地下式方形広場」はいろんな顔が壁から突き出して並んでいる装飾がなされてます。そして真ん中に石像が立ってます。この石像も人型なのですが、これにには「蛇」があしらってあります。なので恐らくヴィラコチャを模った物なのではないかと思われます。

DSCF7422.jpgDSCF7423.jpgそれからアカパナ・ピラミッドに登ります。かなり破壊されていて、丘にしか見えません。ここからはカラササヤが一望できます。


efa2354f.jpegピラミッドの上には倒れた石門があります。大きさとかが「太陽の門」と一緒ですね。片面しか見えないのですが、裏っ側にはどんな装飾がなされているのでしょう?ボリビア政府にはお金が無いのか結構いい加減に遺跡を保存しているようです。

ここからプーマ・プンクは結構離れています。一旦もう1つの博物館に立ち寄りました。が、しかし、この博物館は殆ど閉鎖状態で、入り口を入った直ぐの一枚岩で造られた石門と巨大なパチャママ像以外には見るものがありませんでした(閉鎖されている部屋には何個かの石造や出土物が置いて有りましたが、中には入れず)。ボリビアよ、一体どうなっているんだ?施設はボロボロだし、やる気あるのか?

DSCF7431.jpgDSCF7433.jpgDSCF7435.jpg




それからプーマ・プンクへ。ここには132トンもの巨石を使った建造物がありあます。が、ここも破壊が酷く昔日の面影は殆ど見られません。

DSCF7440.jpgDSCF7452.jpgプーマ・プンクで興味深いのは、砒素青銅製のローマ字の I 字型をしたかすがいが石材をとめるため使われていた痕が見えることです(実際には、装飾的要素が強いと見られている)。確かにこの巨石たちをこの程度の銅製のカスガイで留められるとは思えません。

DSCF7459.jpgプーマ・プンクを見た後ティワナクの街へ。ここで遺跡から略奪した石材で造った教会を見ました。こんなもののためにティワナクの遺跡が破壊されたなんて・・・。クスコでも素晴らしいサクサイワマンを破壊してカテドラルを建ててましたね。カトリックのすることはやはり納得できません。

DSCF7461.jpg街で軽く腹ごなしをしてからコレクティーボでラパスへ帰着。先ずはBin Bomへ行きアイスを。それから宿に戻りネット。夜はガンちゃんたちと「ケンチャン」にて夕飯。今日はトルーチャちらしを頂きました。美味い。


Day 379: 07 AUG 2011

La Paz (Hostel Lion Palace)
38,907km

Today I went to the ruins of Tiwanaku with Jose. We had to catch a collectivo to Tiwanaku, but to go to the collectivo stand, we had to walk up the hill quite long time! It took us for a while.

The collectivo stand was located near the cemetary. The fare was 15Bs one way. It spposed to take around 1 1/2 hrs, but there was aheavy traffic near El Alto, so it took longer than we expected.

The view of La Paz from the top of the basin was incredible. We wondered why people chose to built such a big city in this location.

Onece we got out from El Alto, it was a smooth ride to Tiwanaku. We made a brief photo stop where it was a nice view of snow mountains.

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プロフィール
HN:
三郎
性別:
男性
職業:
革命家
趣味:
バイク・旅
自己紹介:
オーストラリアに移住して16年。遠く南の大陸から母国日本を眺めてみて危機感を感じてはや16年。なにか出来ないものかと考えて考えて、ようやく自分で行動することに数年前に思い当たる。とりあえず自分が出来ることから始めよう!ってことで、革命軍M-26-Julioをシドニーで結成。
誰かが世の中変えるのを待ってるだけじゃなく、自分で社会に貢献できることから始めよう。
世界を旅しながら色々な人と出会い革命の輪を広げていきたい。
2010年からおやすみ羊とBMW R1200GSで世界一周中!

Hasta la victoria siempre, Patoria o Muerte!

現在の愛車:BMW R1200GS 「Esperanza de la Tora」(世界一周)、 SUZUKI DR650SE 「孫市」(オーストラリア一周)
過去の愛車:Buell XR12R Firebolt, Yamaha FZ1, Yamaha TRX850, 、HONDA XR250R, Suzuki XF650 Freewind, Yamaha XV250 Virago
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