三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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Day 243 to 257 : 2011年3月24日~4月7日
Medellin - La Habana - Vinales - Trinidad - Cienfuegos - Santa Clara - La Habana - Medellin
30,205km
パート2は3月24日から4月1日までの日記です。ようやく完成(4月11日付け)。
3月24日(木) 遂に革命の国キューバへ!
さて朝が早い!4時頃に目が覚めて準備を済ませて宿のPCでネット。原発の状態が気になります。掃除のおばちゃんセシリアが来たので鍵を返して出発です。クライディーは当然の如く見送りに起きてきませんでした。まぁ、仕方ないか。
メトロでParque Barrioまで行きエアポート行きのバスに乗ります。約1持間7,000ペソです。空港に到着したら早速チェックインカウンターへ。キューバのツーリストカードを発行してもらいました。しかし40,000ペソ(22ドル)取られました・・・。
出国に関してはセキュリティーチェックで「軍人か?」と質問され、荷物を徹底的にチェック。しかも搭乗口でももう一回チェック(まあ、みんなチェックされてましたが)。飛行機は定刻通りにパナマへ(1時間)。空から見るパナマシティはなかなかのモノです。沖合いには大型船が何隻もパナマ運河に向かってるのが見えますし、陸路でパナマに入った時とはまったく違った景色が見れて得した気分。
パナマからハバナまでは2時間半。カリブ海の美しいサンゴ礁が見れたりなかなか楽しめますね、フライト。そして遂にキューバの大地を見ることに!ハバナ郊外に広がる畑を上空から眺めます。そしてハバナの街を遠くに見ながら着陸。とうとう待ちに待った「革命の国」キューバへ第一歩です。
空港の建物は簡素です。昔の台北空港を思わせるような?感じかな。イミグレのオフィスのボックスも本当に簡素で「ソビエト陣営の一員」だったんだなぁ、って感じさせられます。
ゲバラ帽を被り服装もミリタリー風だったのがまた災いしたのでしょうか、ここでも尋問に合いました。また「軍人か>」と。軍人だったら海外旅行にわざわざ「私軍人です」なんて格好しないでしょう。しかも靴は黄色のクロックスだし。みんなイミグレを越えていくのに1人だけ取り残されました!まぁ、尋問といても5分程度でしたが。イミグレを通過し通関です。ここでは特に問題なく無事に外へ。キューバの空気を肺イッパイに吸い込みます。ヒツジも喜んでおります!
さてと、どうやって街まで出ようかな。タクシーは高いのでバスを捜しますが、富永マップや情報ノートに有ったとおりに誰も教えてくれません。タクシーの客引きを掻い潜りバスを探します。空港のお土産屋を見たりとちょっと楽しみながら。
しばらく探した後人だかりがあたのでそこで訊くとそこがハバナ行きのバス停でした。到着ロビーを出たら左側にあります。看板も判りづらいですが「Habana」と出てました。5時にバスが来たので乗り込みます。1CUPなのですが20CUP札しかないのでそれを出したら、タダで乗らせてくれました。まぁ、本当は空港職員しか乗っていけないのでしょうが、街に行く途中で関係ない人も乗ってきますし、そこら辺はいい加減です。でも外国人であるワシが国民の福利を利用することに多少の後ろめたさを感じて乗ってました。
民宿がある旧国会議事堂「Capitolio」前までバスは来ます(1時間以上かかりました)。ここが終点ではなくさらに人を拾ってどっかへ行きましたが、明日ローラを空港に迎えに行くときどうしましょ、ですね。
Capitolioの向かいのホアキナ(Joaquina)の家にお世話になることに。1泊10CUCで朝食付き。ドミトリーです。何故か女子ドミに入れられました。これはカタオカ氏はここに泊まれないかもなぁ。ローラも明日ココに泊まれるのだろうか?
午後は宿で知り合った女性群(韓国2人、メキシコ1人)と中華街へ夕飯。中華街のレストランが沢山並んでいる入り口付近でキレイなお姐さんが呼び込みをしてます。「うちのレストランに来てよ」と。ワシ好みのお姐さんです!しかし店は2階で流行ってなさそうなので「また今度ね」と他の店へ。味は中々でしたが飲み物つけて5CUC以上掛かってしまいました。これじゃ先進国並みだよ。
それからCasa de la Musicaというクラブでキューバミュージックを楽しみます。
しかし、3人の女の子と来てるというのに、キューバ人の女の子がごり押しでワシを持って行きました。まぁ、話しているうちに「玄人」だとわかりましたが。なんだかんだスペイン語でやりとりして2時間くらい会話を楽しませていただきました。お金儲けにならなくて申し訳ないけど、クライディーと別れた後だったので苦労ととはいえ女の子とイチャイチャ出来て心の傷が多少癒されました。キューバではモテると聞いていましたが、こういうことなんですね。
帰ってきたのは夜中の2時過ぎ。でもまだまだクラブは盛り上がってましたねぇ。
それにしても今日到着している筈のカタオカ氏は何処に??
3月25日(金) カタオカ氏(Tom)とローラと再会!初めましてTokoちゃん
朝起きたら宿の女将ホアキナがカタオカ氏からの置手紙を渡してくれました。昨日夜訊ねてきたんだけど居なかったからまた明日来るとのこと!ホアキナの紹介で歩いて2-3分の所の民宿に滞在してるとのこと。
そしてカタオカ氏登場!無事再会を果たす。ワシも今日ローラと合流しますがカタオカ氏にも女の子の連れがいてTokoちゃん。グアテマラのシェラで知り合ったそうです。情報ノートに載っているCUP飯屋にみんなで行きます。
小豆入りご飯モロ(Moro)に豚肉と野菜が付いて20CUPです。約0.8米ドルですか。安いですね。脂っこいですが味は悪くないです。Refresoco(冷たいジュース)が1CUPだったので飲んでみると、なんだか食器洗剤の味がしました。咽も痛くなるし。隣のフルーツジュース屋はグアバジュースが一杯2CUP。これは美味しい。チョットだけ市内観光。
ローラの飛行機は4時半に到着なので2時半ごろ空港に。空港職員バスはホアキナに聞いてもわからないのですが、P12バスで空港が見えるところまで行ってそこから乗り換えるようにと教えてくれました。P12バスは1CUPです。約1時間揺られます。それにしてもバスは満員状態です。荷物もってたらきついなぁ。空港が見えたので降りて、他のバスを待つのもカッタルイのでターミナル3を目指して歩きました。30分くらいです。
空港に着くとタクシーの客引きがウザイ。しばらく待ってローラ登場!去年の5月以来の再会ですね。なんか前より可愛くなったな。
空港職員用バスをしばらく待つも誰も待ってないし来ません。そこでP12を降りた大通りまで歩いてP12を拾うことに。ここら辺がクライディーと違うところ。奴だったらブーブー文句たれるところですが、ローラはむしろお金をセーブするのを楽しんでます。奴もこうなら別れることも無かったんですが・・・。
結局途中で大通りまで行くバスが来たのでそれに乗り(1CUP)大通りで降りました。おじさんがいたのでバス停は何処だと聞くと、「着いて来い」と。しばらく歩いてやってきた車を止めて「こいつ等はあんまりお金を持てない旅行者だから安くしてあげてくれ」と。ヒッチハイクです。車はかなりボロいですがアメリカのクラシックカーです。1人1CUCでCapitolioまで行ってもらえることに。ありがとうおじさん!おじさんも乗り込みます。彼はワクチンの研究をしている科学者だそうですからエリートなんですね。学会でドイツにも行ったことがあると。t途中で革命広場前を通ったのでチェとカミロを激写!
宿に戻りましたがローラの分の空きが無いので、ホアキナの友人のオダリスさん宅へ移動。オビスポ(Obispo)通り近くのアパートでとてもキレイ。
夜はカタオカ氏とTokoちゃん、ローラと一緒に中華街へ。CUPで払える中華屋を見つけて20CUPでチャーハンを食べました。味は、まぁまぁです。ローラも疲れてますし今日は早めに宿に戻り寝ました。
3月26日(土) 旧市街巡り
今日は旧市街巡り。11時にカタオカ氏とTokoちゃんと待ち合わせなのでそれまでローラと海沿い(Malecon)に行ってみたりブラブラ。
朝はそんなに暑くないしハバナの休暇て感じでいいですねぇ。
カタオカ氏のあだ名がTom(ツトムなので)に決定。これでローラも覚えられます。イングラテラ・ホテルで明日のビニャーレス行きのバスチケットを購入。37CUCと結構高いです。
オビスポ通りを歩きお土産屋を見たりアイスクリームを買ったり。楽しいですね。ここはまぁ観光客向けのお店が沢山並んでいて、ハバナでもこジャレたところ。
革命博物館に行きました。革命軍がメキシコからキューバまで乗った伝説のグランマ号を遠めでみたり、カストロが穿いたズボン、チェが被っていたベレー帽、チェとカミロが使っていた突撃銃などキューバ革命に関する資料が目白押し。
建物自体も旧大統領官邸だったとのことで豪華。いやー、ここは楽しめましたね。貴重な資料の写真を少しだけ。
M-26-Julioの腕章や旗があったり、カミロとチェの突撃銃、そしてチェのベレー帽。残念ながらカミロの帽子は修復中とのこと。
その後カテドラルまで徒歩で行き疲れきりました。本当は革命広場まで行きたかったのですが、またハバナに戻ってからということになりました。夜はまた中華街で。
3月27日(日) ビニャーレスへ。カーニバル!
バスは朝8時半出発予定なのでイングラテラ・ホテルへ。しかしバスは40分以上も遅れました。
中国製(Yutong 宇通)ですが見た目はかなりモダンです。内装もなかなかですね。これは日本もウカウカしてられません。キューバは社会主義国ということもあり中国製が多いのですが、値段も安く質もそこそこなものは何処でも売れますからね。
何故かバスガイド(オッサン)が付いてきます。別にガイドは要らないよ。ローラが彼のしゃべり方が気に食わないようで、むっつりしてます。途中でお土産屋、葉巻工場、ビニャーレスが一望できる見晴らしと休憩しました。上の写真は葉巻工場でいただいたコーヒーを飲んでるところです。葉巻も一本ずつお土産にもらいました。
見晴台にも露店がありお土産売ってるのですが5分10分休憩とガイドは言ってたのにも係らず、直ぐに出発と。ローラが絵を買いたがってたのですが、無理やり出発です。ここでローラがガイドに「5分10分の休憩じゃないの?」とガイドに聞いたのですが、「他の客が急げって言うから・・・」と言い訳。しかも、ワシに「彼女はいつもああ食いかかってくるのか?」と聞いてくる始末。ワシ等は呆れてモノも言えません。
ビニャーレスに着くと何故かTomとTokoちゃんの名前を掲げたお姐さんが待ってました(何故かヒゲが生えている)。ハバナの宿のお母さんが気を利かせてビニャーレスの知り合いに電話したみたいです。値段も1泊1部屋15CUCなのでヒゲのお姐さんに付いて行く事に。しかし、何故か彼女の家は今日は先客がいるので彼女の友達の家に分宿となりました。丁度ビニャーレスではカーニバル(謝肉祭)が行われているので露店が沢山出てます。
TomとTokoちゃんは自前のインスタントラーメンを昼飯にするとのことなので、ローラとワシはカーニバルへ!宿のお母さんに「露店の食べ物は何日も前から用意されたものもあるから食べないほうが良いわよ」といわれていたのにも係らず豚の丸焼きを見た瞬間そんな忠告も忘れてしまいました。なんたって謝肉祭ですからね!ローラも「食べないほうが良いんじゃないの?」って言いましたが丸焼き肉が入ったサンドイッチ10CUP購入。脂っこいですが美味いです。これが後で大変なことになるとは・・・。
屋台で食べ物をつまみながら歩きますが、まあ小さな町なので直ぐに全部見てしまいました。アメリカ国旗のバンダナが売っていたり、チェ商品が売っていたりと中米諸国と大した違いはありませんね。ソフトクリームが2CUPなのは破格ですが。
夜は更に盛り上がります。広場でダンスパーティです。最初はDJの選曲があまりよくなくみんなノッてませんでしたが次第にノリノリになっていきます。女性の腰のフリがやはり素晴らしいですね。Tokoちゃんが誘われて現地人と踊ってました。ローラもワシも踊りは駄目なのですが見てるだけで楽しかったですね。
3月28日(月) 馬に揺られて4時間も。夜中に腹壊す・・・。昨日食べた豚の丸焼きサンドイッチがヤバかったのか・・・。
今日は自転車を借りて周辺でも周ろうかと考えていたんですが、TomとTokoちゃんが馬に乗りたいとのことなので、乗馬になりました。1時間5CUCというので帰ってきてから自転車ってのもありかなと。
おばちゃんが民宿まで迎えに来てくれましたが、おばちゃんは自転車です。結構歩かされます。牧場まで30分くらい歩きましたかね。ここで馬と面会です。馬というか騾馬かロバです。早速馬にロシナンテと勝手に名づけました。Tokoちゃんのは駄馬ユキオ、Tomはゴンザレス、ローラも何故かゴンザレスと名づけてました。(左の写真はComite Defensa De La Revolucion(CDR)=革命防衛委員会でエルネスト・ゲバラが4番目の地位だってことですかね??)
コースは湖、葉巻工場と周り大体4時間だとのこと!え、1時間じゃなかったの??ってことは1時間5CUCってことか??聞き間違えましたね。まだまだワシ等のスペイン語は駄目ですな。
みんなで馬(?)に乗るのは楽しいですな。ワシのロシナンテが先頭を行きたがるのですが駄馬ユキオが抜かそうとします。そうするとロシナンテがユキオに噛み付きます!ゴンザレスコンビは後ろでのんびり。しかし暑い!日に焼けますな。ローラは冬のドイツから来たばかりだから直ぐに真っ赤になってます。サンスクリーンちゃんと塗ったのにです。可哀想に。
かなり時間がかかって湖に到着。ここまで来ると、もういいよ、って気持ちです。ワシが草むらで自然に還してる間にTomは湖に入りました。滅茶苦茶寒かったそうです。
ここから葉巻工場(工場って感じじゃないです。手工業です)までしばらくカッポカッポ。みんなタバコ吸わないのでもちろん葉巻も嗜みません、が吸ってるフリだけして見ました。Tomがモヒートを飲んでほろ酔い気分に。
4時間も日に当たってたので疲れました。宿に戻りシャワーを浴びて昼寝。夜は宿のお母さんが作ってくれたロブスターがメインの豪勢な夕食。8CUCと高いですが、美味しかったです。ローラはヴェジタリアンなのでロブスターは無し。可哀想に・・・。
夜寝てたら、突然激痛で起きました。トイレに駆け込むと下痢です。これはヤバイ。サンクリ以来ですね。サンクリで医者から出してもらった薬を飲んで再び寝ようとしますが、気分が悪く寝付けません。吐き気までしてきて嘔吐。こりゃ明日移動できるのかな??
3月29日(火) トリニダードへ。移動はキツかった。
朝は衰弱しきって起きました。ローラも食事が合わないのかお腹の調子が良くないらしいです。朝飯を出してもらいましたが、一切口に出来ませんでした。宿のお母さんとお父さんに薬をもらい(あんかトニック的な飲み物)ちょっと気分良くなたかな?ありがとう!
頑張ってバス停まで行きTomとTokoちゃんに合流。座席に座り速攻で寝入りました。薬を飲んだせいか便意は催しませんが全身に力が入りません。具合超悪し。バス寒いし。
トリニダードまでは7時間とかなりの長丁場。途中昼飯休憩もありました。長丁場だけど移動中は寝てればイイので良かったのかも知れません。バスの中ではキューバ映画を上映してましたが、下らないんですがついつい見てしまいました。
トリニダードに着くとビニャーレスのヒゲお姐さんが連絡してくれてたので迎えがきてます。宿探すのも億劫なほど体力が無いのでこれはありがたいですね。おばちゃんに着いていきしばらく歩いて到着。部屋は2人用なのでTomとTokoちゃんは気を利かせてくれておばちゃんの知り合いの家に泊まることに。ここでも宿のお母さんに薬をもらいました。ありがとう。
ワシは完全に動けないので昼寝。ローラは独りで散歩に。夕方になると多少気分もよくなったのでTom、Tokoちゃん、ローラと一緒に教会のほうに。途中にアートショップなんかがあって楽しめます。ここはなかなか良いところですね。それにしても「レストラン、レストラン」と呼び込みが凄いですね。早めに宿に帰り寝ました。
3月30日(水) ようやく復活の兆し。
昨日はゆっくりしたので大分体調もよくなりました。トリニダードも特に見所は無いんですが、街を歩き回るのは楽しいです。しかし「レストラン、レストラン」と呼び込みにはウンザリ。一体何回声を掛けられたことだろうか。
ハバナでも学校の前を通ったんですが、中にはチェの写真が掲げられているんですね。ここトリニダードでもチェの写真が。やはり「彼を手本として」と教育されているのでしょうか。
歩いていると、フィデルの写真を掲げてるところもあります。フィデルは自分の銅像などを作らせないといいます。確かにフィデルのポスターや看板はチェやカミロより少ないですね。
そして、なんと「Viva Fidel」ステッカーを貼った車発見!これは欲しいぞ!! 何処で手に入るんだろう。車の持ち主は近くにいないので、近くの店の人に聞いてみますが、「わからない」と。ローラは「インターネットで探せば良いのよ」と。うーん、そうなんだけどやっぱりキューバで見つけたいじゃないか。
昨日行った教会のところでライブミュージックが聴けるのでそこでちょっと休憩。コーラが1CUCと売店の2倍しますが、音楽を聴きながら街を眺めるのも良いですね。
夜もここに戻ってきました。ライブミュージックとダンスショウでした。ソ連との関係が深かったせいでしょうか、ダンサーはバレーダンサーですね。なかなかレベル高いんじゃなでしょうか。でも衣装はちょっと・・・。
明日ローラとワシはシエンフエゴスに向かいます。本当はサンティアゴ・デ・クーバまで行こうかと思ってたんですが、バスの移動時間がもったいないと、ローラと意見が一致しましたので。何故シエンフエゴスかと言いますとここに来る途中シエンフエゴスを通ったんですけど、良い街並みだったからです。これはローラの意見です。ワシは腹痛と闘っていたので全く見てませんでしたが。TomとTokoちゃんはトリニダードにもう一泊してハバナに戻るそうです。2人とはまたハバナで再会します。
3月31日(木) 百の火、シエンフエゴスへ!
シエンフエゴスはもちろん革命の英雄カミロ・シエンフエゴスに因んで付けられた名前です。Cienfuegosってスペルなんですけど「百の火」って意味なんですかね。チェよりも軍事的才能があったと言われるカミロ。苗字まで「百の火」なんてイカシます。
そうそうUJC(Unión de Jóvenes Comunistas)でも3人の英雄が勉強(Estudio)、仕事(Trabajo)、銃・軍備(Fusil)の見手本となってるんですが、カミロはFusilの手本となってます。ちなみにチェはTrabajoの手本です。Estudioの彼は誰だか聞きましたが忘れました。Voy bein, Camillo? (カミロ、俺は上手くやってるかな?)
朝8時のバスに乗ります。TomとTokoちゃんが見送りに来てくれました。ありがと!バスはいつものYutong製です。
シエンフエゴスまでは1時間チョイ。海沿いのキレイな町が見えてきます。ここでは民宿を予約してないので出迎えはありません。バスを降りて1CUPアイスクリーム屋があったのでアイスを食べながら宿を探しに歩きます。そうしたら早速呼び込みの兄ちゃんがやってきました。「15CUCで探してるんだが」といたら、「難しいが友達に交渉してみる」とのこと。何故かもう1人の兄ちゃんまで着いて来て兄ちゃんたちの「友達」の民宿まで。しかし、そこは先客がいるとのこと。
もう一軒は20CUCだそうですが、中央公園の直ぐ近くだしレストランも経営してて家族もよさそうです。ここに宿を取ることに。中央公園周辺はなかなかの景観です。Vas bien, Saburo. (三郎、君は上手くやってるよ)
ちょっと休憩して街を散策。モールになってるところにいろいろ露店やお店があり楽しい。お昼はウエイトレスのお姐さんが招くのでCUPショップでサンドイッチ。20CUPのサンドイッチとジュースを頼みました。ローラがメニューには無いのですがサラダを。味はまぁまぁです。何故かCUCで請求されます。それもCUPの値段に比べると大分高い。「メニューにはCUPで書いてある!」と闘いましたが「CUCでないと駄目」の一点張り。外国人だからでしょうか・・・。闘うのも疲れたのでCUCで支払いました。なんとも情けないというか後味の悪い。
カミロの街の筈なのにチェの看板が目立ちます。キューバではカミロの人気はチェに劣らないと聞いていましたが、やはりチェの方が目に付きますね。「Che, caballelo sin tacha y sin miedo - チェ - 穢れと恐れを持たない男」、「Tu Ejemplo VIVE, Tus ideas perduran - あなたの見本は生きている、あなたの考えは残り続ける(消えない)」とあります。
海の見えるところで座って涼みます。ローラは日焼けがまだヒリヒリなのであまり陽に当たると痛いので可哀想です。ここシエンフエゴスものんびりしてますが、「タクシー、タクシー」と自転車や馬車タクシーの客引きがうるさいです。
夕方夕日を見に少し離れたところまで散歩。丁度見晴らしの良いところにキューバのファーストフード・チェーン(とは言っても冷凍ピザを半分温まった状態で出すだけです)「El Rapido」があったのでそこでピザとコーヒーを注文して夕日を眺めます。そしたら「君たちを今朝見たよ。私の家の近くに泊まってるだろう。こっちに来て話をしないか?」とオッサンが声を掛けてきます。オッサンのテーブルには息子らしき兄ちゃんと太ったおばさん(かみさんか?)がいますがラムをかなり飲んでるみたいで酔っ払ってます。「今、夕日を見てるから」と断りましたが、「食べ終わったら、私のテーブルに来なさい」と。うーん、怪しい臭いがプンプンだな。
オッサンは放っておいて夕日を眺めてるとまた来ました。仕方が無いのでオッサンのテーブルへ。良い人なのかもしれない、と淡い期待をすこーしだけ持って。「葉巻工場で働いてるから」と葉巻を一本ずつくれます。「いや、僕等吸わないので」と断りましたがお土産にと。「息子とかみさんがイタリアにいるんだが、イタリアは何でも高い」、「でも息子とかみさんがイタリアにいるからお金は心配ない」とか「弟が漁師だから家に来て魚食べないか」とか言ってますが、もう1人おばさんが来て彼女のことを「かみさんだ」とか言ってけっこう話の辻褄が合いません。「コーヒーを頼んだから」と言ってますが一向にコーヒーはやってきません。というか店じまいしてますが・・・。
「家は直ぐそこだから、来なさいと」。うーん、ワシ等が泊まってるところの近所だといってたのに、今度はこの辺だと言ってます。これは適当にあしらうべき、と判断し「友達と会う約束してるから、行かないと」と言うと、「じゃぁ、明日家に来なさい」と。「明日ハバナに戻るんだよ」と言ってそのまま立ち去りました。
帰り道ローラと「一体あのおっさんは何をしたかったのだろう?」と話しましたが、なぞです。オッサン金の時計やブレスレッドしてましたし、見た目がちょっと一般人じゃないんですよね。まぁ、着いていかなくて正解だと思います。宿まで歩いて帰りあとはのんびり。それにしてもシエンフエゴスは暑い・・・。
体調も大分よくなりましたし、明日は楽しめそうだな。
4月1日(金) シエンフエゴス巡り。なんと将軍様の臣民と遭遇!!
昨日は怪しいオヤジとその家族(?)に捉まってしまったので今日は見つからないようにと目立つゲバラ帽は被らないで日本手拭を頭に巻きます。余計目立つかな?
今日は調子もいいので朝から散歩。宿周辺の建物はなかなかの景観を造ってます。いいですねぇ。海の見えるところまで歩きました。
街中に出て宿に戻る途中にキューバ随一のアイスクリーム・チェーン店コッペリアがあるんですけど、行列です。お腹の調子もいいので並んで食べることに。席は空いてるのですが中々席を案内されません。そこが「社会主義国」的カスタマーサービスなのでしょうか?
しかし5スクープで2.5CUPは格安です。見てくださいこのボリューム。味はバニラ(?)とオレンジ(?)でしたが、オーストラリアで一番易いHomebrandやSavingsのアイスクリームを髣髴させてくれました。
モールを歩いてお土産を物色してると、アジア人のオッサンがいます。おー、珍しいなと思って目を向けると、胸にキラッとバッジが。な、なんと金日成のバッジです。金正日じゃなくて父君の金日成です。初めて北朝鮮に住んでいる(であろう)北朝鮮人を目撃しました。まぁ、同じ「共産圏」の国なのでキューバには来易いのでしょうが。連れが4人いて2人がお偉いさんであとは付き人って感じでしたね。ちょっと得した気分。
昼はピザとサンドイッチ以外のCUPショップをようやく見つけて魚フライ定食を30CUPで。腹の調子もいいので食欲も戻りつつあります。
それにしても暑い! カフェがあったので入ってみたらCUC払いですがコーヒーが一杯0.25CUCと良心的。クーラーも効いてますし、こりゃいいわ。しばらく涼みます。
夕方近くになって多少気温も和らいだのでまた散歩。「Volveran」という5人衆の看板を良く見かけるんですが何なんでしょうか?顔写真も載ってるのがあるんですが売り出し中のグループか?それとも次期リーダーたちなのか?(出国する時に何なのかわかりました。)
夜は宿のレストランで夕食。宿の情報ノートにも「ここの料理は絶品!」と多数書かれているのでちょっと奮発してみました(ドリンク付きで7CUC)。ボリュームもあるし美味しかったです、が絶賛するほどでは・・・。レストランは何組かのお客が入ってますしそこそこ人気なのでしょう。
お腹もイッパイになったので腹ごなしに夜の街を散歩。明日はチェの街サンタ・クララに行きます。バスで1時間ほどとか。料金は6CUCです。今までTranstur社のバスで旅してたのですが今度はビアスール社(Viazul)です。
文字数が多過ぎでセーブできないので4月2日以降はPart 3に続く・・・
Day 243 to 257 : 2011年3月24日~4月7日
Medellin - La Habana - Vinales - Trinidad - Cienfuegos - Santa Clara - La Habana - Medellin
30,205km
キューバ旅行ののまとめを書いてみました(一応ようやく完成しました4月11日付け)。
日記はパート2とパート3に記載しました。15日分の日記なので徐々にアップしていきますので、読んだ方もまた見てください!
キューバにて思ったこと:
キューバに2週間ほど行ってきて、今日無事にメデジンに帰ってきました。
52年前にフィデル・カストロを中心として革命を起こした国。革命家を自負するワシとしては是非行って見たかった国です。ここで革命の歴史や現在の有様を肌で感じてみたかったのです。
で、2週間キューバに居た感想は、といいますと、複雑な思いですねぇ。今キューバはソビエト崩壊後の経済危機をようやく乗り越えてヴェネズエラを始とする中南米左派国との関係の強化と観光業で国を立て直している状況です。そこでキューバ人のかなりの数が観光客にブル下がっている感じなんですけど、まぁ、特にワシ等観光客が行き来する所には「外貨」目当てのキューバ人がはびこっている、という印象でした。
空港から街までタクシーは高いので職員用バスに乗ったんですけど(まぁ、それを使うワシもどうかと思いますが・・・)、乗り込むときに女性が全員乗るまで男性が待ってる、なんて「レディーファーストが徹底してるんだなぁ」と感じさせられましたが、それ以外のところでは全然・・・。
ハバナでは何処へ行くにも「タクシー、タクシー」と声をかけてきますし、街中で「ヘイ、アミーゴ!」なんて声を掛けられますが、必ず「葉巻買わないか?」と訊いてきます。しかもシツコイ!ここまで観光客に「集る」のはこの旅では初めてです。まぁ、向こうにしては声を掛けるのはタダですし、それで商売が成り立てればラッキーっといったところなんでしょうが。
そうそう自転車タクシーは三輪自転車を使ってるんですが「BICI TAXI(二輪タクシー)」と書いてあったり、「BICI TAXI」って声を掛けてきます。でも本当は三輪車なので「TRICI TAXI」なんですよね。ローラとそれを話してたんですが、旅の最後のほうで「Bici Taxi」と来たのでローラが「It's a Tricycle!(それは三輪車よ!)」ってキレてました。やるなローラ。(写真は自転車タクシーのシートの裏にあったマーク。NIKIとPUMAが一緒に・・・。資本主義や。)
基本的にマナーはあんまりよくないです。「ヘイ、チノ!(よう、そこの中国人・アジア人って意味)」なんて声かけてきますし、まぁ、中米でも「チノ、チノ」言われましたが、キューバ人の言い方には不快感を感じましたね。あんな風に自分が外国で呼ばれたらどう思うのでしょう?地方に行くとましになるんですが。観光業でお金を稼ごう、って割には「どうすれば観光客が喜んでお金を使ってくれるか」について考えてなさそうです。まぁ、それがソビエト陣営の悪しき遺産なのでしょうけど。
あの革命の精神は何処にいったのか?って感じです。チェが提唱した「新しい人間」なんて夢のまた夢。学校では「チェのようになろう!」って教育をされているって読んだ事がありますが、そんな感じは全く受けません。街を歩いていると結構チェの看板があって「あなたの考えは生き続け、あなたの見本は残り続ける」とか書いてあるんですが、それが民衆に反映してるとはあんまり思えません。
他の中米諸国よりも教育は行き届いているみたいで英語を話す・理解する人が多いです。まぁ、それが例のウザさにつながる、というのもあるんですが。
そこでアメリカ合衆国に支配され続けていた(いる)中米諸国との比較を常にしてしまうのですが、キューバにおいての革命は一体なんだったのか、と。中米諸国もまだまだアメリカのくびきから完全に逃れた訳ではないでしょうし、エルサルバドルやパナマは特にアメリカの属国って感じを受けましたが、生活レベルは近年向上しているようです。それに比べてソビエト陣営にいてアメリカ合衆国と対立してきたキューバはといいますと、生活レベルは中米諸国と比べて基本的には豊かな気がしました。大多数の国民は生活に必要な基本的なものに満たされているようにみえました。しかし、「革命」や「社会主義」の精神が肌で感じられるほどあるかというと、無いんですよね。キューバの特殊性の良い面よりもサービスの悪さとかの悪い面の方が見えてしまいました。同じ革命を成功させたニカラグアでは「希望」を感じさせてくれましたが、キューバでは残念ながら感じませんでした。
ここまでキューバに対する批判ばっかり書いてきましたが、良い面もあるんですよ。カサ・パティキュラルっていう民宿に泊まり歩いたんですが(ホームステイみたいな感じですね)、皆さん親切ですし。プライバシーはちゃんと尊重してくれますし、奥ゆかしい感じで好印象です。しかし、しっかりお金は取ります。
基本的には陽気なんですが、他のラテンアメリカ人と同じでいい加減っていう印象です。その気楽さがいいんですけどね、ラテンアメリカは。でも、「革命」と「社会主義国」っていう肩書きを失くしたらキューバは1ラテンアメリカ諸国の1つになってしまってあんまり魅力の無い国になってしまうような…。観光立国を目指すならいろいろな点で改善していかないとリピーターがいなくなります。
「社会主義国」と言いますと、かなり違うんだろうなぁ、なんて思ってましたが、それほど中米諸国の印象と違いませんでした。まぁ、店の数が少ないとか、欲しいものが手に入らない、っていった不便さはありましたが。あと、カスタマーサービスはなってないです。これは競争が無かったからなんでしょうが、基本的に相手を気分良くさせるという思いやりが無いですね。
残念ながら「この人と友達になりたい!」という出会いは無かったです。あちらから寄ってくる場合は100㌫利益目当てでしたしね。あ、例外はローラを空港に迎えに行った帰りにヒッチハイクをしてくれたおじさんですね。かれはワクチンの研究をしている科学者だそうですからエリートなんですね。
キューバの通貨は2つあり、主に外国人用のCUCと国民が使うCUPです。1CUC(大体1米ドルくらい)が24CUPです。どちらもワシ等外国人は使えるのですが、観光客向けの店やちょっとした店はCUPが使えない所が多いです。基本的にCUPが使える店は政府の助成金で成り立っているみたいなので、値段が驚くほど安いですが、バラエティに欠けますし、質も悪いです。
建前上は外国人はCUPを使ってはいけないのかもしれませんが、空港や街中の両替所でCUCから簡単に返金してもらえますし、どうなってるんでしょうね。
結局キューバには15日滞在して508CUC使いました。1日33CUC計算なので安くも無く高くもなくちお言ったところですか。空港使用税25CUC、タクシー代50CUCが高くつきましたね。基本的に宿代と交通費は高いです。
結局一握りの志のある人間が革命を起こして民衆を率いても、理想は叶わないどころかその近くさえにも辿り着けないのでしょうか…。フィデル・カストロ・ルスの成したることは賛否両論があるでしょうが、彼がキューバをどうにかせんとイカンと情熱を燃やし、命を掛けて革命を成し遂げたのは事実です。チェ・ゲバラもその書籍や行動を見る限り民衆のより良い生活のために闘ったのは間違いないと思います。彼等が敵としたのは「不平等、不条理」でしょう。革命から52年以上経ち彼等の思い描いたキューバに何処まで辿り着けたのか。旅をしながら考えさせられました。答えは出ません。
しかし歴史の流れの中で彼等みたいな「英雄」が登場し革命を起こしてキューバの未来を変えたことは事実です。歴史は自然の流れかもしれませんが、もちろん人為的です。なのでフィデル自身がモンカダ兵舎襲撃の後で逮捕されて裁判のときに言った通り、「歴史は私に無罪を宣告するだろう - History will absolve me 」と信念を持って自分の道を進んでいくしかないんですね。なのでワシも革命家としてより良い日本の将来のために自分の出来ることをしていくつもりです。みなさんのご協力これからもお願いいたします!
日記はパート2とパート3をご覧ください。
Day 242: 2011年3月23日
Medellin (Hostal Medellin)
30,205km
昨日の夜に富永地図キューバ版を読んでたんですけど、ツーリストカードが無いと飛行機に乗れないし、乗れたとしても入国を拒否されると書いてあるんですね。まぁ、それは周知の事実なのですが、以前にワシが乗るコパ・エアーのオンライン・チャットで空港でツーリストカードはもらえるし、費用は航空券代に含まれてるという答えを得たんです。でもオーストラリアでもそうですがオペレーターの答えを鵜呑みにしてはいけないんですね。
そこで昨日の夜気になってもう一度オンライン・チャットをしたんですが、コールセンターで確認しろと・・・。
で、朝一にコールセンターに電話をしたんですが、キューバのツーリストカードはボゴタでないと手に入らない。空港では配ってない、との返答!何ィイイイィイイぃぃいいいいぃい!!!!って感じです。メデジンからのチケット売っておいてツーリストカードはボゴタでは無いでしょう!って返したんですが、埒明きませんね・・・。コインが無くなって電話は切れました。
ツーリストカードはキューバ行きのチケットを売っている旅行代理店でも扱ってるので、クラウディア(クライディーではないです。女将のクラウディアです)に近くに旅行代理店はないかと聞いて早速行くことに。
井戸さんは天気は悪いですが雨は降ってないので出発することに。出発の準備を進めています。
「直ぐに戻るから」と旅行代理店から帰ってくるまで待っててもらうことに。
スーパーExitoでもう少し詳しい場所を取得して(店員さんが英語で説明してくれました)旅行代理店を発見。「ツーリストカードを買いたいんだけど」と訊いたら、「ツーリストカードは航空券と一緒になってるからうちでは売れない」と。「空港でもらえるはずだけどコパ・エアーのオフィスに行け」と親切にオフィスの場所まで教えてくれました。
帰って来て井戸さんを見送ります。彼とはまたどこかで再会できるでしょう。またビリヤードやりましょう、井戸さん!ワシのグチをいつも聞いてくださってありがとうございました。良い旅を!Buen Viaje!!
そしてコパ・エアーのオフィスまで行ってきました。メトロ・エクスペディショネス(Expedicones)駅の近くです。ここの駅を降りて東側に行くとホンダ、ヤマハ、スズキなどのディーラがあります。店の規模も大きいです。さすがバイク先進国コロンビアですね。
コパ・エアーのオフィスに行ったら「ツーリストカードは空港のコパ・エアーのカウンターで買える」とのこと。本当かよ??? まぁ、ここは彼の言うことを信用するしかないでしょう。
帰り道にヤマハのディーラーをのぞいてみるとスーパーテネレ1200が置いてあります。実物を見るの初めてです。早速写真を撮ります。
おっと、ホイールはスポークなのですがBMWとは違う方式ですが真ん中に抜いてないですね。ってことはチューブレスですねタイヤ。シャフトドライブですし、かなりGSを意識してますね。
なかなかイイまとまり方をしてますが、ラジエーターファンが横に付いてるので転倒したらイクなこれ。ガードが必要ですね。シャフトの造りとかもGSのよりはなんか洗練されて無い感じです。乗ってみないことにはわかりませんが、完成度はGSには及ばないんじゃないかなぁ。まぁ、GS乗りなのでGS贔屓な視点になってるのでしょうが。
軽く雨が降ってきました。井戸さん大丈夫かな?宿に戻り荷造り。昼飯を食べた後スーパーに石鹸とか買いに行って、「そうだiPod壊れているから時計がアラームが手元に無いんだ!」ってことを思い出し近くの店でカシオのF-91Wって言うアラーム付きのデジタル腕時計を22,000ペソ(約14米ドル)で購入。これで明日の朝5時に起きれますね。
後はダラダラと宿で時間を過ごします。ちょっとクライディーと話をしたり。まぁ、険悪な別れはしたくないんでこれでいいでしょう。彼女は明日の朝9時ごろここを出ますのでワシが出た後ですね。見送りはしてくれないだろうなぁ。
キューバには高級ホテル以外ではWiFiなんて無いでしょうからPCは持って行きません。ネットカフェは存在するらしいのですが地元民が行列を作ってるとの話なのでメールもチェックできるか怪しいですね。ということで申し訳ございませんが明日から15日くらいブログの更新はありません。まぁ、ツーリストカードが手に入り飛行機に乗れて入国出来たらの話ですが。4月7日にメデジンに戻ってきますので、キューバの日記はそれからアップいたします!乞うご期待!!
Day 242: 23 Mar 2011
Medellin (Hostal Medellin)
30,205km
Last night I was checking information on Cuba and started to worry about the tourist card. I checked this a while ago on online chat with a Copa Airline operator if I could get it at the airport. And she said I could get it at the airport and the fee was included in the airfare. But I have a few experiences in Australia when I heard "It should be fine", "No worries" and so on, it did not happen as I was told...
So I needed to double check on the tourist card. I tried the online chat last night but the operator this time said I had to call the call centre...
So I made a call to the call centre the first thing in the morning. The operator said, I had to go to Bogota to get one... It would not be handed out at the airport nor there was no place in Medellin I could get... What a... I complained that I heard from another operator on online chat that I could get it at the airport witout fee. But the operator on the phone said there was no way to help me there. And my credit ran out and I had no more coin. What shoud I do now??
As the tourist card should be sold at any travel agency selling air ticket to Cuba, so I asked Claudia where was the nearest travel agency. It should be near Supermarket Exito.
Yutaka decided to leave to day even though the weather seemed to be bad again. I asked him to wait for me a bit till I would come back from the travel agency.
At the travel agency, I was told that the tourist card would be connected with the airticket, so he could not issue one for me. He said I should be able to get it at the airport (but not very sure as he spoke in Spanish) but recommended me to go to Copa Airline office to make sure and told me how to get there. Thanks!
Back to the hostel, I saw Yutaka off. I am sure we will meet again somewhere in South America. We will play pool again, Yuttaka! Buen viaje, mi amigo! Thanks for listening my complaints all the time!!
Then I went to the office of Copa Airline near Metro Exposiciones station. At the office I was told I shold be able to "buy" one at the Copa Air counter at the airport. Now I should believe this....
One the way back, it started to rain. I wondered if Yutaka was doing OK. He should be fine!
Well around Metro Exposiociones station, there were lots of motorcycle dealers, Honda, Yamaha, Suzuki etc. I looked into the Yamaha dealer and saw new Super Tenere 1200. It was the first time I saw the real one. I went into the shop and took some photos. The wheels were spoked but the tyres seemed to be tubeless. The design of wheel was different from that of BMW to make it spoked but tubeless, but smart desin. It had a shaft drive and many things were similar to GS. But as a GS owner, to me, by just looking at it, Super Tenere would not be better bike than GS!!
Back to the hostel, I started to pack up stuff for Cuba and had lunch. Then I went to Exito to buy a few things. And I realised that I need an alarm watch. Now my iPod was broken and I had no watch nor alarm clock. I need to wake up early and would need to know time while am in Cuba. SoI bought a Casio watch F-91W for COP22,000 (US$14). It is digital and has alarm function, and it is cheap! Perfect! Now I can wake up at 5am tomorrow.
At the hostel, I had a few chat with Claydy. Though our relationship is now unfixable now, I did not want to be apart with haterid, so it was good to talk to her.
There would not be any WiFi spot in Cuba (except at those expensive hotels, I guess), so I will not take my laptop to Cuba. And I heard there are long queue for Internet cafe, it would be hard even to check e-mails, so I will update my blog when I come back here on 7th of April. Of course, this is the case if I can get the tourist card and go on the airplane! Till then, have a good time, everyone!
Day 241: 2011年3月22日
Medellin (Hostal Medellin)
30,196km to 30,205= 9km
昨晩は遅くまで雨が降っていた模様。今朝もどんよりで気分が滅入ります。
クライディーは昨日の彼と朝からデート。彼はドイツ人だそうです。スペイン語は大学で1年勉強してペラペラ。やるなぁ。ワシもキューバでドイツ人のローラと再会するから、面白いものですね。
午後から行こうと思ってたのですが、天気が多少良くなたのでRuta40に行って来ました。今日は昨日と違って人や車の出が多いです。昨日は祭日だったのかな?
Ruta40では英語がしゃべれるカルロス(Carlos)にグローブの返品やタイヤのことを相談。返品は快く受けてくれました。タイヤはキューバから戻ってから買うのでグローブの分をそっちにクレジットしてもらいました。「ウユニ湖からチリに抜ける道だったら、フロントはボリビアで買えるから大丈夫。リヤはツーランスで大丈夫だけど、今のタイヤだとその頃までにトレッドが減ってるから、リアだけ買って持って行くのがイイ」とカルロス。なるほど。「泥道とかダートに入らないのであれば、リアをブロックタイヤにする必要はないし、チリでタイヤは高いからね」と。なるほど、カルロスの言うとおりだと、ここでリアタイヤをスペアとして買って、ボリビアのラパスでフロント(ブロックタイヤ)を買って前後交換。そのままウユニ塩湖、チリへと抜けてフロントが減ってればチリで交換。リアは問題ない、ということです。チリではタイヤがここの2倍するそうなのでフロントだけの交換で済めばその分出費が減るというものです。
紛失したネジはタダで取り付けてくれました。流石Ruta40サービスがイイです。Horizons Unlimitedでみんなが絶賛するはずです。
GSを取りに行った土曜日と今日は店の雰囲気が明るいですし、楽しいんですよ。しかし何故だかわからないんですけど、嫌がるクライディーを連れて行った初日は雰囲気も暗く対応も悪い訳ではないのですが、ビジネスライクだったんですよね。それでクライディーも「だから来たくなかったんだ」て不機嫌になってましたからね。やはりクライディーとは別れる運命だったのでしょう。ワシとしては他のバイク乗りや店の人と出合ってバイクの世界を知ってもらおうっていう試みだったのですがね。
宿に戻りパニアを取り付けて荷物の整理。明後日キューバに行くので出発の準備です。朝9時14分のフライトで空港は街から1時間なので6時前には宿出ないとです。
昼飯を食べてクラウディア(クライディーではないです。女将のクラウディアです)空港行きのバスの時間をチェックしにセントロへ。Parque Barrio駅の近くに停留場はあります。4時半からあるそうで、大体20分間隔であるそうです。料金は聞き間違えでなければ7,000ペソ。4米ドルくらいですね。
あ、そういえばクライディーとデートしてたドイツ人の兄ちゃんは2時ごろに出て行ってしまいました。残念だねクライディー。
宿に戻りキューバでローラとネットでチャット。英語でのやりとりなので意思疎通も楽チン!お互いの冗談にも笑えますしね。ワシは24日、ローラは25日にハバナに到着予定です。約2週間あのカストロ、ゲバラが青春を燃やしたキューバを楽しみます。
夜は井戸さんとビリヤード。明日朝雨が降ってなければ、井戸さんは出発です。寂しくなるなぁ。
何故だか途中でクライディーも参加。こういして一緒に遊ぶのも最後ですね。まぁ、多少会話もしました。カーゴパンツのヒザの部分がまた破れてきたので、試しに「繕ってくれる?」って訊いたら「もちろん」と。イイとこあるじゃないか、クライディー。今のところまだ険悪ですが別れる時にはやさしく「さようなら」を言いたいですね。
Day 240: 21 Mar 2011
Medellin (Hostal Medellin)
30,185km to 30,196km = 11km
Last night it was raining hard and was raining early in the morning. The rain stopped but the weather was pretty bad this morning as well.
Claydy went out with the European guy (I chat with him and found out he is a German!) from the morning. Well, I have been asking her to get up early and go out to finding out Medellin but she did not. But she can do that with other people. No idea why...
I was thinking to go to Ruta40 in the afternoon, but the weather was getting better, so I went there. T talked with Carlos - speaking fluent English - about the refunding of the gloves and selection of tyre.
He was happily accept the refund and showed me the tyres that I might concider to take as a spare. According to him, it would be a good idea to carry a spare for rear as my current rear tyre would not have tread when I hit Salar de Uyuni. He said I sould be able to find a front tyre for GS. The quesition is whether I hit the dirt hard or not. I would stay on tarmac as much as possible. So he reommended to carry Metzeler Tourance and buy a knobby front tyre in La Paz, Bolivia. As I will come back here in 2 weeks time, I can think about it.
The missing crew was replaced for free! No wonder many people recommend this shop on Horizons Unlimited.
I was glad that I came back here and talked aout the tyre with Calros. I certainly enjoyed the welcome feeling of the staffs the and conversation on motorcycle travelling. I don't know why the atmosphere of Ruta40 was much better when I went there alone. When I took Claydy, there wasn't much "welcome" feeling but rather business like feeling we received. I guess this was because Claydy had already got an idea that she would not have a good time at the motorcycle shop and that made the somewhat bad atmosphere. What I wonted was introducing her to the motorcyle culture and other motorcylists, so that she could enjoy the motorcycle travelling with me more. But it did not work. For that reason, I reckon it was good to be aprt with her....
I went to find out the location of bus stop and time table for the airport. The cost is COP7,000 if I heard it correctly. The service starts at 4:30am and every 20mins or so.
Back to the hostel, I chat with Laura about our trip to Cuba. As I can comminicate with her in English, it is much easier to understand each other. We can laugh at jokes we make! Understanding of languages is really important to have a good time with other people. I will arrived at La Habana on 24th and Laura will be on 25th. It's been 10months since I saw her ast time in Alice Springs, Australia. We are very excited to see again.
In the evening, I played pool with Yutaka. If not raininjg, he will be leaving here tomorrow. I would lose my pool patner and will be sad.
Claydy joined us later and we played for a while. The left knee part of my pants is ripped again, and I asked her if she could saw it for me. And she said "Of course". Wow, she could be good with me.
At the moment, we are feeling bad for each other. But when we will be apart for good on 24th, I want to say "Good-bye" in a nice way.
Day 240: 2011年3月21日
Medellin (Hostal Medellin)
30,185km to 30,196km = 11km
今日は部屋を個室からドミ(相部屋)に移るので朝起きたら荷物の移動を始めました。クライディーは昨日の時点で他の部屋に移ってますが。荷物をバイクに移したりしてたらクライディーが航空券を買ったクレジットカードが拒否されたと言って来ました。うーん、何故でしょう。あれこれ話してたら旅行代理店からワシに電話が掛かってきました。「クレジットカードが通らなかったので、フォローアップの電話です」と。カード番号や詳細は合ってるので、クレジットカード会社が拒否したみたいです。もう一枚のカードで清算を頼んだら、今度は通りました。
バイクを見てたらネジが一本無くなっているので(タンクの横のサイドパネルのメタル部分を留めてるネジ)Ruta40に取りに行くことにしました。クライディーに買った手袋も返品しなきゃですしね。
バイクを走らせてたら、どうも道の様子がおかしいんです。高架になってる道路が封鎖されていて、自転車とかが通ってるんです。今日は月曜日なのに、イベントか?Ruta40も閉まってました。うーん、コロンビアは月曜が休みなのか?
宿に戻り洗濯をしてから井戸さんとビリヤード。2人ともかなり上手くなりました。昼飯を食べてまたビリヤード。
宿に昨日から泊まってる若いヨーロッパ人の兄ちゃんがいるんですが、早速クライディーに手を出してます。スペイン語ペラペラなので結構会話が弾んでます。午後になってデートに出掛けましたし、クライディーもワシに面当ての如く楽しそうにしてます。心が痛い・・・。
午後から雨。ずっと雨。ワシのこころを濡らすように。
まぁ、仕方ないですね。ワシにはもう発言権ないですから。嫉妬心はありますが、ここは黙って堪えましょう。キューバが待ってます!
明日はこそはRuta40に行って来ます。タイヤの相談もしないとね。
Day 240: 21 Mar 2011
Medellin (Hostal Medellin)
30,185km to 30,196km = 11km
This morning I gotta move to a dorm, so I packed up stuffs and moved. Claydy had already moved to another room yesterday though.
When I was putting some stuffs into the panniers, Claydy said "The credit card was delined for the air ticket." Well, that's to bad. While we were discusing, the travel agency called me and I could pay woth another credit card. So she wil be definitey going back to Mexico on 25th Friday.
When I was checking my GS, I found 1 screw securing the metal part of the side panel was missing. And I wanted to get a refund for the gloves I bought for Claydy (I don't need them now!), so I went to Ruta40.
What I found strange was there were no many traffic and those main roads were closed for cyclists. It was Monday, but many of shops were closed as well. Why was that? It might be a public holiday??
Well, Ruta40 was closed too. So I went back to Hostal Medellin.
After laundry, I played pool with Yutaka again. Now we are much players than before. After lunch, played pol again.
From yesterday, there is an Euroean guy staying at the hostel and now he is hiting on Claydy. She seems to be happy with him and they went out for date. I guess this is her vengence??
Of course I don't feel good to see my ex-girl friend going out with another guy in front of me (and especialy we just broke up!), but she is this kind of person.
I have no right to say nothing now, so I just have to endure the situation... I will be tough and tougher!!
Tomorow I will go to Ruta40 and check out the tyres as well.