三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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バイク / The Machine
メーカー/Make : BMW
モデル/Model: R1200GS 2009年モデル Premiumライン / 2009 Model Premium Line (with ABS, ESA, ASA, and LED tail ramp and blinkers)
改良点/Modifications:
1. パニア/Pannier:Touratech Zega Pro 右(R)45リッター(Litre) /左(L)38リッター(Litre)
2. エンジンバー: /Engine bar: Hepco&Becker社製
3. マフラー/ Exhaust: Akrapovic社製
4. アンダーガード/Bash plate: Touratech社製
5. タンクバッグ/Tank Bag: SW Motech社製 TravelQ
6. オイルクーラーガード/Oil cooler guard: 原サイクル特注品 / One off special make by HSC Hara
7. サイドデフレク ター/Side deflector: BMW R1200GSA用
8. ヘッドライト・プロテクター/Head light protector: ごっつまもるクン/Gotsumamorukun
何故BMW R1200GSか?/ Why I chose BMW R1200GS?:
この旅を始めるにあたって、どのバイクにしようか色々考えました。まぁ、「世界一周の旅をしよう」、と考え始めたのは「GSに乗りたいから」だったので、最初からGSが最有力候補だったのですがね。。「何故世界一周をするのか?」については、こちら。--> http://m26julio.yamatoblog.net/Entry/93/
選ぶにあたって重視したポイントは、耐久性、メンテナンスのしやすさ、燃費、キャブレターかインジェクターか、パーツの手の入れやすさ、高速巡航性能などなど。その他、空冷か水冷か、シャフト・ドライブかチェーンドライブか、チューブレス・タイヤかチューブ・タイヤかなどなども選考条件にいれました。。
オフロード走破性はあればあるほどいいのですが、世界一周は初めてなので「可能であればフラット・ダート以外のダートを避ける」スタンスで走ろうかな、と。
BMWは殆どの国でディーラーがありますし、R1200GSはパーツも頑丈なので故障も少ない。大排気量でwすが燃費もいいですし、シャフト・ドライブなのでメンテナンスも楽です。空冷なので構造が単純な分、故障箇所も少ない。スポーク・ホイールなのですがチューブレス・タイヤなのでパンクの修理も楽チン。
せっかくバイクで旅をするので、移動を楽しまないと、ですね。小排気量バイクですと、荷物を積んで走ると、ただの「移動手段」となって走りが楽しめない。世界一周という長距離を走るからこそ、「走りの質」にこだわりたい。そうなるとBMWの上質な走り、が決め手になりました。荷物を積んでも快適にスポーツ・ライディングを楽しめる。そしてオフロード走破性もある。2010年前半の時点ではR1200GS以外にその条件を満たすバイクはなかなかありませんでした。
GS以外の候補は:
1. BMW R1200 GSA:
R1200GSに比べて大容量のガソリンタンク(33リットル)、ロング・サスペンション・ストロークなどなど長距離航続性、オフロード走破性を重視したモデル。が、しかし、車重が30キロ増しで、車高も5センチ増しなのでポテゴケ回数が増えそう。実際「原サイクル」さんでエスペランサともう一台のR1200GSと2006年式GSAの選択肢があったんです。GSAは走行距離1万5000キロ以下、BMW純正アルミパニアとトップボックス一式、GarminのGPSが付いて200万円以下という魅力的な価格。しかし、33リットルを必要とするところはそんなに無いでしょうし、足つきが悪く重い、ということ、原サイクルのWナベさんが「2006年式と2008年式以降では大きな違いが有りますよ。」と仰るのでR1200GSに決定しました。
2. BMW F800GS:
R1200GSよりも車体が軽くてオフロード向き。800ccと高速巡航パワーも充分。1200よりも軽快に取り回しが出来ます。パニアなどカスタム・パーツも充実し、値段も1200に比べて安いので有力候補に。フロント・タイヤが21インチなので選択支が多いのも魅力。チューブタイプなのでリア・タイヤのパンク修理が大変? 耐久性となるとやはり1200に軍配が。水冷エンジンなので空冷よりも複雑なだけ故障の可能性も増えますし(あくまで可能性です)。かなり迷ったんですけど、まだこの車種が世界一周に使われた実績が無いのと1200とは違い「BMWらしさ」に欠けるので1200に軍配が上がりました。
3 BMW R1150GS
R1200GSの旧型。1200よりも頑丈ですが、車重は30キロ増し。その完成度は高く、世界一周中のトラブルらしいトラブルも聞きません。高年式は2004年モデルがあるので、上質の中古車を購入すれば劣化も問題なし。1200のメリットはほぼ全て備えていて、値段も安く、更に堅牢。相当有力な候補でした。
しかし30キロ増しの車重と「R1200GSのデザインが好き!」という理由で1200を選びました。
4. YAMAHA XTZ660 Tenere:
やはり「日本人なら日本メーカーのバイクで世界を駆けたい」、という気持ちはありました。長らく日本メーカーからは「アドベンチャー・バイク」を生産していなかったのですが、久しぶりにYAMAHAが応えてくれました。
660ccの水冷単汽筒。高速巡航能力は大排気量バイクには劣りますが、インジェクターで燃費はヨシ。しかし単汽筒の割には車重があり、逆輸入車になるので値段もそこそこ。パニアなどのオプションも結構充実しています。しかしBMW F800GSに比べて値段以外にメリットはあるのか?と考えた結果、落選。
5. YAMAHA SR400/500:
単汽筒、空冷、シンプル。旅バイクのベース車としては魅力的。もともとオフロード車のXT500が基になって造られたバイク。日本ではカスタム屋さんも多く、自分に合わせたバイク作りも可能。程度のいい中古車をベースにオフロード向きに仕上げる、というアイデア。ワシの地元「西新井」にも有名なSRカスタム屋さんがあるので。しかしバックオーダーを抱えているので、仕上がるのに2年、ということで、諦めました。
6. SUZUKI DR650SE:
オーストラリア一周の相棒。SUZUKIが世界に誇る名車。安く、構造が単純、軽量、カスタムパーツも豊富。世界一周バイクのベース車としては申し分ありません。軽い分オフロード走破性も前出の候補よりも優れています。空冷・単汽筒ですが、キャブレターなので高速巡航時の燃費はR1200GSと同等かそれ以下。しかし33リットルのサファリタンクを装着すれば航続距離は600キロ以上。しかし、オーストラリアの大地を走って、クルージングパワーがもう少し欲しかったのと、キャブレターなのでアンデス越えなどの高地でのパワーダウンなどを考えて、R1200GSに軍配が上がりました。次回世界一周をするならば、もっとダートを走りたいのと、バックロードを走るので(今回走れなかった、走らなかったところを走りたいので)高速巡航をそんなに重視しなくていいので、DR650を選択しますね。
旅の準備中にはYAMAHA XTZ1200 Super Tenereは発売されていませんでした。KTM 990 Adventureは耐久性とディーラーネットワークに疑問があったので候補に入れませんでした。Suzuki V-Strom 1000やHonda Vanadero 1000は車体が重いのとオフロードの走破性が優れていないので候補外。
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