三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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メキシコのまとめ
112日間:2010年10月8日から2011年1月27日まで
メキシコ総走行距離:21,655km to 26,701km = 5,046km
使った金額 (注:通貨単位はメキシコ・ペソ。US$1 = MX$12)
合計: 48,296ペソ (大体4,024米ドル)
引き出した現金: 48,000ペソ-残ったお金2,850ペソ= 45,150ペソ
入国とバイク輸入諸手数料: 684ペソ(クレジットカード払い)
バイク関連費用: ヘッドライトのバルブ300ペソ(現金払い)、エンジンオイル交換・エアフィルター清掃・洗車1,474ペソとスパークプラグ988ペソ(クレジットカード払い)
バハ・フェリー(バハカリフォルニアのラパスから本土のマサトランまで): 890ペソ(人)+1680ペソ(バイク)=2,570ペソ
スペイン語学校4週間: 3,600ペソ(入学金・教材込み)
特別外交費: 9,700ペソ+α (別に変なところ・目的に使ったわけではないです)
生活費(食費+宿代+交通費): 31,550ペソ÷112日=1日当り281ペソ (大体23米ドル)
概要:
メキシコはいろいろありましたが楽しかったですよ。まぁ、日記をごらんになっている方は何が「いろいろ」なのかお分かりでしょうが…。
バハ・カリフォリニアは今思えばやはり走りやすかったですし、メキシコ本土とは全然違いましたね。ラパスからマサトランまでフェリーで行き、ドゥランゴ、サカテカス、グアナファト、メキシコシティ(DF)という道のりで来ました。
ブライアンにサカテカスで再会し、シゲさんともどもメキシコシティ(DF)のペンション・アミーゴまで一緒に来ました。ここまでは旅人らしかったのですが、ここからが沈没生活の始まり。
ちなみにメキシコはメヒコと発音します。メキシコシティはメヒコかDF(デーエフェ / Distrito Federal)と呼ばれます。
最初の2週間はテオティワカン、人類博物館、ソカロ周辺、テピート、ルチャリブレ観戦などなど精力的に活動していたのですが、ブライアンが2週間くらいで出発してから生活が駄目駄目になりました。シゲさんも11月27日のパナマからコロンビア行きの船に間に合わすために11月の前半に出発。ワシは1ヶ月契約をしスペイン語教室に通うことにしました。この辺りからクライディーと仲良くなりましたね。きっかけはトランプゲーム「大富豪」です。
クライディーは11月17日に実家パレドンに帰ってしまったので、あとはカザフ、神藤井、トクさん、べロン氏、クヅさん、シンリ選手、ゴロスケと仲良く遊んでました。途中カナダはバンクーバーで出会ったYoshiが登場して賑やかになりましたね。そうそう、モデルやったりトルーカに行ってみたり、オアハカに行ってみたり多少小旅行には行きましたよ。一番インパクトが残ってる旅人はIzumixことマー君です。彼は強烈だったなぁ。
スペイン語はどうかというと、クライディーが実家に帰ってからはペンション・アミーゴで使う機会がほぼ無いので(たまにパスちゃんとスペイン語で話すくらい。でもパスちゃん日本語できるので日本語で話してしまう)、予習も復習もしないワシはあんまり伸びなかったですね。でも彼女とメールや携帯のメッセージでやりとりしたり、パレドン、サンクリやDFで一緒に過ごせたおかげでかなり出来るようになりました。
11月末くらいから風邪を引いてなかなか治らず(DFの空気はやはり悪いんですね)、バイクでパレドンに行くつもりがバスでの移動となりました。12月から1月前半は、まぁクライディーとのやり取りがワシの生活の殆ど
を占めていましたね。
DFを出るときは独りで(まぁヒツジも一緒ですが)旅を続けることになって、サンクリまで行ったのですが、何故だかクライディー登場!パレドンまで2人で走り、結婚するのしないのまで発展し、必要書類を手に入れるためDFに戻るなど、テンヤワンヤ!結局彼女はメキシコに残ることになりましたので、ヒツジとめぐる冒険は続くことになりましたが。
道路・交通状況(写真は古田アラタだと思います):
メキシコは高速道路が発達してますが料金が高いです。DFからタバスコ州のアカユカンまで550キロ走って700ペソくらい払ったと思います。大体5,000円です。メキシコの物価を考えるとかなり高いです。
基本的に路肩は整備されていません。いい風景があってもバイクを停めて写真を一枚、っていう気にはならなかったです。たちゴケやパンクが怖いですからね。
DFなどの都市部では渋滞がひどいです。交通ルールをあまり守らないので、交通整理に警官が交差点でピーピーやってますが、あまり意味ないです。サカテカス、グアナファト、サンクリなどのコロニアル都市では一方通行が多いですし、石畳なので走りにくいです。
ガソリンスタンドは国営企業ペメックス(Pemex)のみ。値段は何処でも同じらしいです。だいたいリッター辺り10ペソでした。結構方々にあるのでガス欠になる心配は無いと思います。エアーも入れられますし、コンビにオクソ(OXXO)が併設されているところが多いのでドリンク休憩もできます。
バハ・カリフォルニアから本土まではバハ・フェリー(Baja Ferries)で渡ります。詳細は www.bajaferries.com まで。 ワシの場合はラパスからマサトラン間で890ペソ(人)+1680ペソ(バイク)=2,570ペソでした。
入国・出国情報:
入国はバハ・カリフォルニア州のティファナ(Tijuana)からしました。アメリカ側からゲートがあって素通りできます。そのままバハ・カリフォルニア州を走れるのですが、後で問題になるのでしっかりと入国手続きをしましょう。
イミグレおよび税関はマックの裏手側にあります。国境を越えてから右側にあります(西側)。
先ずはツーリストカード(Tarjeta de Turista)を発行してもらいます。必要事項を記入してもらって、併設の銀行で22ドル支払います。クレジットカード払いOKです。レシートを持ってイミグレに戻り、入国のスタンプをパスポートにもらいます。滞在日数は180日貰えます。レシートとツーリストカードは出国まで失くさずに持ってましょう。
そして車両一時輸入許可証のペルミソ(Permiso)を発行してもらいます。これは併設の銀行で出来ます。パスポート、登録証、国際免許証の提示が必要だったと思います。35ドル支払ってペルミソ発行されます。
出国はシウダー・クアウテモック(Ciudad Cuauhtemoc)からグアテマラに抜けました。出国手続きをしてから(ツーリストカードとレシートを渡して出国スタンプをパスポートに)ペルミソをキャンセルしました(キャンセル証明書が発行されます)。順番はどちらでもいいようです。料金は無料でした。
保険について:
車両保険はインターネットで購入すると安いです。6ヶ月で120ドルくらいでした。1ヶ月でも帰るらしいのですが、6ヶ月間と値段は変わらないので、6ヶ月で買ったほうがいいです。入国のときに何も言われないので、持って無くてもいいかもしれませんが、事故を起こしたとき保険に加入して無いと、即刑務所行きなので購入しておいたほうが無難ですね。
宿情報:
1. バハ・カリフォルニアのキャンプは大体50ペソ。ラパスの宿は1人100ペソ。
2. 地方のモーテルは1人100ペソくらいから。
3. サカテカスやグアナファトみたいな観光都市は安宿でドミトリー1人120から150ペソ。ちょっと割高。
4. メキシコシティのペンション・アミーゴはドミトリーで1泊70ペソ(1泊目は80ペソ)。個室は140ペソ(1泊目は160ペソで2人でも同じ値段)。ここは抜群に安いですし、居心地がいいです。インターネット(WiFi)は無料で使用可能。しかしシャワーやキッチンの流しなどの水周りが弱いのです。
5. オアハカの安宿はドン・アントニオがドミトリー1泊75ペソ。近くの宿は朝食付きでドミトリー1人100ペソ。
6. サンクリストバル・デ・ラスカサスのカサカサはドミトリー1人45ペソ。安いです。インターネットは30ペソ(1回払えば泊まってる間中使用可能)。アットホームないい宿です。
治安:
特に危険とか感じたことはないです。DFのテピートが危ないとか言われますが、全然問題ないです。まぁ、ぼーとしてたり金目のものをぶる下げてたら、スリとか引ったくりとかにあいそうですけど。サカテカス、グアナファト、オアハカ、サンクリなどの観光地では夜歩いても問題ないと思います。DFもペンション・アミーゴ周辺、ソナロサ、ソカロ近辺を夜歩きましたが、問題は無いと思います。
それでも、あまり金品は持ち歩かない、背後とかに気を配る、人気の無いところには行かない、など最低限の安全対策は必要ですよ。
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