三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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オーストラリア一周のまとめ: データや感想
オーストラリア一周のまとめ
期間: 2011年4月4日から5月21日までの48日間。
走行距離、16,681.3キロ。プラス去年のケープヨークの旅、7,705キロ。合計24,386.3キロ。
これに2005年のシドニー・エアーズロック往復ツーリング、1994年のシドニー・ブリスベン往復ツーリング、1995年のタスマニア一周ツーリングを加えると、一体何キロ走ったことになるんでしょう?
このページが今後オーストラリアをバイクで廻られる方、オーストラリア・ツーリングに興味のある方に少しでも役に立てばと思います。
10年位前まではオーストラリアを廻っている日本人ライダーを多く見かけましたが、最近は殆ど見なくなりました。ワシが今回出会ったのは隼乗りのShinさんだけでした。
オーストラリアは左側走行で交通ルールも日本とほぼ同じなので、走り易い国です。シドニー・オリンピック以降の物価上昇や日本の若者のバイク離れがオーストラリアで日本人ライダーをオーストラリアで見かけなくなった原因でしょうか。
ワシが走っての感想は、基本的にオーストラリア一周するには舗装路だけで十分です。距離が長いので、ビックバイクで高速巡行が快適で楽しいと思います。今回の旅で、以前に乗っていたFZ1で来れたら良かったなぁなんて何度も思いました。
ケープヨークやキンバリー、カカドゥなどダートじゃないと行けない魅力的な所もありますが、ツアーに参加したり旅で知り合った四駆乗りたちに便乗するなどで行けます。ケープヨークやガンバレルハイウェイなどハードなダートに行きたい人はダートバイクに乗り替えると云う手もあります。
ダートのコンディションは何時整備されたか、その年の気候(特に雨季の雨やサイクロン)によって変わってきますので、現地で情報を仕入れるしかありません。Halls CreekからAlice Springsに抜けるTenami(テナマイ) Trackは最近整備されて走り易いそうです。
ナラボーや西海岸の北側、ノーザン・テリトリーのTenant Creekあたりまでは燃費がめちゃくちゃ悪くなります。ナラボーはシドニーからパースに向かうと向かい風がたえず吹いているからだとか。北側は気温の高さから燃費が悪くなるそうです。また、これらの地域では路面が粗いのでタイヤの減りが以上に早いです。しかも真っ直ぐな道なのでタイヤの真ん中だけが磨り減ります。
ガソリンは内陸のダートを走らない限りは、最長280キロの無給油区間がブルームの手前にありますが、航続距離300キロを確保してあれば問題ないです。しかし、上記のように北側では燃費が悪くなるので、心配な方は5リットルくらいの予備タンク(ジェリカン)を持っていかれるといいでしょう。
是非訪れて頂きたいのは、ナラボーの断崖絶壁、モンキー・マイア手前のハメリン・プール(Hamelin Pool)のストロマテライト、エスペランスのラッキーベイ、コーラルベイとイクソマス、キンバリー、カカドゥ、エアーズロックとその周辺、タスマニアですかね。ダイビングをされる方はグレーとバリア・リーフが有名ですが、コーラルベイやイクソマスも負けず劣らずかそれ以上のダイビングスポットなのでどちらかに絞るのがいいかもしれません。イルカの餌付けで有名なモンキーマイヤは行かなくていいです。イルカは結構何処でも見れます。東海岸(ゴールドコースト等)も西海岸に比べて見劣りがしますが、沢山の旅人がいるので出会いはあると思います。個人的にはケープ・ヨークが好きですが、まぁ個人差があるので皆さんにお勧めするわけではありません。
以前沢山のライダーが挑戦していた、インディアン・パシフィック号の路線脇のダート(ナラボー越えの別ルート)は以前は線路を整備する為に使っていたので、定期てきに整備をしていたのですが、今では整備車が線路上を走るの、全く整備してなく荒れ放題だそうです。また何個かの路線脇の聚落もガソリンスタンドなどが閉鎖されて給油が長距離出来ないそうです。なのでサポートが無いとバイクで超えるのは出来ないとのこと。この情報は以前インディアン・パシフィック号の路線を整備していた人(彼もバイク乗りでBMW F800GSに乗っています。Curtin Springsで出会いました)に聞きました。
期間はやはり3ヶ月は欲しいです。ワシの場合はケープヨークと東海岸で3週間、残りを6週間で廻ったので飛ばしたりじっくり見れなかったところがあります。大都市は宿代が高いですが、食費やインターネット代、ガソリン代などが安いです。地方は食費やガソリン代が高いですが、レストエリアやブッシュなどでただで泊まれます。
HEMA Mapなどの地図を予め持っていれば、レストエリアが何処にあるかなど分かるので、わざわざブッシュキャンプをしなくてもいいですし、キャラバンパークに泊まらなくてもいいので節約になります。しかしシャワーは浴びれませんよ!
バイクは基本的に現地調達の方が安く付きます。自分のバイクで走りたいとか現地のバイクのコンディションが気になる、英語での売買が不安定だという方は日本から輸送になりますが、カルネ取得や輸送費などでかなりの出費を覚悟しなければなりません。レンタルという手もありますが、ばか高いのでお薦めしません。
現地でバイクの調達は、個人売買かショップでの売買になります。時間が有る方は個人売買の方が割安なのでお薦めです。www.bikesales.com.au や www.gumtree.com.au などで検索すると良いでしょう。オーストラリアでは、バイクはめちゃくちゃ高いです。コンディションも日本に比べて悪いのが多いです。ショップで買ってもちゃんと整備されているとは限らないので、買う時には注意が必要です。中古でも値が下がらないので、買う時には高いですが売る時にうまく行けばいい値で売れます。買うのと売るのを考えれば、期間は4ヶ月欲しいですかね。
テントなどのキャンプ用品は大都市なら大体のものがそろいますが、サイズが大きかったりとバイクで運ぶには向いてないのしか手に入らない場合もあるので、日本での調達がいいでしょう。ガソリンストーブがシドニーでは見当たらなかったので、カートリッジガスストーブにしました。ストーブは空港で没収される可能性が高いので、カートリッジガスストーブを買う羽目になるかもです。メルボルンでガソリンストーブを見たと聞きましたが、実見してないのでなんとも言えません。
ネット環境は、大都市ならインターネットカフェで1時間2ドルくらいですかね。ナラボーやウェスタン・オーストラリア、ノーザンテリトリーにはなかなかアクセスポイントがないですし、バックパッカーやネットカフェも1時間4ドルから5ドルします。エアーズロック・リゾートでは6分で1ドルもしました。マクドナルドにはフリーのWiFiがありますので、PCを持っていかれる方は利用できます。しかしウェスタン・オーストラリアではパース以北でマックはPort Hedlandの南South Hedlandとブルームしかありません。ノーザン・テリトリーもダーウィン(2軒)とアリス・スプリングス以外にはありませんでした。インターネットを多用する方はモーバル・インターネットを契約していったほうが良いかもしれません。
携帯電話はTelstraが一番つながる地域が多いです。サテライト・フォンは高いので持って行く価値があるのかな?国道沿いだけを走るなら、何かあっても車が通るので助けを求められます。しかし内陸のダートを攻める方はもちろんサテライト・フォンは必須になると思います。
今のところ、思いつく限り書きましたが、また思い当たったら追加していきます。
これが今回走ったルートのリンクです。
オーストラリア一周
これが2009年にケープヨークに行った時のルートです。
ケープヨーク
期間: 2011年4月4日から5月21日までの48日間。
走行距離、16,681.3キロ。プラス去年のケープヨークの旅、7,705キロ。合計24,386.3キロ。
これに2005年のシドニー・エアーズロック往復ツーリング、1994年のシドニー・ブリスベン往復ツーリング、1995年のタスマニア一周ツーリングを加えると、一体何キロ走ったことになるんでしょう?
このページが今後オーストラリアをバイクで廻られる方、オーストラリア・ツーリングに興味のある方に少しでも役に立てばと思います。
10年位前まではオーストラリアを廻っている日本人ライダーを多く見かけましたが、最近は殆ど見なくなりました。ワシが今回出会ったのは隼乗りのShinさんだけでした。
オーストラリアは左側走行で交通ルールも日本とほぼ同じなので、走り易い国です。シドニー・オリンピック以降の物価上昇や日本の若者のバイク離れがオーストラリアで日本人ライダーをオーストラリアで見かけなくなった原因でしょうか。
ワシが走っての感想は、基本的にオーストラリア一周するには舗装路だけで十分です。距離が長いので、ビックバイクで高速巡行が快適で楽しいと思います。今回の旅で、以前に乗っていたFZ1で来れたら良かったなぁなんて何度も思いました。
ケープヨークやキンバリー、カカドゥなどダートじゃないと行けない魅力的な所もありますが、ツアーに参加したり旅で知り合った四駆乗りたちに便乗するなどで行けます。ケープヨークやガンバレルハイウェイなどハードなダートに行きたい人はダートバイクに乗り替えると云う手もあります。
ダートのコンディションは何時整備されたか、その年の気候(特に雨季の雨やサイクロン)によって変わってきますので、現地で情報を仕入れるしかありません。Halls CreekからAlice Springsに抜けるTenami(テナマイ) Trackは最近整備されて走り易いそうです。
ナラボーや西海岸の北側、ノーザン・テリトリーのTenant Creekあたりまでは燃費がめちゃくちゃ悪くなります。ナラボーはシドニーからパースに向かうと向かい風がたえず吹いているからだとか。北側は気温の高さから燃費が悪くなるそうです。また、これらの地域では路面が粗いのでタイヤの減りが以上に早いです。しかも真っ直ぐな道なのでタイヤの真ん中だけが磨り減ります。
ガソリンは内陸のダートを走らない限りは、最長280キロの無給油区間がブルームの手前にありますが、航続距離300キロを確保してあれば問題ないです。しかし、上記のように北側では燃費が悪くなるので、心配な方は5リットルくらいの予備タンク(ジェリカン)を持っていかれるといいでしょう。
是非訪れて頂きたいのは、ナラボーの断崖絶壁、モンキー・マイア手前のハメリン・プール(Hamelin Pool)のストロマテライト、エスペランスのラッキーベイ、コーラルベイとイクソマス、キンバリー、カカドゥ、エアーズロックとその周辺、タスマニアですかね。ダイビングをされる方はグレーとバリア・リーフが有名ですが、コーラルベイやイクソマスも負けず劣らずかそれ以上のダイビングスポットなのでどちらかに絞るのがいいかもしれません。イルカの餌付けで有名なモンキーマイヤは行かなくていいです。イルカは結構何処でも見れます。東海岸(ゴールドコースト等)も西海岸に比べて見劣りがしますが、沢山の旅人がいるので出会いはあると思います。個人的にはケープ・ヨークが好きですが、まぁ個人差があるので皆さんにお勧めするわけではありません。
以前沢山のライダーが挑戦していた、インディアン・パシフィック号の路線脇のダート(ナラボー越えの別ルート)は以前は線路を整備する為に使っていたので、定期てきに整備をしていたのですが、今では整備車が線路上を走るの、全く整備してなく荒れ放題だそうです。また何個かの路線脇の聚落もガソリンスタンドなどが閉鎖されて給油が長距離出来ないそうです。なのでサポートが無いとバイクで超えるのは出来ないとのこと。この情報は以前インディアン・パシフィック号の路線を整備していた人(彼もバイク乗りでBMW F800GSに乗っています。Curtin Springsで出会いました)に聞きました。
期間はやはり3ヶ月は欲しいです。ワシの場合はケープヨークと東海岸で3週間、残りを6週間で廻ったので飛ばしたりじっくり見れなかったところがあります。大都市は宿代が高いですが、食費やインターネット代、ガソリン代などが安いです。地方は食費やガソリン代が高いですが、レストエリアやブッシュなどでただで泊まれます。
HEMA Mapなどの地図を予め持っていれば、レストエリアが何処にあるかなど分かるので、わざわざブッシュキャンプをしなくてもいいですし、キャラバンパークに泊まらなくてもいいので節約になります。しかしシャワーは浴びれませんよ!
バイクは基本的に現地調達の方が安く付きます。自分のバイクで走りたいとか現地のバイクのコンディションが気になる、英語での売買が不安定だという方は日本から輸送になりますが、カルネ取得や輸送費などでかなりの出費を覚悟しなければなりません。レンタルという手もありますが、ばか高いのでお薦めしません。
現地でバイクの調達は、個人売買かショップでの売買になります。時間が有る方は個人売買の方が割安なのでお薦めです。www.bikesales.com.au や www.gumtree.com.au などで検索すると良いでしょう。オーストラリアでは、バイクはめちゃくちゃ高いです。コンディションも日本に比べて悪いのが多いです。ショップで買ってもちゃんと整備されているとは限らないので、買う時には注意が必要です。中古でも値が下がらないので、買う時には高いですが売る時にうまく行けばいい値で売れます。買うのと売るのを考えれば、期間は4ヶ月欲しいですかね。
テントなどのキャンプ用品は大都市なら大体のものがそろいますが、サイズが大きかったりとバイクで運ぶには向いてないのしか手に入らない場合もあるので、日本での調達がいいでしょう。ガソリンストーブがシドニーでは見当たらなかったので、カートリッジガスストーブにしました。ストーブは空港で没収される可能性が高いので、カートリッジガスストーブを買う羽目になるかもです。メルボルンでガソリンストーブを見たと聞きましたが、実見してないのでなんとも言えません。
ネット環境は、大都市ならインターネットカフェで1時間2ドルくらいですかね。ナラボーやウェスタン・オーストラリア、ノーザンテリトリーにはなかなかアクセスポイントがないですし、バックパッカーやネットカフェも1時間4ドルから5ドルします。エアーズロック・リゾートでは6分で1ドルもしました。マクドナルドにはフリーのWiFiがありますので、PCを持っていかれる方は利用できます。しかしウェスタン・オーストラリアではパース以北でマックはPort Hedlandの南South Hedlandとブルームしかありません。ノーザン・テリトリーもダーウィン(2軒)とアリス・スプリングス以外にはありませんでした。インターネットを多用する方はモーバル・インターネットを契約していったほうが良いかもしれません。
携帯電話はTelstraが一番つながる地域が多いです。サテライト・フォンは高いので持って行く価値があるのかな?国道沿いだけを走るなら、何かあっても車が通るので助けを求められます。しかし内陸のダートを攻める方はもちろんサテライト・フォンは必須になると思います。
今のところ、思いつく限り書きましたが、また思い当たったら追加していきます。
これが今回走ったルートのリンクです。
オーストラリア一周
これが2009年にケープヨークに行った時のルートです。
ケープヨーク
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やっと高瀬さんにブログのアドレス教えてやりました遅くなってすまんです~コメント来るといいね、あの人は結構さみしがりやなので(笑)コメント来たら早めのレスをよろ~Sk様からはコメントあった?
んでわまた~。
この調子で第2弾の北米大陸も楽しんでください。
ブログを読んで感じましたが気持ちに余裕があり旅を楽しんでいる事がよく分かります。
これから先どんなハプニングがあるかも知れませんがパニクル事無く対処して楽しい旅を続けてください。