三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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Day 295: 2011年5月15日
Quito (Blue House)
31,643km
昨晩は3時ごろまでパブがうるさかったです。音楽ガンガン、叫び声などでとても眠れない、と思ってたらちゃんと寝てました。変な夢を見ていて(内容は忘れました)3時前に起きたらまだうるさい…。宿変えよう。
朝起きたら日本人パッカーのリエさんと出会いました。彼女は金曜日からここに泊まってるのですが(金曜の晩はワシの部屋だったそうです)、うるさいので他の部屋に替えてもうるさかたそうです。
今日の夜行バスで移動するのですが、赤道記念碑があるミタッド・デル・ムンド(Mitad Del Mundo)に行くつもりだというので一緒に行くことに。彼女は夜行バスのチケットを買いに行くので、とりあえずワシはマークとクレアが泊まっているCasa Helblingに空きがあるか訊きに行きました。
レセプションのお姐さんに「空きはないか?」と訊ねたら「1泊16ドル」だと。「え、4人部屋ドミは8ドルじゃないの?」と訊いたら「4人いると8ドルだけど、1人だと16ドル」だと。それじゃぁ高いので他を当たる事に。Hostal Huaukiから道を挟んで2軒先のBlue Houseは8人部屋ドミで駐車スペースがあって朝食が付いて7ドルなのでここにしました。
早速Huaukiに戻り荷物をまとめてBlue Houseに移りました。それにしてもHuaukiからGSを出すのは大変でした。デカイバイクだとこういう時が困りますね。
Blue Houseは駐車スペースが広いのでパニアを付けたまま駐車できます。掃除のおばさんも宿の人も気さくだし快適に過ごせるかな?まだベッドが空いていないので荷物はレセプションに預かってもらいリエさんと出かけました。
バス停まで歩いていたらマークとクレアと遭遇。宿を移ったことを話したら、「おかしいなぁ、Casa Helblingはドミは8ドルなはずだけど??」と。「今日アダムがキト入りするから4人で一部屋というのもありかも」とクレア。悪くないですね、そのアイデア。とりあえず夕方また彼らを訪ねることにしてました。
赤道記念碑まではメトロ・バスに乗って北の終点(Ofera)まで行き(25セント)そこからMitad Del Mundo行きのバスに乗り換えます(15セント)。メトロ・バスは混みます。
バスを乗り換えてしばらく、というかかなり距離を乗って赤道記念碑があるMitad Del Mundoの街に到着します。向こうに記念碑が見えます。
先ずはお腹が空いたので昼飯。しかし流石に観光地だけあって昼飯セット2.5ドルと高い!
赤道記念碑は入場料2ドル。0°0'0"とありますが本当は200メートルくらいずれていて本当の赤道記念碑は他にあるそうです。あ、GPS持って行くのを忘れた!
でも記念碑は記念碑なので記念撮影。でも本当の赤道でないのを知ってるので盛り上がりません。
本物の記念碑は歩いて2-3分のところにあります。「Intinan - Camino del Sol」とあります。軍隊のGPSで正確に0°0'0"だそうです。しかし外から見た感じは原住民が主題のテーマパークにしか見えません。もっと赤道の記念碑をアピールしないと、なんて思いました。入場料は3ドル。高い!と思ったのですが、いえいえ楽しかったですよ。赤道のことだけじゃなく原住民のことについても説明してくれますし、赤道ならではの不思議など色々体験できます。看板の矢印に「こにちわ。」て書いてあります。右の写真はクイです。食用です。
原住民がどう日時計や日カレンダーを使ったか、卵を立たせるのが簡単になるとか、水を流すと渦を巻かずに垂直に流れるとか。赤道から南にちょっとずらして流すと時計回りに渦が巻き、北側で流すと反時計回りに流れるんです。今までオーストラリアに住んでいて日本に帰ったとき水が渦を巻く方向なんて気にしてなかったけど、本当なんですね。
原住民の説明では「縮んだ頭」が印象的でしたね。実際の人間の生首を乾かして縮めるんです。テレビや本で見たことはありましたが本物を見れました。
「偽者」の赤道記念碑は立派ですが面白くないですので行かなくてもいいんじゃないかな。ここIntinanは楽しいし本物だしお勧めです。
バスに乗って帰ると(何故だかキトの街中まで直通でした。40セント)、雨が降りそうです。リエさんはテレフォニカという展望台からキトの街を見下ろしたいと言ってたのですが天気が悪いので断念。
マークとクレアを訪ねました。アダムもチェックインしていてもう1人のライダーのウバ(Uwa)の部屋が2つベッド空いてるからそこに移ればいいということになりました。これからの行く先のルートを話したり、バイクの輸送(ヨーロッパへの)の話をしたり、リエさんには新しい世界で興味深いと言ってました。やっぱりライダーはライダーといるほうが楽しいかも。
夜は近くの餃子で有名な中華屋で夕飯と思ってたのですが、6時で閉店。残念。違う中華屋でチャーハンを食べました。リエさんと別れて宿に戻り1日が暮れました。明日Casa Helblingに移ります。2日続けて引越しは疲れますね。
Day 295: 15 MAY 2011
Quito (Blue House)
31,643km
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三郎さん少し痩せました?
顔つきが勇ましくみえますよ~
楽しんで走り続けてください!!
そうですね日本にいた時よりも痩せましたかね。勇ましく見えますか!? 多分髪が伸びたからかな?ちょとスペイン語をキトで勉強して日曜日にバイク仲間と温泉に行きます!これからも楽しく旅を続けていきますよ!でもタイヤを運ぶのは楽しくないですね…。