三郎とおやすみ羊のBMW R1200GSで世界一周の大冒険
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ペルーのまとめ / The summary of Peru
44日間: 2011年6月18日から2011年7月31日まで
ペルー総走行距離:33,455km to 38,739km = 5,284km
使った金額 (注:通貨単位はペルー・ヌエボ・ソル)
現金合計: 4,210ソル+最初に持ってた300ソル-残ったお金472.5ソル = 4,037.5ソル
引き出した現金: 4,210ソル
入国とバイク輸入諸手数料: 無料
保険: 56米ドル
バイク関連費用: オイル、オイルフィルター、エアフィルター、リアタイア交換。フロントタイア(TKC80)購入。1,157.34ソル(420米ドル) (クレジットカード払い)
マチュピチュ行きの電車: 70 x 2人分 = 140米ドル (クレジットカード払い) - 200ソル現金
ナスカの地上絵: 160米ドル (ドル現金払い)
ナスカでの機密費(やましいことには使ってません): 600ソル
生活費(食費+宿代+交通費): 3,437.5ソル÷44日=1日当り、78.125ソル。(28.41米ドル)
クスコでの長期滞在が生活費を安くしたのでしょうか(宿代1泊15ソル)。しかしガソリンがエクアドルより3倍高いので走ると出費が嵩みます。
概要:
ペルー。豊かな自然(氷河を頂く山脈、雪山、火山、美しい湖、砂漠などなど)、サクサイワマン、マチュピチュなのどの素晴らしい遺跡、さまざまな食材を使った料理などペルーはワシにとって素晴らしい国!、と言いたい所ですが、ペルー嫌いです。
日記を読んでいただければお分かりになると思いますが、ペルー人とワシ、どうも合わないようです。初日から銃口を向けられましたしね。また最後の日に事故に会いました。
とにかくペルー人のマナーはなってません。バスからペットボトルなどのごみが捨てられますし、道を歩いていてもよけません。
フレンドリーはフレンドリーなのですが、ガツガツしていてコロンビアの陽気さや、エクアドルの奥ゆかしさに慣れたワシにとっては本当に不快でした。
もちろんイイ人はいましたよ。Yoshi DR650も言ってましたが、いいペルー人に会って、「ああ、ペルーもイイ国なんだな」と思って直ぐに駄目ペルー人に遭遇しぶち壊されます。
ワシはまだインドに行ったことはないのですが、インドに行ったことのあるマサさん曰く、「インドほどではないが、ウザさといい加減さ、自分勝手さではインドに継ぐ」そうです。
治安は特に問題なかったです。が、海岸沿いでは銃を使った強盗、タクシー強盗など旅人の被害はよく耳にしました。
物価は思ったよりも高かったですね。特にガソリンが高い。90オクタンで1ガロン13から15ソルはしました。95オクタンとなると15ソルから18ソルでしたね。エクアドルの3倍は高いです。
街は埃っぽいです。舗装がガタガタな上に建設途中でほったからしにされた物が良く見られます。
貧富の差は激しいみたいですね。エクアドルの方が豊かに感じました。
モトタクシーと呼ばれる3輪タクシーとかボロボロな車とかがよく走ってますので、貧乏人にも車やバイクが買えるのでその点ではエクアドルよりも中産階級があるのかも。 50パーセントがまだ貧困層だそうです。石油や銀などの資源が豊かだそうです。また漁獲高も中国に継いで世界2位だとか。
それにしてもこの国は発展しそうにもありません。国民が自分勝手でガツガツしているので皆で足を引っ張り合って終わるような気がします。
実際に天然資源、観光資源に胡坐をかいているだけにしか見えませんでした。クスコなどの観光都市では外国人に寄生虫のごとく集るペルー人を沢山見ました。
ワシが行った中での見所は、シパン王墓博物館、リマの国立人類・考古・歴史博物館(その中でもナスカの土器)、ヒマラヤに継ぐ山脈コーディアラス・ブランカス、ナスカからクスコへ抜ける道、クスコ、サクサイワマン、ピサック、マチュピチュです。
マチュピチュは良かったのですが、高いし観光客が沢山。なのでピサックがお勧めです。ここは貧乏人のマチュピチュですね。
道路・交通状況:
ペルーの高道代はバイクは無料。舗装状況は大体良好。しかしたまに穴やデコボコがあります。これは中南米特有ですかね。ダート道も多いです。何処に行くかによってですが、かなり荒いダートもあります。
交通マナーは最悪です。都市部ではタクシー、コレクティーボ、モトタクシーの運転の荒さが目に付きます。
高速道路では対向車線からの無理な追い越し、カーブでこちら側の車線にはみ出してくる車、何度も怖い思いをしました。自分勝手さが運転にも現れているということですか。
入国・出国情報:
入国はいたって簡単。ツーリストカードを記入し、スタンプをパスポートにもらって終了。
ペルミソはパスポート保険に加入してから発行。
免許書、登録書のコピーが必要と言われましたが、たぶん税関の係りの嫌がらせです。周りにコピー屋ないし。(Yoshi DR650)が同じ国境を越えましたが、コピーはいらなかったそうです。全部で30分かかりませんでした。
出国もいたって簡単。ペルミソのキャンセルは税関にペルミソの書類を手渡しておしまい。バイクのチェックも無かったです。
保険について:
車両保険は必須。保険加入しないとペルミソが発行されません。検問でも保険を見せろと言われますので。
保険料は1ヶ月33ドル、2ヶ月56ドル、3ヶ月72ドルです。
ボリビアへの国境でアドゥアナの前で警官に「書類見せろ」と言われて、保険証が無いと300ソル(ドル)の罰金か逮捕と言われました。
日記にあるようにSoatの保険は老人に寄付したので保険証が無かったので窮地に陥りましたが、ちゃんと説明し、「ケニュアニ(Quenuani)の警察署へ行こう」、と言ったら、「行ってよし」となりました。 「賄賂をくれ」とも言ってきましたので、本当にどうしようもないですね。
宿情報:
バイクを駐車できるホステルは探すの大変ですよね。ペルーではなかなかバイクを停められる安宿がありませんでした。
高い宿に泊まったことも何度か。
1.ピウラ(Piura): バイクを停められる安い宿が無かったので、近くの駐車場に。駐車代一晩15ソルでした。宿も15ソル。
2.チャチャポヤス(Chachapoyas): ここでも宿に駐車スペース無し。コレクティーボの発着場に夜の7時から駐車させてもらいました。
3.トルヒーヨ(Tuljillo)の近郊ウアチャコ(Huachaco)ではNaylamp。テントだと10ソル。WiFI有り。
4.リマ(Lima)はHotel Espanaのロビーにバイクを停められます。1泊20ソル。ネットはインターネットカフェで1時間1.5ソル。
5.ワラス(Huaraz)はJo's Placeに駐車スペース有り。テント張れます。8ソル。しかし犬のホワイティーがテントに小便をしますので注意。
6.クスコ(Cusco)有りですがはHospedaje Estrellitaで決まりでしょう。住所はTullumayo 445。ネットは無いですが1泊15ソル(ドミ)。朝飯付き。宿のおじさんたちがイイ人。ついつい長居してしまいました。
7.プーノ(Puno)はKusillo's Posada。ロビーにバイク駐車可。しかし個室1泊45ソルと高い(ドミ無し)。美味しい朝飯付き。WiFi有り。部屋きれい。宿の人イイ人。
8.アレキパ(Arequipa)ではHostal El Alamoにて。ガレージ有り。個室(シャワー・トイレ付き)30ソル(ドミ無し)。WiFi有りですが、言わないとWiFiの電源入れてくれません。
隣のホステルもバイクを駐車出来ますが、ゲートを日中開けっ放しなのであんまり安全とはいえません(悪戯されるかも)。またMiskaと言うホステルがXX地区に有り、ガレージ有り。個室(シャワー・トイレ付き)で30ソル。WiFI有り。
9.その他地方のホテルは1泊25ソル~45ドルくらいですかね。
治安:
特に危険とか感じたことはないです。エクアドルはが、前記の通り被害にあう旅人の話は良く聞きます。
ウワラスで知り合ったチャリダーさんは海岸沿いパン・アメリカンを走っていたら発砲されたと言ってました。
ワシも国境を越えて直ぐに2人乗りのバイクに拳銃を向けられました。
拳銃強盗、流しのタクシーでの強盗などなど。南米で一番旅行者にとって治安が悪いかも。
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